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この方の長編
(『柔らかな頬』とか『OUT』とか・・・)
が好きなので期待してます。
上巻から早速ドロドロしててグイグイ読ませられてます。
下巻にも期待!
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タイトル通り、グロテスク。
誰の心にでも潜むという悪の心。淫らなものに対するちょっとした憧れ。でも、どちらも、行き過ぎると、ヤバイ…。
でも、文章自体は、リズミカルで、非常に読みやすい。
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文庫になって携帯しやすくなったので購入。見てはいけない、どろどろした汚い心を思いっきり見せられます。帯に「二度と書けない」と著者のコメントがかかれていたけど、確かに書けないだろうな。
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「東電OL殺人事件」をN村氏のエッセイで知った世代ですが、この作品はすごい。現代日本の女の業を見事に書ききってると感じた。ちゃんと小説として成立している緻密さがまたすごい。
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事務所の方より上巻のみ借りる。どうやら内容が受け付けず、途中で挫折との事。小生は何とか上巻を読破。自腹を切ってまで下巻を買うのは少々躊躇われたが、母者も知人から借りていたらしく、ハードカバー版が自宅にあった。よって、下巻相当部分をそちらの方で読破。因みに母者も内容が受け付けず途中で挫折したとの事。
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200610/衝撃とも言えるインパクトを持った小説だった。自分の学生生活も思い出し、中学時代のクラスメイト達の夢を見た。
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上巻の内容だけ好きな本。
主人公の淡々とした語りが
かなり好きです。
こんなに悪意がヒシヒシと感じられる文章は
初めてで面白かった。
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桐野夏生作品は文庫になっていたら必ず買っているので、今回も即買い。即読破。重くて深いテーマですが、読後に何故かスッキリするのがこの作家が好きな理由かも。読み出したら止まらないミステリー風味も。
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タイトル通り、グロテスクな本でした。女性特有のドロドロした雰囲気と意外にもあとを引かない粘っこさとでもいいましょうか。悪人しか出てこない小説と言うのもいいもんです。
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読み終わってから「前に読んだかも…」と思った(笑)東電OL殺人事件がベースになっている小説。前は、こういう描写がグロテスクな本は「せっかく時間を割いて読むのに、どうして不快になるような本を読まないといけないの?」って敬遠してたけど、今回はそんなに不快な気分にはならなかった。(大人になったかな?(笑))多分、前は本の表面だけを読んでいたのだと思う。メインの主人公3人は誰もが奥深い場所にコンプレックスを抱えて生きている。ただ、それが激しく表面に出てきてしまっただけで、誰でもそうなる可能性はある、という話。
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それぞれの語り手の主観で書かれている手法が斬新です。イメージとしては芥川龍之介の『羅生門』みたいな感じです。どんどんのめりこんでしまった…
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読んでいて気持ちのいいものではないが、自分の中にもこういう部分があるのかなぁと思ってしまう。ユリコの姉に共感がもてないけれど、悪意の抱き方に「あ、わかる」と思うところもある。終わり方は納得いかない。あえて男性に読んでもらいたい。
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圧倒的な美しさを備えてニンフォマニアの妹と、身の程もわきまえず上昇志向の強いクラスメートが、娼婦となって、殺された。語り手の「わたし」も平気で嘘をつけるような醜い性格で、その回想と妹の手記が交錯しながら、死の真相が明かされていく。。。といったところでしょうか
どうやら本書も桐野文学だそうで、相も変らぬ著作動機を考えさせられてしまう作品のようです。ま、下巻でどんな結末になるのかを楽しみにすることとしましょう。2006/11/22
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これほどの悪意が籠もった小説を読んだのは初めてでしたー・・・
これ読んだ後、トチ狂って車擦っちゃったんですよね(逆恨み)。
下より上ですね〜
一読の価値あり。
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<上>ということは当然<下>もあるんですが。どっちも分厚い(=長い)w
いや、ほんと冗談抜きで長いwww
芥川の「薮の中」みたい。語り手によって捉え方が違いすぎて誰も信用できない。
序盤は展開に引き込まれ、中盤でだれて飽きてくるけど、終盤またおもしろくなる。
オチもなかなかだと思います。お世辞にも読後感が良いとは言えませんが。
星3.5ぐらいかなぁ。