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密室と化した路上の殺人、豪雨の貸別荘で劇団員全員変死、学問の府の惨劇、疾走する新幹線で倒れる男、芸能プロ殺人クルージング、容疑者は同姓の三人…名手六人が作り上げた難事件にようこそ。問題篇に潜む犯人を正しく名指すまで、さらに巻末の謎の著者座談会「わたしは誰でしょう?」を解き明かすまで、あなたはこの本から出られない。(「BOOK」データベースより)
有栖川有栖/ガラスの檻の殺人 正解率 11%
貫井徳郎/ 蝶番の問題 正解率 1%
麻耶雄嵩/ 二つの凶器 正解率 22%
霧舎 巧/ 十五分間の出来事 正解率 6%
我孫子武丸/ 漂流者 正解率 8%
法月綸太郎/ ヒュドラ第十の首 正解率 28%
Who done it?
フーダニット
ああ、なんて甘美な響きの言葉でしょう!
「夕刊フジ」紙で2005年5~10月に、犯人当て懸賞ミステリーとしてリレー連載されたものです。
もうね、解く気満々でしたよ。
気だけはね。
白状すると、解答にたどり着けたものはゼロでした。
惜しいとこまではいったんですけどね、いつものように詰めが甘い。
作者さんのヒントはちゃんと拾えてたのになあ。
悔しい!
でも楽しかった。
こんなのまた読みたいって思ったんですが、作家さんたちはもうイヤだっておっしゃってますね(笑)。
巻末の覆面座談会、有栖川氏はすぐにわかりましたが、他の作家さんはあまりなじみがなく、よくわかりませんでした。
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有栖川有栖【ガラスの檻の殺人】
貫井徳郎【蝶番の問題】
麻耶雄嵩【二つの凶器】
霧舎巧【十五分間の出来事】
我孫子武丸【漂流者】
法月綸太郎【ヒュドラ第十の首】
全6編収録。
犯人当てアンソロジー。「夕刊フジ」に連載されたものを書籍化したもので、正解率は1~28%という難問揃いです。
犯人当ては苦戦しましたが、高水準の作品ばかりで面白かったです。推理する楽しさを存分に味わえるアンソロジーだと思います。
個人的に楽しめたのは貫井徳郎【蝶番の問題】、麻耶雄嵩【二つの凶器】、我孫子武丸【漂流者】、法月綸太郎【ヒュドラ第十の首】です。
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6人の作家による犯人当てクイズのような本です。
新聞で発表されたもので、読者の解答率も表記されていました。
最初の有栖川有栖さんの話が一番面白かったです。