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押入れのちよ みんなのレビュー

  • 荻原 浩 (著)
  • 税込価格:1,65015pt
  • 出版社:新潮社
  • 発行年月:2006.5
  • 発送可能日:購入できません

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みんなのレビュー116件

みんなの評価3.7

評価内訳

116 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

表紙にある意味だまされる本です

2006/09/10 19:41

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:RIO - この投稿者のレビュー一覧を見る

怖い話が読んでみたいと図書館の司書に言ったところ表紙を見てこの本をすごく怖そうだと思ったらしくすすめられて、読みました。
まず一話を読んだ瞬間に思ったことは「だまされた」。確かに怖い話のような要素は多く入っていますが、それだけでなく、笑えるところがあってみたりほっとするところがあってみたりと不思議な本。とくに私が気に入っているのは夫婦のちょっと普通じゃないやり取り(?)のようなところ。お互いがお互いに心のうちに秘めた思惑を実行すべく腹の探りあいをしているところがなんとも滑稽な感じがして面白い。だけど笑えるようなことを探っているわけでもないので適度な緊張感もあり。
ちよの話のところはこの本の中でも一番に悲しくなる。
なかなか面白いはなしだし、主人公の男の人との程よい距離感がもどかしいようなのほほんとするような…と思っていた矢先にちよが実は…という流れ。
最近いい話をもてないな、と思う人や夫婦仲がよくないな、と思った人に読んでほしい。ちょっと自分について考えることができる話なのでお勧め。

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紙の本

表題作の「押入れのちよ」だけでも大満足の一冊。シリーズ化して欲しいくらいの面白さでした。

2006/05/22 20:13

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エルフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

荻原浩さんの1999年〜2004年までに書かれた短編を集めた一冊。
表題は「押入れのちよ」になっていますし装丁がいかにも怖そうなのでどんな怪談話なのかと思っていたら、これが今までの荻原さんらしい笑えて最後はホロリとくるような荻原ファンにとっては大満足の短編なのです。
幽霊なのに「ちよ」は恵太が寝ると出てきていきなり置いてあったビーフジャーキーを食べてしまうのです。そして「うまいの」「これはなんの肉だ」「馬かな」と一人大満足する可愛らしい幽霊ですし、恵太は恵太で嫌なことは後回しにしちゃう性格なので頭の片隅では「幽霊」の文字が浮かぶもののあえて「幽霊」だとは信じずに「ちよ」と会話を始めてしまうのですからいかにも荻原さんに出てくる主人公らしい主人公。
そんなお気楽の恵太は頭のおかしい子が紛れこんだのだと思ったのでオニギリなどで手名付けて「ちよ」から名前や出身を聞くうちにやはり「幽霊」だと気付き悲鳴を上げてしまうのです。
そんな恵太を見て「ちよ」が言う一言。(流石にネタバレなのが書きませんが・・・)
これには思わず吹き出してしまいました。
人相学の分かる「ちよ」との同居生活が始まった恵太ですが、普通幽霊との同居だと怖いと思いがちなのに登場する「ちよ」が凄く可愛らしいのです。
この一話だけで一冊分の元が取れるくらい「荻原ワールド」の詰まった短編。
出来ればこの二人の同居話、続編が是非とも読んでみたいですね。
他には夫婦揃って相手を殺そうと企むブラックユーモアな一話や、子供の頃に出会った少年との哀しいけれども懐かしい一夜の出来事、殺人を犯した場所にやってきたのは珍客でにっちもさっちもいかなくなった男など、全く違うタイプの9つの物語を味わえる一冊です。
ただ最初の「ロシア」と「老猫」「介護」は私自身あまり好みではないので、最初の「ロシア」だけ読んで暗い気分にならないように、是非とも表題の「押入れのちよ」だけは読んで欲しいと思っております。
特に荻原ファンの方にはオススメ。

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2006/06/23 17:24

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2006/07/01 19:16

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2006/07/24 20:22

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2006/08/12 19:41

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2006/08/01 11:50

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2006/08/24 10:30

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2006/09/11 14:26

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2006/11/09 16:57

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2006/11/15 21:16

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2007/03/14 23:06

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2007/03/31 22:49

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2007/04/01 22:24

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2007/04/07 09:54

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