紙の本
英語の論理でコミュニケーションを活性化させる書です!
2018/12/10 06:00
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、コミュニケーションを論理的にし、会話を活性化するためのノウハウを教えてくれる書です。もともと日本語には「論理力」というものがなかったと著者は言います。なぜなら、相手の心を察してコミュニケーションしてきたからです。論理力は英語文化圏における人々の能力のことなのです。本書では、日本語と英語の言語を比較しながら、その背景にある文化的違いを明らかにして、言葉の論理力を身につけていけるように考えられた書です。
投稿元:
レビューを見る
予備校時代に少しの間だけお世話になった先生の本。ディベートに関して正しい知識の乏しい日本人にとって『論理とは何か』をわかりやすく書いてくれた本ではないでしょうか?高校生ではない方々にも幅広くおススメします
投稿元:
レビューを見る
大学受験時、お世話になった横山先生が書かれたということで読んでみました。高校生のための、とありますが、高校生に限らずに誰が読んでもわかりやすい内容になっています。
投稿元:
レビューを見る
何が論証責任となり、どういう批判をしていけばよいか
フレームワークがシンプルなのでとても理解しやすい。
就活の面接前に熟読しました。
高校生だけでなく、さらに上の年代でも十分役立つと思われる一冊。
投稿元:
レビューを見る
大人にも十分参考になるロジカル・シンキングの本。
ロジカルトレーニングは忘れそうになったら反復して練習する価値がある。
投稿元:
レビューを見る
予備校の時の伝説教師、横山さん。
ロジカルとはなんなのか、これをだいぶ前に読んでおけて良かったな。三段論法。
言葉に厳密になったのもこの頃からかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
英語の論理構造を軸に論が進むので、「英語について」カテゴリ。
文章を論理的に読め。
ずっと言われてきたのに、それがどういう意味なのかもわからなかった。
国語でも英語でも、「この文章の本旨を書け」と言われて、
答えが模範解答と違っても、納得する説明も与えられなかった。
そういうもやもやを論理的に吹き飛ばしてくれるのがこの本だと思う。
英語の文章のいかに論理的なことか。
たった一つの主張を読み取ることがいかに大事で、簡単なことか。
実際センター試験や大学入試2次試験の問題も例文として使い、
どう考えればいいか導いてくれる。
高校生だけじゃなく英語の先生にも。説得力をつけたい人にも。
投稿元:
レビューを見る
日本語の主語・述語の曖昧さが、論理性を欠くことにつながっているのが、例を通してみると何となくわかる気がする。
投稿元:
レビューを見る
・ 英語で「論文」のことを単に「paper」と言う。 英語では、ロジカルでない文章は存在しない。
・ 論証責任を果たす。 クレーム→データ→ワラント
投稿元:
レビューを見る
英語と日本語との両方からのアプローチで論理的思考を養う本。
非常にわかりやすく英語も日本語も理解が深まる素晴らしい本。
高校生のみでなく大人も楽しめる1冊!
投稿元:
レビューを見る
英語はもともとロジックで表現されていることがよくわかった。ロジックとはクレーム、データ、ワラントの三角ロジックで展開されていて、子供であっても、この三角ロジックを使いこなす。習慣として言語が論理的であるので、日本語にはない感覚。日本人がロジックを使えるようになるためには、英語の"形"を理解しなければならない。英語を学ぶよりも、まずロジックとは何かを学ぶ必要があると感じた。
当然、ロジックが全てではないし、日本語には日本語の、日本人には日本人の良さがある。ハラ芸でも文化は文化。1を聞いて10を知るコミュニケーションはすばらしいものであると思う。しかし、国際化の流れの中、やはり正しいロジック、英語の形を知るべきだとも思う。
これからの日本は、日本の良さを正しく理解しながら、ロジックも扱えることが望まれるのだろう。
投稿元:
レビューを見る
非常に論理的な思考が苦手なので、この手の本をちょくちょく読んでいる。最近では、船川淳志氏の本をいくつか読んだが、両者とも英語の教師で、武道家であるという共通点を持つことが興味深い。船川氏の本は、外国人との英語でのコミュニケーションを事例に挙げて、ロジカルシンキング一般について書かれていた。横山氏の本書では、英語と日本語という言語と文化の対比の中で、なぜ日本人が論理的に考え、表現できないかという根っこのところを知ることができた。
本書のすごいところは、論理とは英語を使う人たちの心の習慣であり、それ以上でもそれ以下でもないと言い切っている点だ。英語的イコール論理的であり、それは文法という目に見える仕組みの上と、目に見えない心の習慣、思考様式においてすでにそうなのだ。
論理の出発点は、私という主体が必要だが、日本語においては、主語さえ明示されない。コミュニケーションの方法としては、非論理的というよりは、前論理的であるという。それは日本が単一民族の島国で、歴史的にも他国から侵略されたこともなく、一神教のように、唯一の神と私という関係性を持たないことなどの事情がある。そんな日本では、共同体における暗黙の了解がコミュニケーションの前提となっており、いちいち表現せずとも分かりあうことが貴いとされてきた。
結論的には、上記のような日本語の特性を踏まえて、グローバル化の時代、コミュニケーションの重要な現代においては、論理的な思考及び表現を身につけないといけない、ということだが、それだけではない。さらに、従来の日本固有のコミュニケーションのいいところや、日本の文化も大切にしないといけないとのことで、これまた、船川氏と意見が同一である。本書では、英語が論理的思考を背景としているように、日本語も、主客を一体化させ、自然と調和する思想を反映させているという。論理一辺倒ではなく、正しい日本語を通じて、日本固有の心も大切にしないといけないという点でも共感できた。
投稿元:
レビューを見る
3点ロジックについてわかりやすく書いた本。高校生でなくても約に立つと思いますが、本当に高校生に読んで欲しい、という希望を込めて★5。英語がロジカルな言語、というのは必ずしも同意できないですが。
投稿元:
レビューを見る
日本人は議論下手。なぜなら論理思考とは
「英語の思考様式」だから。 言語を通じた文化比較から、
英語がどのように論理を組み立てているかを理解、
それを日本語に応用する――アマゾンより抜粋。
ロジカルシンキングの新たな視座
――英語の論理の組み立て――を得ることができて,面白かった。
タイトルに惹かれて何気なく借りたのだけれども,
これは当たり本でした。
「高校生のための」と銘打っているが,
社会人が読んでもよいと思う。
論理的な会話ができていない人が多いので
――主張だけ述べて,根拠がない。
主張自体もハラ芸的表現なので曖昧。
日常会話を思い返してみるに,空気を読んだり,
ハラ芸的な表現が多いよね。みなまで言うな…みたいな。
おそらく,それは日本人同士にしか通じないんでしょうなぁ。
外国人にハラ芸的な言葉を発しても,
so what? so why? って突っ込まれちゃうよね。
追記。
本書は新書なのに,珍しく2色刷り――黒と青。
投稿元:
レビューを見る
英語長文読解の有効だと思うのでぜひ読んでみてください
何か…英語教育の初等にこの考え方を教育すべきなような気がしました