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中高生が読んでもわかりやすいし、法律の勉強してる人でもためになることが書かれてる。裁判傍聴に少額訴訟がいい、とか裁判員のこととか書いてるしたくさんの人に読んで欲しいなあ、と思う本
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[ 内容 ]
あと3年以内に裁判員制度が始まります。
裁判をより身近で使いやすいものにする、司法改革の一環です。
いま中高生のみなさんも、裁判員に選ばれる日が来るでしょう。
裁判は、争い事を解決し、世の中を良くするための大事な手段です。
法の精神をわかりやすく説いて好評だった旧版を、この時期に合わせ、最新の情報に改訂。
[ 目次 ]
第1章 司法改革とはなんだろうか
第2章 裁判とはどんなものか(髪型の自由を訴えた子どもたち;裁判は何のためにあるか ほか)
第3章 裁判所へ行ってみよう(裁判は誰でも見ることができる;どうやって傍聴するか ほか)
第4章 法律を扱う人たち(弁護士は、どんな人たちか;検察官は、どんな人たちか ほか)
第5章 裁判と法(法律に従って裁判するわけ;裁判での法律の働き方 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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【概要・粗筋】
中高生を対象に、裁判の仕組みやその役割、そして、それに携わる法曹三者について平易な文章で説明する概説書。新版では司法制度改革に関する記述が加えられている。
法科大学院に入学する純粋未修者に対する刑事訴訟法の推薦図書。
【感想】
本書の目的は、第一章末に書かれているように「そもそも裁判とはどんなものか、法律家とはどんな人たちか、裁判はわたしたちにどんな可能性を用意してくれるのかといった問い(P6)」に対して筆者なりに答えることにある。
本書は具体的で豊富な事例を紹介しつつ、中高生を対象にしているにしては、訴訟以外の裁判や法曹三者以外の法律家についても言及しており網羅的でもある。しかも中高生でもわかるような平易な文章で説明されている。
第五章四節の、法律の解釈の多様性は裁判の公平と一見矛盾すると思われるが、その多様性こそが裁判官に解釈の適切さを強く要請することになる(P182-183)という指摘は新鮮だった。
☆x3.5
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裁判員制度が始まる3年前に改定されたもの。中高生向けに書かれたとあって、非常に読みやすい。それでいて細かい部分までわかりやすく解説されていて、専門書としても十分満足できる構成になっている。
これまでも”法廷もの”のドラマや映画が大すきではあったが、これを読むとさらに興味がでてくる。ドラマだけでなく実際に見学に行くなど、裁判を身近なものとして勉強してみたいと思う。
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どこかでおすすめされてた気がするけど、忘れた。
ジュニア新書なので、中・高生向け。
とてもわかりやすく、平易な言葉で書かれていました。
裁判とは。その流れや仕組み、どんな人が裁判に関わっているのか。
取り上げているテーマは重くなりがちなもの(だと思う)なのに、さらっと読むことができた。
入門書としてはとても良いと思う。