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17歳も年下のカフェで働く男の子に恋をする、ステキな女性の話。
駆け抜けるように読んだ1冊。
男性の「手」を好きになる気持ちが、すごく理解できる。
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ネガティブな主人公に引きずられて暗い気持ちになっていく・・・もう少し大人になってから読めば分かるのかなぁ。
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更年期を迎えた女性の恋を描いた作品。
石田衣良さんの恋愛作品は、それらしく書こうとしすぎな感がある。
なんとゆーか、言葉の選び方が、わざとらしく、やり過ぎに感じる。
まあ、世の恋愛小説なんてだいたいそんなものかもしれないけど。
それならそれで、もっと透明感がある物語の方が好きだったかな。
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男性作家なのに、どうして女性の心の動きが上手に表現されているんだろう。
しかも、その動きはとてもしなやかで、綺麗。
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この世界観はどこか演劇の世界のようだなぁと感じた。
舞台と役者が整いすぎてるからかな。
一旦、素樹を諦めたときの咲世子の強さには感動した。
『娼年』もそうだったけど、石田衣良がかくナイーブで透明感ある少年像が結構好きだ。
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45歳の女性と28歳男性の恋愛、普通にありだと思うけど、作中の人物はやはり才能と魅力にあふれた人物でそれほどリアリティを感じなかった。
舞台設定も上手いこと整えすぎたような印象がある。
これは女性視点の話でもあるので、感情移入しきれなかった部分もあったのかもしれない。(しかし著者は男性という・・・)
退屈せず一気に読むことはできたので、評価しきれなかった原因はは私の恋愛経験不足のせいかもしれない^^;
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「あなたの仕事を通したドキュメンタリーを撮らせてもらえませんか」
17歳も下の男性に突如言われた言葉。
しかし、仕事の関係のつもりが、だんだんと彼に惹かれていく主人公。
別れなければならないことを知りつつも、愛してしまう彼を。
最後にくだした決断とは・・・
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ストーリーは好き嫌いがあるかもしれないが、表現が秀逸。
なぜここまで女の気持ちがリアルにわかるんだろう。
途中で、「あれ、これ書いてる人男性だったよな」と、
しってるくせに確認してしまった。
もしかしたら、女性作家よりも、
女性の感情をリアルに表現できているんじゃないかとすら思う。
石田衣良さん、やはり、只者じゃないです。
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恋愛物は大のつくほど苦手。
・・・・なのだけれど、人から借りて最後までよんだら程よい爽快感を感じることができました。
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45歳の女性版画家と17歳年下の男の恋を描いた恋愛小説。
石田衣良の恋愛小説は嫌いではないけれど、この作品は少し苦手だった。
読んでいて、何故か、登場人物の誰にも共感出来なかった。
読み終わっても、「出来すぎ」な感じが拭い去れず・・・。
時代性を反映した作品という点では、石田さんらしい作品かもしれないけれど・・・。
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【光を豪華に撒き散らすダイヤモンドの女じゃなくて、内側に引き込んで大切に守るパールの女。
男たちが理解してくれなくても、気にしちゃダメよ。男の目なんてみんな節穴なんだから】
てっきり女の人が書いているのかと思った。
恋愛小説でなかなか
こんな主人公のような強い人はいるのだろうか
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とっても良かった。
久々にアタリな本を読んだ。一気に読めた。
やっぱりハッピーエンドがいいです。
ハッピーエンドじゃないと思ってたので、最後のあたりはちょっと涙出た。
あーよかった…って。
17も歳が離れた恋愛。
それも女性が上。
こんな男性まわりにいないよーって、
そういうのは、自分にも魅力がないってことだとかガックリしてみる。
真珠な女性になりたいって思う。
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吉田まゆみのマンガを読んで、原作が石田衣良さんだと知り
購入した本。内容を知っていたので、なかなか読み進まなかった。
美しすぎるエロティシズムちゅうか、衰えていく身体のことをやたらと不安がるところとかは、やっぱり男性的な視線で描かれているな、という気持ちはしたけれど、女性心理をものすごく上手に表現しているところは、さすがだなぁ~と思った。
哀しい女の性・・・という話。
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意味のある歳を重ねて生きたい。
恋や愛だけではないすべての感情を暖かく使って、
黒く、白く、赤く、自分に正直に、
生きて行きたい。
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年代が近いせいか、すごく身につまされる思いで読みました。実際こんな風に十七歳も年下の人に愛されたら……なんて考えると思わず真剣に読んでしまいました。主人公があれだけ美しくて、才能豊かならあり得るかな。うらやましい。
長年連れ添った愛人という関係の人物も、なかなか人間臭くて憎めなかった。
年を重ねていくと、捨てるのも惜しいし、執着心も強くなる。新しいのもへの興味はあっても飛び込むのも難しい。だから持っているものを必死に守ろうとする。よく分かります、そういうの。
年上のプライドもあり、仕事への自負もある。だけど先に老いていくのを見られるのは怖くて、ずっと先の必ず訪れるであろう別れを想像し、今動けない。だけど欲しい。
その辺の葛藤がとても繊細に綴られており、作者は女心がよく分かるな~と、感心してしまいました。また更年期の症状などは何でそんなに知っているの?と聞きたくなるほど。内面の壊れ方が恐ろしかったです。
この年代の女性にとっては夢の書ではないでしょうか?