仮面ライダーＳＰＩＲＩＴＳ １１ （マガジンＺＫＣ） みんなのレビュー

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投稿者：真琴　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

序盤は、月に協力電磁波封じられた四国。中盤は山口県で、Ｘライダーと滝が率いるＳPIRITSとのＧＯＤ戦。終盤は再びデストロンの四国へ。
９巻で破壊されていた風見志郎のベルトを、結城が修理を行うが設備不足での応急修理で、シングルタイフーンによる復活。
そしてライダーたちは、四国各地へ跳ぶ。結城はヨロイ元帥が率いる愛媛へ、風見は本拠地ドクトルＧ率いる高知へ、ゼクロスも本拠地へ向かいたがるが、キバ一族との闘いで「決め技を封じられた時、死に怯え我を忘れたお前よりは、完治していなくとも自分の方がマシだ」、「仮面ライダーを名乗ることで弱くなった。強くあるための自分の答えを探せ」と風見に言われツバサ一族率いる徳島へ。厳しくとも一番いい先輩であるのだなあ・・・と。
ＧＯＤ戦では、三影・キングダーク・再生アマテラスが登場。深部まで入ったSPIRITS隊員をＸライダーが助ける。そして「闘い方が違い過ぎる、あれでは守りきれん」というライダーに対して隊員が「その哀れみは、全身改造を受けているという余裕か、同じ体を持っていれば恐れはしない」と。改造体という悲しみを持つ者と、同じ闘いに参戦しながらも強い体を持たず敗れる戦士の悲しみの衝突。そして共に闘い「人間を見くびるなよ！仮面ライダー」に対して、「神敬介だよ」と、改造は受けても自分も同じ人間だと言う、Ｘライダー。動き出したキングダークの向かう先は、天照大神の天の岩戸伝説の島根へ。ツクヨミのように精神で存在するなら、もしやアマテラスも？
かつてＶ３も敗れたことのある、空を飛ぶ集団ツバサ一族に、ゼクロスはボロ負けを喫する。その対戦前に立花藤兵衛が初めて「良」と名前で彼を呼ぶ。惨敗後に、かつて敗戦したＶ３は特訓をしていたことを立花藤兵衛から聞かされ、子供のころ自転車の特訓をしたことを語り初めた時、頭に鉄拳が飛び「そんなもんと一緒にするな」と叱られる。「お前が１０人目だと思うと先が思いやれるわい」と、特訓場所に向かう背中を見ながら「スイマセン・・・」そして初めて「オヤッさん」と。ここにストロンガー以来、久々の師弟関係が誕生する。
こういう人がいるから、平成ライダー（響鬼を除く）のように暴走せずに、正しくライダーが育つんだよなあ・・・と。

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投稿者：nap　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

V3、ライダーマン、Xの物語が平行して進行します。

ZXは、立花藤兵衛との特訓！！

今号はしびれる描写がいっぱいです。