紙の本
統計学の入門書の決定版
2015/11/30 23:20
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が以前使っていたのは、「確率・統計」の本であり、「確率」の勉強のためには、順列・組合せを勉強しなければなりませんが、
「袋に何色の玉を何個ずつ入れて取り出すときに・・・」
とか、
「何個のサイコロを振って、出た目の合計が○○になる確率は・・・」
など、退屈で面白くないものでした。
しかし、本書は、純粋に統計学からスタートするので、すぐに中身の濃い統計学に触れることができます。
練習問題もついており、その解答もついています。
初めて統計学を学ぶための、決定版と言えるのではないでしょうか。
紙の本
自学自習用に
2015/12/31 23:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
統計は,自分のリズムで自分のわかりやすいように勉強したほうがいい.
なにをどこまで勉強すればいいかは,教科書によってマチマチだけれど,この本は不要な横道にずれない.使わない概念の説明もしない.
数式でひっかかりそうなところも,丁寧に解説されている.
自習用にぜひ.
教科書にはならない.教員は,これ以上丁寧に説明するところがないから.
紙の本
統計学の「超」入門書です。
2019/02/04 09:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、統計学を初めて学ぶ人や一度学んだけれどよく分からなかった人向けに書かれた統計学の「超」入門書です。基本的なことがきっちりと丁寧に解説されているので、これを理解すれば、マーケティング調査のデータ分析や金融商品のリターンとリスク、さらには選挙の出口調査といった応用もよく分かるようになります。
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手取り足取り
2017/12/17 08:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドングリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
数学に自信のない方でも読み進められるほど予備知識も必要とせず丁寧に解説されています。統計学の一歩目にオススメしたい。
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中学数学まででわかる
2024/03/03 15:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学数学まででわかる統計学の本。
ということなのだけれど、中学数学までがわかっていないとわからないということなので、これを読んでわからなかった部分は中学数学を復習するといいと思う。無駄にはならない。
初歩的でありながらも、データを見るために必要な知識はまとまっているので、これから統計やります!という人はまず読んでみていいと思う。
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入門の本としてはすっごい最適なのでは?読みやすいし、エッセンスたっぷりで面白いし。後、最近統計学に触れてないけど久々に勉強してみっかなーって感じの人にもお勧めですね。ま、それ僕ですが。
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これは非常に理解しやすいですね。本当に分かりやすい。
個人的には、微分積分・行列などなどはかなり昔の事になってしまって、
もう一度復習しないとなかなか理解に苦しむのですが、本書は一次不等式までしか
扱わずに、t分布まで説明してくれるので、最初の一歩としてはかなりスムーズに
歩き出せると思います。
本書がターゲットにしている人は、
●統計学を初めて学ぶ人
●改めて統計学を学びなおしたい人
●何度も挫折して、いまだに身に付いてない人
●今まさに落ちこぼれつつある人
なので、この説明からどれだけ理解しやすいかは想像がつくでしょう。
また、途中で株や投資信託などのリスクを、統計学から理解しようとする部分があって、
これがある事で、途中で興味を失わずに読み進める事が出来ました。
もちろん、一回だけ読んで終わりではなく、こういったやさしい本を何度も読む事で
体に染みついてくると思うので、私自身もこれ一回だけでなく、何度も読み直したいと
思います。また、本書は本当に理解しやすいので、一日あれば読み終わると思います。
最後に、本書である程度理解出来た人向けに、さらに理解を深めるための参考図書が
巻末に記載されているので、これを指標にして、これからより統計を深く学んで
いきたいと考えている人にとっては、とても心強い内容になっています。
統計学をこれから学ぼうとしているあらゆる人にお勧めできます。
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2009/3図書館で借りる
まだあまり読んでない。
けど分かりやすそう。
各章がコンパクトにまとまっている。
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『データの特殊性を判断するには標準偏差を基準にする』
「標準偏差は波の激しさ」
サーファーにとって、海の水位も大切ですが、最も大切なのは「どれくらい波が上下動しているか」
海の水位=平均値
波の激しさ=標準偏差
50?上下する波と1m上下する波とでは、全く別物の海。
A海とB海の波の激しさの平均が上下60?だったとする。
A海の波の標準偏差20、B海の標準偏差が40だったとしたら、毎回B海でサーフィンをしている人のほうが、高い波でも乗りこなせる。
『正規分布・信頼区間の考え方の土台』
【標準偏差1個分の低さ・高さの値は月並みの値】
【標準偏差2個分の低さ・高さの値は特殊な値】
偏差値が40〜60にあたる得点は月並み。20.30・70.80は特殊。
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統計学の授業のために購入しました。
私は社会学系の学部に所属しているのですが、アンケート集計等に必要ということで受講した統計学です。なので数学をほぼ必要としない本書は非常に分かりやすくポイントを押さえていたと思います。
しかし到底この本だけでは授業理解は出来なかったので入門書中の入門書として使うことをお勧めします。
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春に『ゼロから学ぶ統計解析』を買って、カイ二乗分布とt分布で軽くつまずいて放棄したということもあって購入してみた。
この本ではカイ二乗分布とt分布に行く前につまずいてしまった。10-2の「信頼区間の『95パーセント』が意味するところ」あたりの説明がどうもよくのみ込めない。僕は筆者の意図するものが汲み取れないという状況が最もむずがゆく耐え難いものであり、一度はこの本ですら放置してしまった(お子様みたいな性格だ)。
しかしそこらへんの細かいニュアンスの理解はさておいて読み進めてみると、案外すらすらと読めるものであり後はほとんど苦もなく読み終えることができた。
カイ二乗分布やt分布の説明も非常に噛み砕いて説明しているのでわかりやすく、このおかげで分布そのものに対するアレルギーも少しは軽減したように思う(恐らく「一様分布」や「ポアソン分布」と言った他の分布も同様に取り組めばいいのだろうという耐性ができるからね)。
超入門の本だから?、数学もエッセンス程度に取り入れるにとどめていて、それが逆に『ゼロから学ぶ統計解析』よりもわかりにくくしているという部分もあるにはあった(少なくとも僕にとっては)。しかしものすごくありがたいことに巻末に今後の理解に合わせて読むべき本が提示されているので、それを踏まえた上で、この本をそういった本に対する「つなぎ」として位置づけて考えれば、この本のコンセプトも悪くはないのだろう。
さっそく『ゼロから学ぶ~』や筆者の紹介した別の参考書を読まなければならない。
(ちなみに「予言的中区間」は筆者の感じる統計学に対する違和感から生まれた新解釈らしいけど、その解釈のどこか従来の考え方と違うのかを今もって理解していないという意味では、僕はこの本の根底をなす意図を全くもって理解していないということになる)
(2006年12月11日)
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中学数学で統計学の必要最低限の知識が得られるようになっている本。回帰分析までは述べていないが、しばしば統計学でつまずくポイントをおさえつつ、独習でも出来るように様々な工夫が取り入れられている。
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前半は正規分布の解説を中心に、区間推定の考え方まで。
後半は「部分」から「全体」を推定する方法の紹介。
カイ二乗分布やt分布が何者なのか?何に利用するのか?が理解できた。
初心者の自分にとっては非常に分かりやすかった。
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仕事で統計データを扱う端くれとして、ボンヤリ程度の統計学理解で算術平均しか使えてないので読んでみた。
相対度数からの平均の出し方を知らず知らず使えていたことがわかってうれしい。
そして、t検定まで完璧ではないにしろなるほどと思えるレベルには理解できておススメ。
同じ著者の微分積分のも読んでみたい。
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これは満足のいく解説書ですね 高校も大学も、専門分野がまるで違ったために 数学の初歩にしか触れていない僕ですが、流れに沿って読むだけで 「選挙速報」のロジックが理解できましたよ。 各理論のつながりと理屈が落としこまれていってつながると けっこう「へーっ!」て感動するww。 「最短で理解させてあげますよ」という冒頭での宣言どおり、 確かにいろいろ省略はあるものの、納得はできる造り。 終わりに書かれているように、多分筆者も最初は理解にするまでに 相当な難儀をしたんだと思われる。 その苦労の経験を踏まえて、畑違いの人間が躓くところを うまく逃げて、消化して教えてくれます。 専門の人じゃ使えないんでしょうが、 そのほかの人がちょっと読んでみると必ず勉強になりますね。 …ただいつどこで使うのかは不明ですがw。