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借本。
著者の本はこれがはじめて。
なんか子供向けだな~と思いながら読んだけど、今頃判明。
大人が読んでも、そこそこ楽しめました。
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何度読み返しても、泣けます。
『石から芽吹く緑にわたしを見よ』
こころに染み入る、一言です。
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ブグログの談話室でおすすめしていただき図書館に行くと出会えたので即、借読。
すご~く心温まるお話でした。
まっさらな気持ちで読めました。
こういう作品は大好きです。
どんなに便利な世も中になっても、忘れてはいけない何か、がきっとあるのだろうな、と思います。
紹介していただいたユーザーさんに感謝ですね。
とてもたくさん作品を出されている作者さんみたいなので、しばらく図書館に通い詰める日々になりそうです。
幸せ。
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児童文学だけど、もう少し手を加えれば大人も普通に読むことが出来る作品だと思う。
家の周りを見てみると、手つかずの緑ってもう全然ないんだと気づいた。
人が地球で生きていくには、人の領分、自然の領分を守らなければならないのだと思った。
古代からの日本人の「八百万の神々」という考え方も、大事にしていこうと言っている気がした。
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たつみや章の和製ファンタジーはいつも心があったかくなれるから好きです。子供向けだからか考えればちょっと拙いとこもあるけど、そんなの気にならない!あったかくてじんわりする、そして面白い話でした。
初音さん大好き!
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デビュー作だがレベル高い。自然保護は上から目線ではいけないという結論に持っていくのにちょっと熱くなりすぎているきらいはあるが、デビューだ、このくらい勇み足のほうがいい。
児童書の言葉遣いというのはとても難しいのだと思う。流行り言葉は使えないし、年齢に合わせるのも書いている作者の子供当時とは違う言葉になっているだけにどうしても違和感がぬぐえない。
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いまいち。中学生のマモルが、お稲荷さんの使い狐の守山さんと一緒に、ミコト様の住む森を開発するレジャーランド建設の反対運動をする。児童文学の域を出ない本。
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先祖代々、裏山の稲荷神社の巫女を務めるマモルの家にやって来た奇妙な下宿人。腰まで届く長髪に和服の着流しの美青年・守山初彦は、山と古墳をレジャーランド開発から守るために動き出す。守山に連れられ、マモルがまみえた太古からの“存在”とは?第32回講談社児童文学新人賞受賞の著者デビュー作。
「月神の統べる森で」のシリーズを書いてるたつみやさんのデビュー作ということで気になって購入。カバーイラストが波津先生だし。
『妖精が少なくなったのは、子どもたちが妖精を信じなくなったからだ。そんなものはいないさと、世界のどこかで誰かが言うたびに、妖精が一人死ぬんだ』・・・・真実に限りなく近い虚構だよ。
神さまの存在を信じますか?
私は神社でおまいりするとき、どんな気持ちで手を合わせてるだろう。
そういう不思議な気持ちになる本だった。
「自然との共存」というようなことが盛んに謳われるけど、それはあくまで人間が見た範囲、人間の価値観でのことで。
かつて日本が誇りとしたいろんなことを、自分たちで消していってはいないだろうか。
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結構前の作品だったように記憶してるんですが
環境問題を扱った作品でした。
ファンタジーの世界とリアルの世界が
平行してあるのに
違和感がなく纏まってるのは
流石かなーと思います。
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なかなか素敵な物語でした。 ただ、開発する側が「レジャーランド」という人が生きていくために必ずしも必須ではない施設を作ろうとしている会社で、明らかに「お金儲け」のために動いているという設定になってしまっているために、お話全体がある種の「綺麗事」になってしまっているのがとても残念な気がしました。 この方の作品の傾向なのか(と言ってもまだまだ大した冊数は読んでいないんだけど ^^;)、常にお話の中に登場する相手方が「悪の衣を纏っている」設定なんですよね~。 子供には分かりやすさが必要・・・・・ということなのかもしれないけれど、世の中、悪は悪の顔をしているとは限らないわけでして・・・・・・。
もっとも、そういう設定であればこそ、現代っ子の一少年がこの「環境保護運動」というような社会運動に身を投じる気にもなるんだろうけれど、逆に言えばマモル君の持つ「才」だとか稲荷神社の巫女の家系の生まれという設定があまり生かされていないお話になってしまっているのがちょっと残念でした。 まあ、「この世ならぬ者」と接触することができる・・・・・・というだけでも彼の「才」は十分すぎるほど生かされているということなのかもしれませんけどね(苦笑)
(中略)
この物語の中でミコト様が仰る「石から芽吹く緑にわたしを見よ」が名言です。 都会のアスファルトだらけの道路でも時に見かける、コンクリートの割れ目から芽吹いている雑草の逞しさ。 多くの場合、それは税金で雇われたどこかの誰かがシーズンごとに抜き取ったりしているので、山の中のように大々的に繁茂して草ボウボウとまではなっていないんだけど、あれが自然の力であること、自分ではない誰かが雑草駆除の活動をしていて、都会が作られていることに現代の子供には気がついてもらいたいものです。
(全文はブログにて)
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中学生のころ読んで、とても感激した作品。
文庫化になったので改めて手元に置きたいと思い購入。
人間の自然開発の手から神様を守ることになったマモルと神様たちの交流。
色んな人に読んで欲しいな。
小中学生の夏休みの読書感想文とかに最適。
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初音がなにかして「来年は百も花をつける」っていってた梅がどうなったのか描いて欲しかったな…と思った。
都会派より主人公ってわけじゃないけど、一般的現代人的な男の子が主人公。
いつものたつみや章で、人間が引き起こす自然破壊を止めようって話。
昔の人も利益で動いていたんだと思うんだけどね。ただ頼まれごととかされる範囲が顔見知りの範囲で終わってたから、義理人情っていうのの入り込む余地があっただけで。
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児童書という事ですが、大人の心にもなかなか沁みる作品でした。
自然を守りたいという気持ちには同意出来るけれど
じゃあどうしたら良いのか、という事を余り考えた事がなかった私にはズシンときました。