紙の本
永遠の王子さま
2016/02/25 04:04
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は多くの読者だけではなく、翻訳家にも愛されている1冊だ。数多くの名訳があるが、学国文学の紹介者でもある著者らしく新しい世界が広がっていった。
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今まで気になっていたものの、読んでいなかった作品。物語というよりは哲学。シンプルでピリッと利いた言葉が綴られる。バラに嫌気がさした王子様が自分の星を出発し、地球へやってくる。なんだかちょっぴり切なくなったけど、空を見上げてどこかに王子様がいると思えば、きっと空を見るのが楽しくなるだろう。(2005/11月読了)
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大大大好きな絵本です。
サンテヅジュペリの言葉は難解で、それをどう子供たちに伝えようか、『幼い時に出会って、ずっと読み続ける本』になるにはどうしたらいいかを考えながら池澤夏樹さんが訳されました。
今までのものとは少し違いますが、とても素晴らしい絵本です。
文庫版も持っています。
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いろいろな出版社からいろいろな形で出版されている星の王子さまだけど、これはその絵本版。
「 ほんとうに大切なものは目に見えない 」って言うけれど・・本当に大切なものってなんだろう。え?そこから?
読むだびに、むむむと考えてしまうのです。
りこ猫は友人・知人へのプレゼントによくこれを送ります。
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なんだろう。
アラサーにして、何度読んでも涙が出てくる。
キツネとのくだりで、出てくる言葉
「飼い慣らす」。。。「特別なひと」。。。
そこから芽生える「花」に対する責任感。
本当に大事なことってなんだろう。
と、読むたびに思い出させられます。
子供に読んであげるのではなく、
子供だった自分に立ち返れる本ですね。
大好きな本です。
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子供の心を持ち続けるのは難しいといいますが、はたして本当にそうなのでしょうか。
様々な出版社から発売されていますが、池澤夏樹さんの翻訳と布張りの装丁に惹かれました。
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王子さまの話は不思議だけれど、多くの大人が見失っているかもしれない大切なことを含んでいる。原作より短くなっているが、翻訳が良い絵本だと思う。息子はひとりで読んでしまった。
(読んだ時期:6歳)
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子供のときにいい本だからと、いとこのお姉さんにいただいて読んだ星の王子様。そのとき読んでみたが、いまいちよくわからず・・・。
絵本があるのを見つけて読んでみた。
やっぱり、よくわからない(汗)
まだまだ、私の感受性が低いのでしょうか?
良さを理解できるまで、何度も読み返したい。
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池澤夏樹の翻訳絵本版ということで、息子に読みきかせる準備のつもりで読んだら、、、、、。元は子供だったことのある大人の自分にピッタリ、心に突き刺さる感動本だった。
形や数字に目がいってしまう大人。命令することで自分を保っている大人。一番にこだわる大人。忘れるために酒を飲む大人。自分が何を成すのか分からないビジネスマン。規則にしばられ窮屈な大人。
大人って変。何かにがんじがらめになっていてとても窮屈にみえる。
「星がきれいなのは、星のひとつに花がかくれているからだよ」と王子さまは言った。
「そうだね」
ぼくも砂漠がきれいだと思っていた。
「砂漠がきれいなのは、どこかに井戸をかくしているからだよ」と王子さまが言った。
ぼくはしばらく考えてから言った―
「家でも、星でも、砂漠でも、きれいなものはみんな何かをかくしている」
ぼくは王子様を守るため井戸を探しに砂漠の中を歩き続ける。
そして、井戸を見つけ特別な水を堪能する。
「地球の人たちはバラを5000本も咲かせられるのに、自分が探しているものを見つけられないね」と王子様は言った。
「そうなんだ」
「たった一本のバラや、たった一杯の水の中にあるのに・・・・・」
「そうなんだ」
「目には見えないんだよ。心で探さないと」
「わかった」
キツネが教えてくれた大切なこと
「ものは心で見る。かんじんなことは目では見えない」
「きみがバラの世話をした分だけ、きみとバラは仲良しになれる」
仲よしになると泣かなければならないこともある。
最後、ぼくと王子さまの悲しい別れがあるけれど、
「楽しいことだよ、きみが星をみると鈴のようなぼくの笑い声が聞こえる。ぼくが星空を見ると、あの井戸の滑車のきしみが聞こえる。ぜんぶの星がぼくに水をくれる」
「きみには5億の鈴がある。ぼくには5億の井戸がある・・・」
王子さまは旅に出て、大切なものから身を遠退け、ようやく自分に大切なものを知った。
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池澤夏樹訳による初めての絵本化。子供が読める!子供と読める!声に出して読める!原作の魅力を一層鮮明にした新しい『王子さま』です。
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小3の8歳が一人もくもくと読んでます。面白いみたい。要約して話してくれるはなしがまた面白くて、あえて彼にサマリーを聞いてます。
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とても恥ずかしいのだが初めて読んだ。ああもっと早く出会いたかった。人生半分損した気分。絵本でもとても考えさせられる内容で、何度か繰り返し読んだが深い!王子様はどうしているのかな?
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箱根の星の王子さまミュージアムに訪問した時に購入した絵本。これまで物語を知らなかったが、登場人物の言葉は面白かった。
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星の王子さまは1回でなかなか理解できない事で有名だが、ざっくりとした流れはなんとなくわかった気がする。何年かおきに読んだら感じるものが変わるんだろうな。
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何度も読んでいる星の王子さまですが、今回は絵本ってことで、小学生向けに少しはしょった内容の本です。でも、これはいい本だと思います。池澤さんの訳も今風でわかりやすい。私が初めて星の王子さまを知ったのは今から50年も前。同級生がゾウを飲み込んだヘビの絵を描いて見せてくれたことから。それで本を読んで、ヘビはウワバミって言うのを知りました(内藤さん訳)。さらにその後、英語の教科書に出てきたので、ウワバミはBoaって言うのを知りました。この本ではヘビだけど、ヘビでいいかな。黄色いヘビとウワバミは違うのかもしれないけど。「かんじんなことは、目では見えない」この本での狐のセリフです。