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読み終わったぁ〜。救われなかった…。悲しいな〜。悲しすぎるな〜。親のエゴの犠牲とはいえ…面白かったけどつらかった。08.01読了。
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3人の少年の少年院を出た後の話
彼らはもがいてもさらに泥沼にはまる
というとこでしょうか
自分の内面にどっぷり浸かりすぎです
謎になってた部分は…個人的にはいらんかな
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某サイトのレビューに興味を持ち読んだ作品。
どこまでも暗く、切なく、救いようのない物語
彼らは殺人犯であるのになぜか、感情移入してしまう。
読み終わった後の独特な切なさに私は耐えられませんでした。
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異人がフツーの悪に手を染め、破滅に向かって歩き出したという筋書きに、ちょっと違和感を感じました。上よりは読みやすいというか、理解しやすいけど、上とつながらない感じも。ちょこちょこっとは心理描写でチンケな犯罪に手を染めたことの解説はしてるけどね。
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下巻は。被害者遺族の、加害者少年に対してのやりきれない『空白の叫び』が
記されててます。
少年院を卒院後、彼らがそれぞれ無事「社会復帰できるか」という内容です。
また、大きな事件を引き起こす事になるんですが・・・。
下巻はミステリー色が強く、好きな作風でした。
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上巻も読んでて重たい気分になるんですが、
下巻もまた……。
話の締め方がまた、最悪とも言えるし最高とも言えるし、
読み終わって放心状態でした。
上下巻でボリュームたっぷりだから読み終わった…っていう
達成感的なものとか、
活字に感情が追いつかない感覚とか、
色々感じた小説でしたねえ…。
大好きなんだけど、再読するのは気が重たくて重たくて
1回読んだきりです。
終わり方がめちゃくちゃ好きなんですよね~。
いいですよーあの台詞。
ああああーっ!て目を覆いたくなるような!
悲しいね。
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とうとう途中から「」の中の文章しか読む気にならなくなってしまいました。あ~あ。
少年院を出た後の3人の少年。
久藤以外はマンションだったりアパートだったりに1人暮らし。
しかも生活にはあまり困らない程度にお金もある。
何とも恵まれています。
少年達の行動がものすご~く極端に感じるのはなぜだろう。
あっさり「銀行強盗」とか「億単位のお金」といった言葉が出てきたり。
被害者や少年達の家族の気持ちは前半全然描かれていない。最後に種明かし的に出てくるけど。
「馬鹿じゃない」人達がた~くさん出てくるけど、それでもどれも少年達の自分勝手な解釈ばかりのような気がしてしまう。
小説なんだから、と言えばそれまでだけど。
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少年犯罪テーマの作品。それぞれの事情で殺人を犯した三人の少年たち。……加害者側から描かれているので、この事情にはある程度同情もできます。殺しちゃいかんだろ、とは当然思いますけど。
ところが。……「更生」っていったい何なのでしょうね。まあネタバレになるので多くは語れませんが、下巻ではなんでこうなっちゃうんだろうなあ、という感じ。「周りの環境のせい」ってのも一理はありますね。特に前半と後半での変わりっぷりが凄まじい彼……あれは明らかに周りの人間のせいかもしれないしなあ。
とにかくいえるのは、「一度犯した罪は消えない」ってことでしょう。当たり前の話ですが。
ちなみに……実は登場人物の中で一番歪んでたのって、柏木だよね。生真面目が高じて狂気になっている印象を受けました。可哀想だけど……久藤にも同情できるわ。
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やっと借りることが出来ました。やっぱ一気に読みたかったな。だったら買ってくれってことになるのですが。
読み終わってしまっても、まだ続くように感じる話でした。
それは3人の少年が若いからなのかな。
3人が大きな罪を犯したとは思えないような精神や思考だったので
ふとした時に年齢を思い出して驚きます。
確かに少年と言うだけで同じ罪でも簡単に世の中に出てこれるのは納得いかないと思う。
実際3人も反省しているわけじゃないようだし。
でもやったことを後悔していなくても
決してやってはいけないことだと思えることは良かったんじゃないかと思う。
何度も繰り返してしまう愚かな人間もたくさんいるわけだし。
更に10年後を読んでみたい。
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長すぎて何度も読むのを止めようと思ったけど、最後の方はどんどん引き込まれていった。
続きが読んでみたい。
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3人の少年が院を出たその後の話。あー…そういう方向へいくのか、というかんじ。泥沼にはまっていくというか。ただ、神原が最初と最後では全く違う人間のように思えたことには感動。読んでる途中は「ぼく」としてしっかり連続しているにもかかわらず。気づかないうちに(しかも悪いほうへ悪いほうへ)壊れていく様がなんとも痛々しい。
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http://booklog.jp/users/amanjaque/archives/4167682044
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逮捕に至るまで、少年院での生活、出所後の生活の中で少年たちが変わっていく様が恐ろしかった。これを表現するためにはこれだけのページ数が必要なのもわかる。
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とにかくすごいの一言。
三人の最初から最後に至る変化が興味深い。
特に目を惹いたのが神原。
徐々に悪に苛まれていく姿から目が離せなかった。
あまりの無邪気さと幼稚さにゾッとした。
まさに瘴気。
彼らの今後が気になるところ。
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下巻は殺人を犯した3人の少年が卒院してからの話。自分が殺した相手に向けた憎悪が、自分たちに向けられているという状態に。ここに「何故人を殺してはいけないの?」の答えの一つの形があるような気がする。
「ぼく」が誰よりも普通と邪悪を兼ね備えていて、恐ろしくて、悲しい。登場する誰の立場に立っても、同じ言語を話しながら、言葉と言葉が通じ合わないことの絶望感と孤独感に息が苦しくなる。