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表題作の「押入れのちよ」が面白かった。それと「コール」だけで判断して★4つ。荻原作品は当たりはずれがある。今回は当たり。短編集もなかなか。ブラックさに○
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図書館で借りたもの。
ホラー短編集…ということだったのですが、あんまり意識してなかったせいかホラーっぽくはないかなぁと思いましたす、言われて思い返してみれば確かにそうだった…! ぐらい。ブラックユーモアな感じから心温まるちょっといい話まで。
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ちょっちだけホラーで切ない短編集。人情話はホラーを交えた方が気楽に読める気がする。そのぶん感動も薄くなっちゃうけど。
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短編9作品。
お母様のロシアのスープ、老猫は気持ちワルイ。木下闇は悲しいお話。
ちょっとコワイような不思議ワールドでしたけど、押入れのちよ、しんちゃんの自転車はよかったです。
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面白いのとあまり面白くないのと。
「ロシアのスープ」なんかは、おぉ、そういうことだったのか!と驚きがあって面白かった。
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『お母様のロシアのスープ』『コール』『押入れのちよ』『老猫』
『殺意のレシピ』『介護の鬼』『予期せぬ訪問者』
『木下闇』『しんちゃんの自転車』の9編からなる短編集。
背中がぞくぞくっとしてくるようなお話がズラリ。
なかでも表題作『押入れのちよ』ではちよのキャラクターが面白くて
霊だということを忘れてしまうほど笑える。
同様に互いが自作の料理で配偶者を殺そうと企む『殺意のレシピ』や
ついつい弾みで愛人を殺してしまった男が
偶然の訪問者ににっちもさっちもいかなくなってしまう話『予期せぬ訪問者』も読んでいる内にだんだんバカバカしさ度がUPしてきて爆笑してしまう。
怖かったのは『介護の鬼』と『老猫』かな。
すっかりボケたと思っていた義父の思わぬ復讐。
そして年老いたいわくつきの猫の思うがままになってゆく家族達。
なんだかんだ言っても幽霊なんかよりも
怖いのは生身の人間ですね。。。
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ホラーというか、ブラックというか・・・とにかく装丁がコワイ。:゜(;´∩`;)゜:。
コレ、夜にはみたくないでしょ
短編集なのですが、どれもひとひねりあり。
最初の「お母様のロシアのスープ」はう〜んだったな。
表題作の「押入れのちよ」が良かった。「ちよ」恐くないし。(表紙は別)
「老猫」「介護の鬼」は本当にゾクリとする。
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ちょっとブラック…「介護の鬼」がいちばん怖かった。なんか、現実的過ぎて…(汗)2008.11.24読了
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一番印象深いのは最初に収録されている「お母さまのロシアのスープ」。童話っぽい雰囲気に隠されている重い真実には衝撃を受けた。荻原さんの『噂』と同様に、最後の一文で一気に驚かされた。表題作の「押入れのちよ」や「コール」「しんちゃんの自転車」には、しんみりとさせられたし、ブラックユーモアあふれる「殺意のレシピ」や「予期せぬ訪問者」は気楽に読ませてもらった。ただ、「介護の鬼」のユーモアにはちょっと笑えない・・。「老猫」はただただ気持ち悪かった!!うちは猫好きやけど、この猫は飼いたくない!!そして「木下闇」はサスペンスタッチ。・・というように、荻原さんの初の短編集は9つのいろんな怖い話が収録されていて、ちょっと贅沢なかんじでした。
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ホラー系の短編集。それぞれがまとまってるし、上手いと思うんだけど・・ホラーだけに後味が悪い。これは、まぁ・・好みの問題ですね(^^;
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今ならこの物件、かわいい女の子(14歳・明治生まれ)がついてきます…。幽霊とサラリーマンの奇妙な同居を描いた表題作ほか、「木下闇」「殺意のレシピ」「介護の鬼」など全9話を収録した、ぞくりと切ない傑作短編集。
《2010年5月22日 読了》
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短編集で、どの話も異形の者が出てきたり幽霊が出てきたり人殺しがテーマだったり、ひやりと気持ちの悪くなる話。
その中で、表題作の「押入れのちよ」は幽霊だけど可愛らしくて良かった。
結局本当に怖いのは、生きている人間の愛憎なのかもしれない。
どうでもいいけど化け猫の名前が自分の名前と同じだったことに釈然としないものを感じる…。
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ちょっと怖いお話を集めた短編集。
表題作の「押入れのちよ」
ちよの不気味で可愛いしぐさが好き。
荻原浩は常々、オールラウンダーだと思っているけど。
ちよみたいなお話をもっと読んでみたい★
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◆お母さまのロシアのスープ
◆コール
◆押入れのちよ・・・失業中で贅沢はできないと、敷金・礼金なし、管理費なしで家賃3万6000円のマンションに越してきた恵太。しかし引っ越したその夜にさっそく見てしまったのだ。おかっぱ頭の女の子を。
◆老猫
◆殺意のレシピ
◆介護の鬼
◆予期せぬ訪問者
◆木下闇
◆しんちゃんの自転車
以上9編の短編集。ホラーを集めたというが、わりとバラエティーに富んでいると思う。話によっておもしろい・おもしろくないの差が激しいかも・・・。【押入れのちよ】【殺意のレシピ】【介護の鬼】【予期せぬ訪問者】は好き。
◆押入れのちよ・・・恵太とちよ(幽霊)とのやりとりが、ものすごく可愛らしい。ちぐはぐな会話に笑わされて癒されて。最後除霊されなくてよかった。
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文句なしにおもしろい。
ぞくりとする短編集ですが、その中には切なさがあったりと、すごい余韻を残す本。
あっとするようなエンディングもなかなか。
荻原浩の本は初めてでしたが、ほかにも読んでみたいと思わせる筆力です。