紙の本
前作から9年後の1987年刊行
2023/07/27 19:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作から1年後、元目高組組長の星泉は受験と卒業を間近に控えながらも平穏な日々を送っていました。ところが偽の星泉が現れたり、地上げに苦しむ町から助けを求められたりと、再びトラブルに巻き込まれていきます。
投稿元:
レビューを見る
スーパーヒロイン・星泉の成長と、セーラー服からの「卒業」を描く、大ベストセラー『セーラー服と機関銃』の続編。
投稿元:
レビューを見る
赤川さんはやっぱりさらっと読ませてくれますね。佐久間さんがいないから、どうやって話を進めていくのか不思議だったんですが、無理が無かったと思います。けれど、やはり前作の印象が強く、少々寂しい感じもしますね。
投稿元:
レビューを見る
続編。
前作よりもインパクトは少なく、読後感がすっきりしない感じ。
果たして解決したのか、謎も多い。
読者が自由に補えるという点ではいいのかもしれないが、もっと知りたい部分を書き込んでほしかった。
面白いけれど、この設定で泉がミステリーではなく目高組組長として活躍する話も魅力的だと思う。
投稿元:
レビューを見る
けっこう重要な人物があっさり、悲惨な死に方をしちゃうのでビックリした。赤川次郎はほとんど読んだことがなかったので、少年少女向けな無難な展開をするんだろうと勝手なイメージを作り上げてたもんで。
投稿元:
レビューを見る
セーラー服と機関銃の続編というものの,セーラー服と機関銃より先に読んでしまいました。
赤川次郎は映画好きのため,作品が映画の台本のようだということが分かりました。
どんどん映画にしましょう。
本作品では,少女が何人も亡くなっているのは悲しいし,
赤川次郎の理想の女性像が浮かび上がっています。
透明感のある女性を書く時には,赤川次郎は,映画の原作として逸品だと思います。
投稿元:
レビューを見る
ヤクザ同士の麻薬がらみの抗争を題材にした前作に対し、
今作は、地上げがらみの利権争いを題材にしている点で、
バブルの頃の作品だなぁ~っと…(笑)
ただ、その分、プレーヤーも増え、複雑な関係となっており、
また、前作で目高組が解散している設定の中では、
ライト・ミステリーレベルでは、お話に無理も多かったです…。
『セーラー服と…』をシリーズ化しなかったこと、
今作で、星泉の卒業によって『セーラー服と…』を完結させたこと、
それは、正解だったと思います。
投稿元:
レビューを見る
一気に読了。
先日セーラー服と機関銃を読んだので、忘れないうちに続きを。
高校3年になっても、色恋はさらっと。死もさらっと。だけど、味がないわけじゃない。
そして爽やかな読後感。
赤川次郎の肩のこらないミステリは、やっぱり好き。
投稿元:
レビューを見る
内容紹介
永遠の大ベストセラー『セーラー服と機関銃』の続編登場!
18歳、高校三年生になった星泉。卒業を目前にして、できるだけ平穏な生活を送りたいと願っているが、周囲がそれを許してくれない。地上げ屋に苦しむ町との抗争に巻き込まれ、泉は再び機関銃を手に立ち上がる!?
内容(「BOOK」データベースより)
18歳、高校三年生になった星泉。高校卒業を間近に控え、できるだけ普通の女子高生として生活したいと願っているが、周囲がそれを許してくれない。星泉の名をかたる「偽者」が現れたり、強引な地上げに苦しむ町から「町を救ってほしい」と頼まれたり…。スーパーヒロイン・星泉の成長と、セーラー服からの「卒業」を描く、大ベストセラー『セーラー服と機関銃』の続編。
投稿元:
レビューを見る
安定の面白さ。
セーラー服と機関銃シリーズを読んだ記憶がないから、今度手に取ろうと思った。
ーーー
山間の村に単身赴任していた柳沢は、8年ぶりに東京の我が家へ帰ることに。家族との再会を楽しみにしながら列車に乗ったーーが、なぜか女子高生・佐知子が付いてきた! 柳沢に淡い恋心を抱く彼女にとっては「駆け落ち」らしいが、放っておくわけにもいかない。しぶしぶ一緒に東京を目指すが、道中はさらなる厄介な”追跡者”も現れトラブル続出。はたして、柳沢は家にたどり着けるのか。男女の想いが交錯する、おかしくてちょっと切ないロード・ノベル。
投稿元:
レビューを見る
セーラー服と機関銃その後
高校3年生の星泉
日高組は解散したけど、マシンガンを持った組長は健在でした。
ヤクザや警察が滅茶苦茶でしたが、これも、赤川次郎さんの世界観。
大切なのは、なにかするべきがことがあることだ、、
するべきことがあって、そうすることができるのが、本当に幸せなことである
地上げが社会問題で、携帯電話さえない時代。
その時代を生きたものとしては、懐かしい時代。
投稿元:
レビューを見る
主人公は、前作の「セーラー服と機関銃」で女子高生でありながら、ヤクザの組長になった星泉‥今作ではその1年後、18歳になった星泉に新たな試練が降りかかる‥。やっぱり読んでいて設定に無理があるとは感じるけれど、次々と起こる事件で頭の中も忙しかったです。ともあれ、卒業おめでとう(笑)。
投稿元:
レビューを見る
冒頭で智生(取り巻き3人衆のひとり)が、「現代の劇は、セリフのテンポで運んで行かなくちゃ」などと言っているが、まさにこの小説もそんな感じ。
ずいぶん久しぶりに赤川次郎の小説を読み直しているんだけれど、その会話テンポの懐かしさと、意外と?殺伐な世界観(結構、人も死ぬし)に「これこれ」となっている。