紙の本
科学的に「食べる」を考えたくなる本
2017/03/01 00:06
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
【本書を読んで再認識したこと】
日本食は健康にいいものとして、日本人が思っている以上にアメリカを
はじめとして他国に認められている。
【本書の良い点】」
食べ物一つ一つにどのような効能や栄養素があるかを詳しく解説している。
食べ物についてのちょっとした薀蓄を身につけられる本である。
食べるのが楽しくなる。考えて食べるものをチョイスしたくなる。
しばらく手元に置いて読み返したい。
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職場のカワカミさんが、「貧血持ちなら、これに詳しいことが書いてますよ」と貸していただいた本。勉強しました。
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様々な食材の含む栄養分、効用が説明された一冊。
食べ物が身体をつくる、ということを再認識させられた。
体が不調になると手に取り読み直す。
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20171101読了
2006年出版。題名のとおり、代表的な食材の効能についてひとつひとつ解説してある事典。
第1章 薬になる野菜(野菜類・イモ類・海藻類・キノコ類)
第2章 薬になる穀物(穀類・豆類・種実類)
第3章 薬になる果物(果実類)
第4章 薬になる魚介類
第5章 薬になるその他の食材
序章で紹介されているおすすめの食生活は、朝食:にんじんりんごジュースと蜂蜜(黒糖)入り生姜紅茶 昼食:そば または軽食 夕食:アルコールも含めて、何でも可。日中の空腹には蜂蜜(黒糖)入り生姜紅茶。
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とてもよくまとまっていて読み応えのある文庫本だった。
食材に含まれている栄養素が主な情報だけれど、豆知識的なこともふんだんに盛り込まれており、楽しみながら読み進められた。
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図書館で借りて、手元に置いておきたかったので購入。台所に置いておいて、ふと気になった食材を調べるのが楽しい。
【覚えておきたいこと】
・食生活によって病気が変化する。日本は食生活の欧米化によって病気も欧米化してきた。例えば、脳出血より脳梗塞、胃癌より肺癌が増加、生活習慣病の罹患率増加など。
・「薬食同源」…薬と食物はもともと同じものという意味。西洋医学が生み出した薬には副作用があるが、自然の食べ物が持つ薬効成分には有害作用はない。
【好きな食材】
・リンゴ…『1日1個のリンゴは医者を遠ざける』ということわざ通り、高血圧・便秘・コレステロールの低下などの効能がある。
・柿…カリウム(利尿作用)が豊富なので二日酔いによい。果肉には、糖分・タンニン・ペクチン・ビタミンA/C(リンゴの500倍)・種々の酵素が含まれる。タンニンは、ビタミンPのように血管をしなやかに強くする効果があるので、高血圧や脳卒中の予防と改善によい。
・黒砂糖、ハチミツ…白砂糖は99%以上が糖質から成っているが、黒砂糖やハチミツには、その糖質を体内で利用、燃焼するのに必要なB1やB2などのビタミン・カリウム・鉄・亜鉛などのミネラルも存分に含まれている。