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タイトル借りした一冊。
ひとつのキャリア形成を紹介。
価値観は一つではないということ。
「勝ち組」「負け組」などの2極化風潮、報酬や役職などの上下などで価値を測れないなどを説いている。
そのような風土の会社に勤めているためか目からうろこといった感はなし。
冷静にこれまでの判断基準を評価できる一冊にはなった。
2007/02
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読了。少し前の本でしたが、なかなか興味深い内容でした。「ガツガツ上昇志向派」だと自分のことを思っていましたが、一通り読んでみたら、どちらかというと本書で言う「スローキャリア派」だということに気付きました。自分自身の仕事やキャリアに対する考え方は、「誰(上位上司)に対して仕えるのか?」ということが非常に大きな働く動機になっています。また、「これまでのキャリアと違う刺激が欲しい」と思って職を変えたこともありました。もちろんお金は欲しいですが、それにも増して求めているものがあるのだと、はっきり整理して認識できた気がします(漠然と感じていたのかな・・・)。これからもボチボチやっていこうと思い直した一冊でした。もちろん、生活水準を控えめにすることを忘れずに。(^o^)
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上昇志向ではない人間が、どのように上手く立ち回っていくか、また、逆に企業の立場にとって、そのような非上昇志向の人間のやる気をどう引き出させるかについて「スローキャリア」といった観点から述べている本。
確実に非上昇志向の人間の部類にある自分自身。しかしながら、世の中の「役職」と呼ばれるものを持っている人の多くはその肩書き、給料を目的に上っていこうとする上昇志向の人間たち。そこで自分はどのような気持ちでやっていけばいいかとか、あぁ自分はそう思っているんだなみたいな心理とか、いろいろ考えれた本。まだ1回しか読んでなくて、さらさらと読んだ感じだからまた近いうちに読み直そうと思う。なんか自分の考え方の1つの軸というか、指標みたいなものが見えた気がする。そして、自分だけじゃないんだって思えた。
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題名からキャリア否定の内容かと勝手に思っていたのですが、現在普通に思っていたキャリアと言う考え方とは異なる価値観をもてました。自分の考え方が増えたと思える本でした。
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20101024読了。
世の中、上昇志向が正しいみたいな記事が多いけど、そうでもないよ、と。
自分に適したキャリアを歩むスローキャリアもいいよという話。
生活費の損益分岐点が低い生活(固定費が低いような)を心がけておけば、キャリアの選択肢が広がる、という考え方には同意。金銭的な余裕が人生で柔軟な選択肢を生み出すと思う。
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キャリアという言葉を学び直すのに最良の書であると感じた。自分の価値観に合致したキャリアを生きることの重要さを再認識。
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SCGレコメン
スローキャリア(上昇志向が強くない人のための生き方論)
高橋俊介 著 / PHP研究所 1,300円
推薦理由
著者は組織内キャリア論ではわが国での第一人者。
題名から想像されるような、のんびり生きましょう論ではありません。巷に星の数ほどある「上昇志向をベースとしたキャリア形成論」とは異なり、ビジネスリーダーにならずとも良い仕事・良い人生を実現することは可能では?との提言が具体的に。
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すべての人が「成功者」を目指したいとは思っていない。普通に幸せな状態を維持するための方法論といえる。
仕事の意味でのキャリアだけでなく、人生を生きていく上での生き方そのものをキャリアと捉えたほうがよい。
クランボルツの「プランドハップンスタンス理論」を支持する人らしく、「選択に迷ったときはまず行動する」、「できる事と好きな事で迷ったときは好きなほうを選んだほうがよい結果につながる」など、なるほどと思わせることもある。
以前聞いた高橋さんの講義と重複する点もいくつかあったが、全体に読みやすかった。