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イタリア史って世界史でもさらっと流したけど、中世のこのころって混沌としててお勉強のしがいがありますね!本格的歴史漫画です。チェーザレ様と呼びたい。
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とにかく絵が美しい。書き込まれている。
時代考証もきちんとされてて勉強になるし、なによりチェーザレが魅力的。
レオナルド・ダ・ヴィンチやらコロンブスやらマキャベリやら歴史上有名な人たちがわんさか出てくるのも楽しい。
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ルネサーンス!
様々な国からの学生たちに見えるのは郷土愛かナショナリズムの萌芽か。
たのしかったです。ミゲル結婚してくれ。
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女性漫画家らしく繊細かつ正確に進行してゆきます。
著者は相当資料を読んでいるようで、連載スピードは遅いですが、完成度は高いです。チェーザレはもちろん、その従者ミゲルなど、腹に一物ある感じが漂っています。
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「チェーザレ・ボルジアは冷酷・残忍だと思われていたが、その冷酷さによってロマーニャに秩序を形成して、平和と忠誠をもたらすこととなった。」
マキャヴェッリ『君主論』
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大学で歴史を専攻していた私でも『すごい!』って思わせる
研究量。
やっぱり歴史を学ぶにはこのくらいしないと駄目なんだよね。
いつかフィレンツェに行きたいと思わせる一冊。
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15世紀のヨーロッパ(主にイタリア周辺)が舞台の歴史漫画。題名の通り、チェーザレ・ボルジアが主人公。
物語のはじめは、学生生活やら周辺の状況がよく判っていないアンジェロという青年を通して進められるため、この時代の各国の状況のことを知らなくともすんなり入り込める。巻末の解説を読んでも判るが、かなり史実に忠実であろうという努力があり、かつ読者を退屈させない展開に仕上げられている。
読み応えがあり、非常に質の高い作品であると思う。
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6巻まで読みました。
ルネサンス期の実在の人物、チェーザレ・ボルジアの生き様を描いた漫画。
当時の歴史に関する知識はほぼゼロで読んだのですがおもしろかったです。
主人公のチェーザレは容姿端麗、頭脳は天才的、家柄もよくユーモアもある完璧超人。加えて、傲慢で自信家、人を駒扱いするのも厭わない冷酷な人物ときています。
ヘタをすると、ただの鼻につく嫌な奴で終わりそうなところですが、そこは惣領先生の力量もあってとても魅力的な人物として描かれています。
人種宗教家柄にとらわれず優秀なものは優秀と認められる柔軟な考え方をもち、16歳という歳相応に意地をはったり、葛藤したり、好奇心にかられてみたり。様々な角度からチェーザレ・ボルジアというキャラクターが掘り下げられていて、「これからどんな人生を歩むのか見届けていきたい!」という気持ちにさせられます。腹心のミゲルといい、妹のルクレツィアといい、サブキャラもいい味出してます。
当時の人々の生活の様子もいきいきと描写されていて、歴史に対する興味がわいてきます。
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本屋さんのマンガコーナーによく行く方は見たことある方も多いかとおもいます。
私も存在は知っていても、長年ノータッチでやってきました。
あるとき、なんとなく買って読んでみて、
なんで今まで読まなかったんだろう!!!と激しく後悔したほど、
見事にはまってしまいました。
歴史物のマンガがお好きな方にはオススメできます。
あとは、カッコイイ男性キャラが好きな方にもオススメです。
是非是非、読んでみてください。
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なんか、チェーザレのイメージが違うなぁ。
もともとボルジア関連には思い入れがあったので、」どんな人に描かれても気に入らなかっただろうけど。
チェーザレ自身はそこまで好きじゃなかったんだけど、主人公のクセに進んで解説役を買って出て、しかも板についているチェーザレさんがちょっとかわいいかも。
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前知識をほとんど持たずに入ったのですが、むしろ当時の世情や風俗をこの漫画で勉強できるじゃないかぐらいの勢いでした。
一体どれだけの資料や取材がこの漫画の奥にあるのか……。
その総決算をこうして読めてしまうんだから凄く贅沢だ。
あとこれは凄く個人的な好みなんですが、馬と建物と服飾が素晴らしかった。
特に建物は本当に凄い。
ピサの大聖堂にしても、チェーザレが住んでいる大司教邸にしても、見た瞬間ぽかーんとなった。
これは絵画かと思った。
そして、これはさらに個人的な趣味ですが、チェーザレとミゲルの関係もたまらない。
繋がっているというよりも絡まりあっているような、離れるとお互い千切れるような主従関係に琴線ゆさぶられっぱなしだった。
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内容が歴史的に正しいのかどうかわからんが、おっちょこちょいの主人公がチェーザレにあこがれながら成長していく。
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まさかこの方がチェーザレを書くとは……!!
チェーザレとミゲルの関係とかものっそツボ…!
個人的にはルクレツィア…!
今からもう兄の為に働く気満々ですよ、彼女。
共犯者的なあの兄妹がとても好きなので、この先が楽しみなシリーズ。
パパもまた格好良いんだ…!
大体、チェーザレ主人公の話だとパパが格好悪く書かれてるので、その点でもプラスです。
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中世ルネサンス時代のイタリアに生きた、チェーザレ・ボルジアのはなし。
悪名高い(…歴史音痴なので詳しいことはよく知らないのだけど、ボルジア家といえば毒薬
…政敵殺し…なイメージ…)人ですが、すごーく格好良いです、チェーザレ様。
レオナルド・ダ・ヴィンチやコロンブス、ロレンツォ・デ・メディチ、マキアヴェリなどなど、
脇役もすごい顔ぶれー。
現在6巻まで発売中、私が持ってるのは5巻まで。
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何気に手に取ったこの1冊に、思いっきり嵌るとは思いませんでした。
かのチェーザレ・ボルジアを、詳細な研究に裏打ちされた設定と、端麗な絵柄で描く秀作。
ルネッサンス期の人々の生活を、『マンガ』という世界で誘ってくれる日本ならではの誇れる1冊です。
これが嬉しいのが、まだまだ少年?期のチェーザレから始まっているところ。
さあ、こっからどこまで描ききってくれるのか!?と今から楽しみでなりません。
惣領 冬実、きっと、この物語を描ききった時、日本を代表する漫画家として残りそうな予感。
そんな歴史的な一瞬に、同時期に立ち会えることを喜びたいです!