紙の本
美しくなくても友情は友情
2006/12/04 08:37
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ジェニファー - この投稿者のレビュー一覧を見る
実は結構、光浦靖子が好きな私。テレビ番組などで光浦がイジめられていると、ついつい同情してしまう。たぶん、顔が私の姉に似ているせいだと思う。姉に言ったら殺されそうだが。昨日も新聞で光浦靖子の写真を見て、「うちの姉が新聞に載ってる！」と一瞬驚いた。実はこの本も、姉が「読み終わったからあげる」と言ってくれたものなのだった。自分でもシンパシーを感じていたのだろうか…？
この本は、お笑い芸人オアシズの二人、光浦靖子と大久保佳代子の往復メールを単行本化したもの。前半は無理に笑いをとろうという下心が見え隠れしていたが、後半になってくると、もっと素の自分をさらけ出している感じがして、かえって面白かった。
この二人の友情のあり方は、見ようによっては生々しすぎるというか、あまり美しくはない。でも、彼女たちと同年代の私には、その微妙な関係が非常によく理解できる。
私の勝手なイメージだが、男同士の友情って「結婚したり子供ができたりしても、友情は別腹！」的なところがあるが、女性の場合は割り当てが決まっていて、「中学時代は友情70％その他30％」でも、彼氏ができると「恋愛80％友情20％」になり、子どもが生まれると「子ども90％旦那8％友情2％」になったりする。だから、この二人の場合も、相方としての付き合いが長くなればなるほど、友情の割り当てが減ってしまっただけなのではないだろうか。
それでも、ここまで自分をさらけ出せるというか、相手に対して気兼ねせずに話せる関係というのは貴重だと思う。今はお互いに過渡期で、悩みを抱えつつ悶える日々だとしても、いつかそれを笑える日がくる。その時、一人で思い出し笑いをするよりも、誰かと一緒に笑った方がずっと楽しい。その相手がいるというだけでも、幸せなんじゃないだろうか。
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笑えん。リアルすぎ。
まじめで、高学歴で、でも（だから？）自分の力量をかなしいほどに理解しているふたり。華やかなオセロなんかに、負けるなよっ。
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光浦さんよりも、大久保さんのキャラが好きで買いました。
光浦さんよりも、大久保さんの文章が面白くてさくっと読みました。
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「女芸人は、股を開けば開くほど、笑いが取れなくなる」BY光浦靖子
光浦さん、仕事にこんなに真剣ってことがこの本読んで分かりました。
大久保さんの書く文章、ｵﾓﾛｲｗｗ
自虐的だけど、切なくて、ちょっと共感。
読みやすくて、さらっと読めちゃいます。
…てか、この２人はお互いのことを「さん」付けで呼ぶのね。ほぇ〜…
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女友達かー。
少ないですねー。
だけど、いいんじゃない？
つーか、いいでしょう！！あなたもいるしね。
そう、思わせてくれる、本でした。
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この２人が好きなんで読んでみたのですが、期待していたのとはちょっと違ってがっかりでした。でも、さらっと読めて、面白い部分もところどころありました。
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二人の毒説、言葉の言い回しが面白かった。
年齢も近いので、同調できる部分も多くてリアルです。
さらさら〜っと読めちゃう。
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妹が買ったらしく実家にあったので読んでみました。
30代になったら私もこんな感じになるのかなーとリアルに感じた。。。
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友情とは本来不細工なもの。なんかそれに気づかされて、ドキッとした。あと図書館で読んじゃダメだと思いました。
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羨ましいくらい、ある意味ディープな友情です。
これを読んでから二人を見ると、深読みできてより一層楽しめるはず。
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大久保さんの文章のうまさにびっくり。
同世代なのもあるのか、共感できてしまったり。
一気に読めてしまいます。
2010購入 / 2010.5.4読了
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光浦さんのそこはかとない毒も
大久保さんのそこはかとないエロも
面白く読めます。
書簡形式すきだなー。
女の友情もいいですよー。
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前から気になっていました。
内容は、お笑い芸人の光浦さんと大久保さんの手紙（メールかな？）でのやりとり。
光浦さん、私はけっこう好きなので、おもしろかった。
光浦さんと大久保さんは、小学校からの幼なじみだったのね。
ものすごく短時間で読めてしまった。
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ロンブーの番組でしか見た事のない大久保佳代子と光浦靖子がお笑いコンビを組んでいたなんて知る由もなく、まして半月違いの同い年、幼馴染みとは思いも選らなかった。文通形式のエッセイは目新しくもなく、まぁ、知識の一つとして覚えとこう。
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二人とも文章うまいし、ちゃんといろいろ考えていて相手に対する気遣いというか距離のとり方というか、うまいなあと。そして、禁断の男をとった問題についての記述は読んでいてハラハラした。
