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鴎外先生は様式美と理論と、それだけでは割り切れない何かをも深く愛していたひとだったのではないかと勝手に思う今日この頃。
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エレファントカシマシの宮本浩次が歌にしていたので読んでみた。古くて暗い日本。安吾先生の時代物に通じるところがある。
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高校2年生の倫理の授業で『自己選択について小論文を書け』というお題が出て、悩んでいたところ、母親がこの本を新聞で見つけ、本屋へGO!
なんとか無事書けました。
ちなみに『高瀬舟』を拝借させていただきました。
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個人的に高瀬舟より山椒大夫のが好きかもなぁー鴎外の作品は比較的読みやすくお勧め。山椒大夫の最後は見もの!!
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明治を代表する文豪。代々典医の家柄で、両親の意向により陸軍軍医となり、軍医総監にまで上り詰めたがその一方で創作活動を続けた。官費留学したドイツを舞台に描いた『舞姫』、『山椒大夫』、『高瀬舟』などの時代小説など、流麗な文章で幅広い作品を遺しています
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高瀬舟が好き。この時代に安楽死をテーマにした鴎外は流石ですよね…。教科書に載ってたりするので一度は読むべし。
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どの作品も短い文章で書かれているが、鴎外の言葉の選び方は素晴らしい。鋭くきちっと心の中に入ってくる。特に、“最後の一句”の中にある人々の台詞には、ぐっとくるものがある。
多少、難しい文もあるが、昔に書かれたはずなのに、現在にも繋がるものがある。助けるってことはいったい何なのか?死とは何なのか?考えさせられる。
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高瀬舟は高校の時に扱いました。個人的には嫌いな作品ですが、その独特な文体や、時代背景から考察する作者の意図、更に舞姫から作者はどう考え方が変わったのか、など研究意欲に駆られる作品です。
夏目漱石と並行して読むと面白いです。
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新釈 走れメロスを買ったので、百物語を読もうと思って買った。
他のは過去に読んでたので百物語だけ。
話自体の不思議さよりも、騒ぎの中に混じりたいという気持ちが先行して読んだ。
なので百物語本番の前に話が終わってしまって残念。だけど、鴎外が書こうとしたものは全く別のものだったのでしょうがない。百物語という題名にへんな期待を持ちすぎた。
しかし、鴎外の小説は専門用語がやたらに入って鼻持ちならない感じがしてあまり好きになれない。
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この本に出逢ったのは私がまだ保育園児か小学校低学年の時で、当時は母が読み聞かせてくれました。今も森鴎外の作品は結構好きなのでたまに読み返しています。短編集ですが、やはり表題になっている2作がお勧め。山椒大夫を読み終えたあとの例えようもない切なさや、高瀬舟に隠された奥深い世界観等、非常に多くの視点から楽しめる1冊です。
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だいぶ間があいたな。坊っちゃんを再読しておりました。さて積読消化キャンペーン?森鴎外です。はっきり言って舞姫しかまともに読んだことありません。そして漱石びいきなので鴎外は実際のところ微妙です。ええい!横文字を使いすぎなんじゃアアアアアこのインテリがあああああ!と思いつつも、高瀬舟はやっぱ面白かった……あと「杯」もかっこよかった……「最後の一句」も良かったな。「百物語」は森見さんのやつで読んだけど、元話の方も森見さんもよくわからん……まあ、もともと山椒大夫目当てで買ったんですけどねー。まあまあ面白かったよ。でもやっぱり今読んでる鏡花に比べて面白くない。星3はかあいそうなので星4にしてみましたよっと。
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「高瀬舟」
何が正しいのだろう。
苦しんでいるその人を、苦しみから解放してあげるのが正しいのか、
はたまた法に則って医者の措置に任せるのが正しいのか、
私にはそれがまだ分からない。
この時代に「安楽死」をテーマにした欧外はやはり偉人だと思う。
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山椒大夫の話は小さい頃に「あんじゅとずしおう」という童話で読んだ事がありましたが、改めて原作を読んでみるとまた新しい感動と痛みがありました。
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山椒大夫だけ読了。高瀬舟読んだら書きなおします。
すごくよかったです。どきどきしながら読めた。お母さんと厨子王の再会するところと、安寿が厨子王を見送るところがそうとう胸に迫りました。むしろ山椒大夫より山岡太夫のほうがムカつくんだけど・・・その辺どうなんだろう
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やたらと西洋語が多いのがなんとも鼻に付くので、鷗外はあまり好きではありません。でも歴史物は割と好き。
話の筋が一番面白いのは「山椒大夫」だけど、「興津弥五右衛門の遺書」は、なるほど真剣ってこういう意味だったのか、と思わせられ、「最後の一句」では孝行娘の思い切った決断に胸を打たれる。安楽死をテーマにした「高瀬舟」はさすが医者でもある鷗外ならではの名作。
他、「杯」の清新さと「普請中」のしっとりした雰囲気も好きです。