投稿元:
レビューを見る
昨年の9.11総選挙において、郵政民営化反対の急先鋒として刺客を送り込まれ、一敗地に塗れた前衆院議員(現新党日本代表代行)、小林興起氏による慟哭の書。関岡英之氏の「拒否できない日本」と内容的にカブる部分はさておき、マスコミ、官僚、政治家の絶望的な痴呆ぶりをぶちまける小林氏の怒りは、単なる私怨によるものではなさそうだ。氏の志が、本書に書いてある通りのものであるなら、このまま野においておくべき人材ではない。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
本書では、あの郵政民営化騒動の舞台裏behind the scenesを描き、さらに、アメリカの対日戦略U.S. diplomatic strategy to Japanに言及したうえで、いまの日本経済が「主権在米経済」であることを明らかにする。
[ 目次 ]
第1章 郵政解散の舞台裏
第2章 国益はどこにある?
第3章 米大使館への質問状
第4章 日本3大バカの壁1―マスコミ
第5章 日本3大バカの壁2―政治家
第6章 日本3大バカの壁3―官僚
第7章 共済の危機
第8章 国民のための政治
第9章 この国に未来はあるのか?
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
投稿元:
レビューを見る
あちこちの党を流転して、もう何が何だか分からなくなってる小林興起が書いた本。
内容は、とても良いと思う。日本経済の主権はたしかにアメリカ合衆国にあるんだ。