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う〜ん、ちょっと物足りなかったですなああああああ・・・
『三代記』というから、信長が戦い続けられた基盤である“資産形成”を信秀がいかになしていったかとか、信長は天下統一後を託すことになる信忠にどのような帝王学を施したか、などなど突っ込んでいるのかなあと期待していたのですが、信忠に対する信長の“ウェットな情”は出てくるのですが、あとは三代を順番に並べただけだなあ、という印象です。
・・・それに・・・
信長は途轍もない速力主義であったが、安土城には三年を要して造営した
・・・って・・・三年はかかりすぎ、ってことなんですよね、羽生さんからすると。
あれを三年で造営したのが超速力主義たる所以ではないのかなあ・・・
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尾張で頭角を現した信秀。その意志を継いで尾張を統一し、数々の戦によって天下統一への足がかりを作った信長。父・信長の後継者として経験を積み、認められ始めた矢先に本能寺の変で父に殉じて短い生涯を終えた信忠。戦乱の世を全力で走り抜けた織田家三代を描いた一作。
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織田三代記と言いながら、信忠のつ扱いが小さすぎ・・・。
信秀父ちゃんはそれなりに描写されていて、まぁ満足。
三代にわたる出来事を一冊にまとめていると言うことが既に間違いかと。
なんせ、広く浅すぎて、訳分からん・・・。
桶狭間でさえ、かなり駆け足且つ端折り気味。
この本で参考になったことは 蝮の道三の出家前の名前が分かったことくらいか?
あぁ、眼病の祟りがある刀が出てきた。"あざ丸"だって。五郎左が持ってたけど、眼病にかかったって信秀父ちゃんが熱田神宮に奉納したらしい。(どこまで真実だ?!)
あと、帰蝶が殿より二つ上と書かれていたよ。帰蝶出てくる度に謎を増やしてくれるのな・・・。
殿にはいろんなエピソードがあるのですが、かなり省略され気味。
そんな中で信康切腹申し渡しの件はかなり詳しく描写してあった。なんで? 筆者徳川派なのか? と思うくらい。狸に肩入れした書き方だった。狸の人質時代もなぁ・・・・・・。そんなに贔屓にしてたんか? 殿が? と思うくらい狸にべったりなんですが!
乱丸とか、五郎左とか、光秀の扱いさえも小さ過ぎ。
だから、本能寺の変も なんか霧の中の出来事のような描写。
悲壮感やら、切羽詰った悲劇的なものがどこにも感じられませんでした。
ん〜〜〜〜〜ん・・・・・・。イマイチ。