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陸と海と 世界史的一考察 みんなのレビュー
- カール・シュミット (著), 生松 敬三 (訳), 前野 光弘 (訳)
- 税込価格:2,530円(23pt)
- 出版社:慈学社出版
- 発売日:2006/10/01
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紙の本
シュミットの独創的世界
2015/10/12 08:02
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投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
独創的である。陸のビヒモスと海のリヴァイアサンとしての国々の相克は機械発明、飛行機の発明により空へと拡大する空間での革命として捉えている。
浅学であり今までこのような捉え方にはおめにかかったことがなかったので、手に余るものを感じながらまだ考えている。
このような大きな発明や発見が国々の活動範囲と内容に激変が織りなす世界の意味をシュミット流に構築された世界の像を示している。
この変化をとらえるアプローチの独創性が大胆な結論を導きだす。それは予測性すら持たせるものとなってている。
シュミットなら世界史(ヨーロッパ中心ではあるが)はこのような語り、憲法、議会なども独創の展開をおこなうことになると予想させるものである。
よくあるナチイデオローグでありタブー扱いはやっと崩れ出した。ハイデッカー同様、黙殺不可能な業績のある思想家である。
他のシュミット本翻訳にある注意しる、反動、対決すべき敵などというくだらない解説がないだけ気持ちがよい
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