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[ 内容 ]
ストーカー、リストカット、ひきこもり、PTSD、おたくと腐女子、フェティシズム…「僕の見たところ、現代の社会は、なんだかラカンの言ったことが、それこそベタな感じで現実になってきている気がする」
電車内の携帯電話の不快なわけは?
精神病とはどういう事態か?
…こうした問いにもラカンは切れ味鋭く答えてくれる。
「心の闇」を詮索するヒマがあったらラカンを読め!
そうすれば世界の見方が変わってくる!
世界で初めての使えるラカン解説書にして精神分析入門。
[ 目次 ]
なぜ「ラカン」なのか?
あなたの欲望は誰のもの?
「それが欲しい理由」が言える?
「こころ」はどれほど自由か?
「シニフィアン」になじもう
象徴界とエディプス
去勢とコンプレックス
愛と自己イメージをもたらす「鏡」
愛と憎しみの想像界
対象aをつかまえろ!
すべての男はヘンタイである
欲望はヴェールの彼方に
ヒステリーはなにを問うか
女性は存在しない?
「精神病」とはどんな事態か?
「現実界」はどこにある?
ボロメオの輪の結び方
転移の問題
転移・投影・同一化
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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おもしろかった。
「背伸びした中学生向け」に書いていると書いていて、ほんとうにそんな感じ。そう、そういうふうに書いてくれれば一応わかる気になるのよう。いや、中学生の親くらいの年齢ですけどね。わからんのです、難しい文章は。
ただ、精神分析の本ってどうしても性的な単語がいっぱいでてきて電車で読むのが気恥ずかしいんだよなぁ....見えてませんよね、隣の人?見てるんならちゃんと何の本なのかわかって見てね?ね?
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2010/12/4-7
ラカンの切り口がどこか皮肉めいて聞こえているのに、やけにスッキリと自分の心に響くのは気のせいか。人の心はとはどんな手段を使っても、それらを実体として示すことはできず、その実体を持たない原因によってすら、人は苦しみ、痛む。それを取り扱う方法として精神分析は存在するということが納得だった。三界の話も、新鮮だった。男女の関係だけでなく、誰とも自分の中でも現実界を直接触れることができぬこと。空虚感も悲観せず大切にしていこうと感じた。
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つまらない。途中で読むのをやめた。
<くだらない>と言ったら世間中から叱られるだろうが、私にはくだらなかった。
ラカンとか、あちこちで言うから、それとラカンのはとても難しい本で、入門書として斉藤環「生き延びるためのラカン」が素晴らしいから読めとか書いてあるから買ったが、読みおおせなかった。
フロイドとかラカンとか斉藤環とか、そもそも精神分析なるものが気に入らない。
今後ますますもって遠ざかろう。
馬鹿は相手にしないよ、と世間は言うだろう。
しかし彼らは私ほどマージャンを楽しんだか。ラグビーをやって秩父宮でトライしたか。アラスカまで行ってヨットに乗ったか。
大きな庭で花を植えたか。
さよなら、精神分析。
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なかなかけっこう頭にスイスイと入って来るよ。お薦め。
13/02/14読了。
2回目読書中。
2回目読了。13/3/6。
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簡単なラカンと言われても難しかった…。てかわからないこと満載だった。
でも好きな人の顔を覚えられないのはおかしいことじゃないとわかってよかった。
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頭が固くなったババアがこの手の本を読む時、まず男性中心の言葉に引っかかり、2、3度悪態をついてから、言葉の意味を再確認し、おまけに違う言葉で置き換えると、となんて連想が始まって、とんでもない方向に頭の中が飛んでいってしまう(何故か色っぽい方向には行かない)。結局ちっとも読み進まないのだ。でラカンなんですが、判りやすかったかといえば、私には元々難解でよく判ってないので、判ってる部分の再確認で終わりました。やさしくしようとする努力は買いますし、取っ付き易いんではないでしょうか。
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わかりやすいようで、わかりにくい。が、これ以上わかりやすいものはむしろインチキだと思った。
この方の説明があってはじめて、ラカンに興味をもつことが出来た。
それだけでも感謝。
ある種、目からウロコである。
それが出来なければ、まったく意味が分からないだろう。
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「○○になりたい」「○○がほしい」は欲求ではなく欲望。
こうやって精神分析のこと考えるのも他人に話して聞いてもらえなかったらしないだろうし、
本来の欲求を先送りにしてる欲望に過ぎないんだろうな。
人は認められたいし、同情されたい。
赤ん坊は自我がない。
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『吸血鬼と精神分析』を読んで気になった点が幾つかあったので再読。
日本一わかりやすいことを目指して書かれたというだけあって、圧倒的な読みやすさ。豊富な事例や柔らかい語り口で丁寧にラカン理論を解きほぐしてくれる。ラカンの限界にもキッチリと言及されているのも好印象。
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僕的斉藤環ブームが巻き起こってる時に読みました
良く覚えてないけど、なんとなく分かった気にしかなれてません。対象αとか良くわかんね。てかフロイトが分かってないもんね涙
ラカンの言葉
「欲望とは欠乏である」
他者の欲望
とか至言の宝庫としてしか僕はラカンを認識できてないや
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文章がとにかく平易で読みやすい。ラカンの骨子でもある三界(想像界、象徴界、現実界)についても繰り返し語られるので後半になるにつれより理解が深まる。入門書としては良書。もうすこし踏み込んだ書籍に次はチャレンジしたい。
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数年前からラカンに興味があったので読んだんだけど、結局、著者の斉藤環氏にはまりまして。これから他の本も読んでみようと思う。
自己と他者、想像と現実、自分が常々不思議に思ってたり考え続けてたことのヒントがたくさんありました。
「人間は言葉によって思考をセーブされてる」っていう内容、まさにそのとおりだと思う。
コミュニケーションの方法が言葉である限り、思考も想像力も不自由であることを自覚して謙虚でいたいです。
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斎藤環がラカンをドヤ顔でレクチャー。「知的に早熟な中学生ならすいすい読める」らしいが、中年の私はすいすい読んだものの、知的にはもやもやしたまま終わってしまった。斎藤に言わせれば「センスがない」のかもしれない。いや、ラカンは「わかればわかるほどわからなくなる」らしいから、すこしはわかったのかも。とりあえず、ラカンや斎藤がどんなことに関心をもっているかは、なんとなくわかった。あとフロイト関係の小話。それでよしとしよう。本当はこの後すぐ、別のラカン入門書を読むといいのかもしれないけれど。
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読み助2014年12月2日(火)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2014/12/2-part2-bac7.html