投稿元:
レビューを見る
まず。いくらなんでも楽天vsTBSをここまで丸写しにして小説にするのはどうかと思いますが。・・・と思ったら、フジサンケイビジネスアイに連載されてたんですね。そりゃ、アンチヒルズ族的なスタンスにもなるってものです。(笑)
ストーリーは、恐らくウェブビジネスに詳しい方だとかなり物足りない印象を受けるのではないかと思います。こんな簡単にビジネスモデルを考えついて、こんな簡単に事業化できるわけがないだろ!とか、楽天のショッピングモールのビジネスモデルなんて、そんなに大層なモノじゃないぞ!とつっこみを入れたくなる人もいるでしょう。
デブの中年という主人公を始め、あまり魅力的でない登場人物ばかりというモノ足さも相まって、きわめて表面的で深みのない、軽い物語で終わってしまっているという印象です。
楡周平って、こんな程度の作家だっけ?
投稿元:
レビューを見る
楡周平の企業小説。ちょっと高杉良路線か?でも面白い。ヤマト運輸と楽天がモデルっぽいですね。「蚤の市」ってww
投稿元:
レビューを見る
珍しく経済小説。仕事柄なんだと思うけど、面白くて一気だった。あまり詳しくは言えないんだけど、「リアル」だなぁ…。結構あせるよなぁ。
投稿元:
レビューを見る
経済小説。レポートの課題図書としてだされたから読んだけど、はまって一気に読んでしまった。だって続きが気になってしかたなかったんだもん!
どっかで聞いたことある話と思ったら、やっぱりモデルがあったのね!
投稿元:
レビューを見る
楽天?ライブドア?などのTV局買収と
物流革命などテーマにした小説。
企業小説まではいかないか。ストーリ展開含めイマイチ吹き抜ける要素がない。
amazonのレビューほどには評価なし。
投稿元:
レビューを見る
★鼻白む自画自賛小説★どこかの書評で著者自身が「ビジネスモデル小説」と話していた気がする。運送会社が運送料を収益源に出店料無料でネットの仮想商店街を企画し、商品の付加価値づけにテレビ局と組む。ライブドアや楽天のテレビ会社買収といった時事ネタや、実体を持たないネット会社への不信感にはうまくフィットするが、素人考えでも事業はそう成功しなさそう。まず利用者を集めるのがかなり困難。識者の権威付けはすでにかなりなされており特色はでにくく、利用者は個人情報を登録しなおすのが面倒。テレビ局にとっても番組で紹介する割には利が薄く、地方の特産品のようなおもしろい商品を集めてくるのはかなりの専門性が必要だろう。何より楽天の運営ノウハウははるかに深いはずで、成立するならどこかの運送会社がやっている。小説内で大絶賛となるだけに、現実を戯画化しているにしろ、読んでいてお尻がむずかゆくなる。楡周平ってもっと重厚だった気がしたんだが。
投稿元:
レビューを見る
俺たちの仕事をクリックひとつで奪うなんて、絶対に許さない! 民営化された
郵政にコンビニでの宅配便扱いを奪われた運送会社とIT企業の熾烈な戦い
が幕を開ける。勝つのはどっちだ!? スリリングな経済小説。
投稿元:
レビューを見る
郵政民営化によって窮地に立たされた
運送会社が新たなビジネスを考えだし
ていく話です
どっかで聞いたような話を上手く組み合わせて
1つの物語になってます、すばらしい
話がトントン拍子ですが、それがまた元気を
もらえるでしょう
投稿元:
レビューを見る
最近読みました、同じ楡さんの著書「再生巨流」同様、運送業界が再起をかけて新ビジネスの開拓に臨む・・・というストーリーです。 それにからめ、急成長してきた一大IT企業がからんできます。 数年前どこかで聞いたような・・・とおもうようなTV局買収の話など、実話かしらと思われる部分もあり、ニュースを見るより面白いというカンジです。 私自身、ネットのショッピングモールをよく利用しますが、これからはちょっと見る目が変わってきそうです。
それにしても、楡さんの作品は感動いたします。 この本も、最後、食うか食われるか、息詰まるように盛り上がっていきます。 当然、結末は予想できるのですが、それでも読み終わってほっと力が抜けました。
現実的には、つぶされかけている運送会社が、最盛期を誇るIT企業を「ぶっつぶす」など程遠い話なのかもしれません。 でも、小説の中くらい、こんな爽快なストーリーが読みたいです。
「ラストワンマイル」という本のタイトルが、とてもナットクできました。
投稿元:
レビューを見る
結構面白かった。
ネットモール設立の話。
絶望的な状況からどのように這い上がっていくかなど、ビジネスのヒントになるようなことが多数ちりばめられていた。
投稿元:
レビューを見る
長島輪中図書館---県立図書館。
これも物流界を描く。TV・ネットショピング・運輸の融合。
「フジサンケイビジネスアイ」2005.11.7号~2006.7.20号に連載を加筆・修正。
投稿元:
レビューを見る
急成長を続けるIT企業と低迷していた物流会社による戦い。
時代の最先端をいき、多くの企業を買収して勢力を大きくするIT企業に対し、価格勝負しかできない物流会社が知恵を振り絞り、IT企業に挑んでいく姿は、今の自分にはないモノがあると感じた。
一番強い力を有するのは、ビジネスの最下流にいる企業という視点に気づかせてもらった。
印象に残った言葉は「苦悩と緊張が情熱をうむ」という言葉。
自分が何も苦労してない時に、この言葉を思い出したい。
そして困難な時に知恵を振り絞り、そして案を現実化させる力を培っていきたい。
テンポある内容なので読みやすく、刺激的で面白かった、
投稿元:
レビューを見る
取引先が減っていく暁星運輸で、営業課長の横沢はインターネットを利用した新たなビジネスを考案する。
初めての楡周平というか経済小説自体あんま食指が動かないタチだったんですが、これは面白かった。一気読みです。ぱっと見で薄めの本選んで、それでも350ページ越えだったんだけど、意外でした。
民間企業の命がけの挑戦って、プロジェクトXみたいでハラハラします。
投稿元:
レビューを見る
business iに連載されていたビジネス小説。新聞小説特有の失踪感であっという間に読破しました。高杉良が現代のねたで書いたらこんな感じなのでしょうね。モデルがヤマト運輸、日本郵政、楽天、TBSと非常に分かりやすい設定だったので実話でないとわかっていてもそこそこ楽しんで読むことができました。ITというかeコマースの知識があれば解説は読み飛ばせるので、その点でも自分的には肌に合いました。ただ、著者としては旧来の日本企業の枠を生かして成長の機会を求めることを訴求したかったのか、ネットベンチャーの可能性をより肯定したかったの か、そのあたりに明確さが感じられませんでした。どちらかというと前者のような流れに感じましたが、あえてそこは明確にしなかったのかもしれませんね。小説と割り切れば、普通に楽しめます。
投稿元:
レビューを見る
運送会社がネットビジネスを手掛けるというのが興味深かった。蚤の市との攻防があっさり終わったのが残念。