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現存する本としては仮説思考をしっかりと述べているほうだとは思う。しかし書き方のまずさから読者に「結局勘かよ」と誤解されてしまう危険性もある。実務的にはこれで十分なのであろうが、初学者には消化不良を起こしてうのではないかとも思う。わかりやすく、さらに細かい段階まで踏み込みたい人は、洋書ではあるが、Lave & March著の"An introduction to models in the social sciences"を薦めたい。
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何となく「仮説思考」というものが流行りなので、読んでみました。
BCGの日本代表だった人が書いた本ですが、内容はそれほど濃くない。非常にさらっと読めてしまいました。読後の自分なりの結論は、仮説思考(結論からまず入って検証は後)はそれなりに意識して実行することで、仕事の効率が上がることがよくある (すでに意識せずにやっている場合もある)。ただし、仮説思考を有効なものにするためには、そこに至るまでの経験含めた仕事上の「当て勘」を持っていることが必要。その当て勘を養うにはやっぱり近道はない(と思う)、というところでしょうか。結局できるようになった人はツールを身に付けることでさらにできる、ということ?
著者も昔は、細かいことをやりすぎるという評価だったらしいですが、もしかしたら、一度泥臭く突き詰めて仕事をする時期を持つ必要はあるのかもしれませんね。
有益度からは星3つ、ということで。
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「問題意識を持って仮説を立て、効率的に不要な問題や役に立たない解決策をプロセスを消去する」ことによって、「作業負荷が減少し、変化のスピードへの対応も可能となる」と、著者は書いている。
実のところ仮説思考は普段の生活や仕事の中で、普通に実施していることであるが、それを意識的に実施することは、なかなか難しい。
その点において、仮説思考の定義づけを行い、その実践方法を明確化している本書の意義は深い。
平易な文章でわかりやすいため、入門書としても推薦できるし、具体的な事例を参考にすれば、ステップアップのための参考書としても役立つであろう。
特に、情報の洪水に溺れそうな方には、一読をお奨めする。
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それほど大したことが書いてあるものではない。でも、まあこれまでに見聞きしてきたことの復習にはなる。空パッケージという、結論ありきでまず報告書を作成してしまう手法はいいと思った。また、アクションにつながらなければよい仮説ではないということも肝に銘じなければならない。
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コンサルやってるオジサンたちの解説書といってもいいくらい、
私の知っているシニアのコンサルさんの思考がそのまんまです。
基本的な問題解決の方法も記述されていますので、コンサル以外の方にもお薦めします。
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コンサルの人が書いたビジネス書です。物事を進めるときには、まず解答にめぼしをつけて(=仮説を立てる)その仮説があってるかを確かめるように調べなさい、というススメ。つまり情報を網羅的に集めるのではなくってことね。当たり前のことかもしれませんけど(特に理系の研究をやったことある人にとっては)、俺はけっこう網羅的にやってしまいがちなんで参考になりました。やはりビジネスではスピードというのは大切な要素ですから。割と実践しやすそうなんで、今後注意したいとこです。
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全ては仮説思考から。
問題解決の際のアプローチの仕方をわかりやすく解説。
効率的なやりかたはまず仮説から。
事例を踏まえたもので文章も読みやすい。
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情報をたくさん集めて、分析するのでは非効率。限られた情報の中で、企画や営業を進める場合は仮説が有効。
仮説によってギュッと時間が短縮されます。
羽生さんの事例も含め、わかりやすかったです。
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ボストンコンサルティンググループ在籍の内田和成による仮説思考について紹介した書籍。仮説思考とは何かを平易に紹介しているため、非常に理解しやすい。
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かなり重宝している本です。僕がビジネスで行き詰った時に、幾多もある「仮説」本の中から選び出して購入した一冊。さすがBCGの内田さんなだけあってわかりやすい、気がする。本書に限らず仮説立案力は本当に大事です。仮説思考力がビジネスの勝敗を握ると言っても過言ではないと気づかせてくれました。おかげさまで何か問題を考える時は、いつも最初に仮説を立てる癖がつきましたw
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ひらめきを意図的に生む
?反対側から見る?両極端に振って考える?ゼロベースで考える
ボビーバレンタイン「勝ち星は逃がしても教訓は手に入れろ」
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コンサルの命でもある仮説思考。
頭ではなるほどなって感じだったけど、
これが本当の意味でわかるのはもっと後のような気がする。2年後に読み返してみたい。
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仮説を立てて行動することで、仕事のスピード、質が上がるという趣旨。総当りで情報を検証しようとすると、時間がかかりすぎ、些細な部分に注目してしまう。仮説を立て、それが正しいか検証することで、分析の質が高まる。
質の良い仮説を立てないといけない。質の良い仮説とは、問題が掘り下げられていて、アクションに結びつくもの。仮説の幅を広く取ることをこころがける。
アイデアを広げるフェーズで出てきたイシューツリーはマインドマップに置き換えられるかな。
so what?を繰り返す。
なぜを繰り返す(なぜを5回繰り返すと、原因ではなく真因にたどりつく)。
失敗を恐れない。失敗しても教訓を得よ。
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仮説思考を使うことによって問題解決の速度を上げられるだけでなく、その質も向上できる。
仮説思考の使い方も例と共に紹介される。
仮説思考のトレーニングとして、普段から「so what?」と「なぜ?」を考えること。
身近なことから仮説思考を考えようという点については大いに刺激となる。
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[2007/10/21]
なるほどって頭ではわかるし,自分の今までの考え方を考えさせられた.
ただ,いっつもこれで終わってしまう.
日々少しずつ仮説思考を磨いていこうと思う.