投稿元:
レビューを見る
レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/123037409.html
投稿元:
レビューを見る
これまた今までと作風と違うクライム・コメディタッチの
スラップステッィクもの...とでも言うんでしょうか。
3人の主人公の中のミタゾウくんは薄らアノ伊良部医師を
彷彿とさせなくも...ない。
軽快でスピード感溢れる、悪党達による騙し合い、欺き合い、
奪取、そして適度な笑い。うーん、なんてソツのない
上手い作品なんでしょう。
ジェットコースター...とまでは言いませんが
浅草の花屋敷くらいのスピード感と急展開が満載です。
こういった作品は黒川博行氏が
得意としてますが、舞台は東京。関西弁じゃないだけで
大分雰囲気は変わりますよねー。
投稿元:
レビューを見る
奥田さんの本は字数が少ないイメージ。
いっぱい説明無いのに、瞬時に入りこめる。
頭が疲れてるときに気持ちいい。
投稿元:
レビューを見る
直木賞作家にこんなこと言うのもなんだけど、やっぱり筆力がすごいと思う。
どんなジャンルの本書いても、中身がどんなでも、
とりあえず一気に読ませる作品に仕上げられちゃうんだな〜、と。
この作品もジャンルを「クライム小説」にしてみたけど、
コメディの要素が強いドタバタ系だった。これはこれで面白い。
でも、読み終えた後に何かが残るとかそういうのはなかったなあ。
投稿元:
レビューを見る
数少ない、私が好きな現代作家の一人が奥田英朗。
インザプールでおなじみ、伊良部シリーズを読んで好きになりました。岐阜県出身だしねw
イヤミの無い、着飾ってない痛快ストーリーな感じが好きです。
「真夜中のマーチ」はひょんなことから出会った3人組が、現金強奪の完全犯罪を目指すストーリーです。
飽きることなく読めましたー
ストーリーはバタバタしているんだけど混乱することもなく。
映画みたいな小説でした。って実際に映画化してたんですね。
3人それぞれのキャラが際立っていて、それぞれの背景とそれぞれの気持ちの変化なんかもすんなり感じ取れました。
私はミタゾウが気に入りました笑
最後の手紙はいいですねー。
普通に面白かったし、読後感もスッキリしていて良いんだけど、スッキリしているだけにそんなに残らなかった、かな・・・・。
ドタバタストーリーが好きな人にはオススメです。
投稿元:
レビューを見る
「陽気なギャングが地球を回す」・・・・・って感じ?
インチキくさい出会い系パーティを主催するヨコケン、三田財閥御曹司かと思いきや、実は単なる一流商社のダメ社員ミタゾウ、金持ちのお嬢様、だけど常に父親に不満を持つプライドの高い美女クロチェ。
まったくシリアス感のない3人組がひょんなことから出会い、10億もの大金を強奪しようとドタバタ立ち回る。
漫画を読んでるかのような気軽さで、あっというまに読みきりました。息抜き小説。
投稿元:
レビューを見る
ハラハラして楽しかったけど
途中から何が起きているのかよくわかんなくなって
とばしとばし読んでしまいました。
スリルがあるのは好きだけど
もうちょっとじっくり進むのが好きだなぁ。
投稿元:
レビューを見る
躍動感があって、終盤に行くにつれてどんどんテンションが上がっていくのが良い。主役3人のキャラクター設定も絶妙。
投稿元:
レビューを見る
普通の小説ならば、ミタゾウはその《特技》を開花させ
今まで自分を馬鹿にしていた人たちに対して
立場を逆転をしてみせるのかもしれないが、
この小説では結局宝のもちぐされ状態のまま終わる。
でも、実際の人生なんて、そんなものかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?
投稿元:
レビューを見る
何時もながらの奥田先生のリズミカルなテンポで楽しく展開する小説。
どの登場人物も個性が強く、文章からすぐに創造できるところが楽しい。これらの人たちが、裏の裏を読み合う話しだけども、予想し得ないストーリーが展開され、とても面白い。
投稿元:
レビューを見る
たったひとつの勘違いから、億単位のお金を狙う大事件に発展していくのがおもしろかったです。
終わり方がいいなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
(2008.10)
まあまあかな?
一人ひとりのキャラ設定がおもしろかったな!
あとは展開も終わりもすんなりしっくりだったなあ
奥田さんの作品のわりにぶっ飛んでなかったw
投稿元:
レビューを見る
どこにでもいそうで、でもどこか社会には馴染めない男女三人組が、ヤクザから10億円を強奪する計画を立てる。痛快クライム・ノベル。人物の描き方が巧いなあと思いつつ、一気に読み切ってしまった。奥田さんの武器は類い稀なる人物設定とその描写だなと、再確認。
誰もが欲している、もう二度とは来ない、ドキドキするような日々が味わえます。
投稿元:
レビューを見る
この作家の作品にはまず間違いなく満足させられる。 軽妙なタッチで最後まであっという間に読み終えてしまった感が強く、続編があるのかなぁ~と期待。クロチェの父親「白鳥」と精神科伊良部のキャラが重なってみえたのは私だけかな・・・