紙の本
気の合う3人
2017/10/22 06:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
青年実業家になり切れない主人公と冴えない商社マンが笑いを誘います。謎めいた美女と挑む一攫千金に引き込まれていきます。
電子書籍
後半部分の疾走感がよい
2022/05/10 10:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者奥田英朗は多彩な作風を持つが、この作品はいわゆるクライムノベルに属する。犯罪モノではあるが殺人も残虐シーンもないので楽しく読むことができる。各々個性ある登場人物の描き方がなかなかである。特に後半部分の話の盛り上がり疾走感はワクワクして素晴らしい。
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電車に乗るため、久々に買った文庫本。イッキ読み。おもしろい。ドラマ化か映画化されるといいような、ビジュアルが浮かぶ本。都心を舞台に、どこか半端な25歳トリオ、ヨコケン・ミタゾウ・クロチェがヤクザやマフィア相手にやりあう話。爽やか。クロチェは鈴木えみがいいなぁ、歳が合わないけど。
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奥田さん、やはり裏切りませんねぇー。うん。面白かった!しかも25歳のどうしようもない三人が集まって、色々と計画を立てるってのに惹かれたんだけど、こんなことしてたら、きっと毎日が楽しいんだろうなぁー・・と。は。いかんいかん。完全なる現実逃避(笑)ところがどっこいという現実的なこともあったりして、非常に集中して読んじゃったのでしたー。あたしはミタゾウが好きかなー。
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面白かった。
うまい言い回しとかは全然ないけど読んだらスカッとする。
爽快。
結末も最後まで読めなかったし、いいねぇ〜♪
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はじめて、奥田英朗を読みました。
全然接点のなさそうで、共通点といえば25歳の同じ年というだけの三人が、ひょんんな事から集まって10億円強奪。
一体どんな結末が待っているんだろうと、全然ラストが読めず一気に読んでしまいました。
考え方としては、ヨコケンとクロチェは似たもの同士だなって思った。庶民を見下して、野心が溢れてるところか。だからなのか、ヨコケンの存在はかなり薄くなっていっていたように思う。3人が主役とみせかけて、これの主役は二人だよね。そんな主役になり損ね、実はしゃいなヨコケンがわたしは好きです(笑)
そして、ミタゾウの変に冷静なところか。
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最高におもしろいというわけでもないし、展開も全く読めないというわけでもないけれど、それでもやっぱり読んでよかったと思わせるところがあります☆
3人組のドタバタな活躍を楽しんでみてください♪
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展開が二転三転しておもしろかったです。奥田さんの作品では伊良部シリーズに匹敵するくらいおもしろいと思います。
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『空中ブランコ』、『イン・ザ・プール』など面白い小説を出し続けているので注目している作家。
今回は、変なきっかけで出会ったパーティ屋のヨコケン、一流会社に勤めるダメ社員ミタゾウ、謎の美女クロチェが、10億円を強奪しようというお話です。
コミカルなタッチで、さらにスピード感もあるので、すいすい読める。
そんな簡単に10億円が手に入る訳ないから、ドキドキハラハラ、なかなか面白かったです。
奥田英朗の文章は映像が浮かびやすい。
ドラマや映画に向いてるんだろうな。
なので、ついつい、この役は○○に、この役は△△だなとか、自分がプロデューサーになったつもりで楽しんだりもしてしまう。
そして、今回のクロチェといい、伊良部先生シリーズのまゆみちゃんといい、彼の作品に登場する女性はとても魅力的だ。
クロチェ、かわいいなあ・・・クロチェ役は誰にしよう・・・(笑)
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まぁまぁ面白かった。軽く読める1冊。最後まで楽しめ、凝ってるなぁという印象があった。ただ、この人はこう書くだろうな、という予想の範囲内ではある。毒と純粋さとのバランスがとれすぎているというか、どちらも前面に押し出し過ぎている。もっと危うさや、表面には見えない毒、のようなもののほうが好みだな。
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H19.1.25 読了
奥田英朗ということで、ちょっと期待しすぎた感は少しあるかなぁ…
ヨコケン、ミタゾウ、クロチェの三人が、白鳥の10億円を盗むために、あっちへ行ったりこっちへ行ったり!話が二転三転して、ヤクザが出てきたり中国マフィアが出てきたり!
ちょっと話を広げすぎてしまった感じで、ラストがいまいち…
ミタゾウは結局楽園へ…
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ジャケ買い 笑
インザプールのひとだしハズレではないかな〜と思いまして。
インザプールもすっごいおもしろかったけど、あたしはこっちもだいすきだな〜。
ヨコケンが主役の3人のなかでもメインかな〜ておもってたけど、実はあれだね、ミタゾウのほうが主役だね 笑
いろいろ深く考えないですなおーによめるのがステキ。ゾンビズシリ、@DEEP的な感じかなーいうなれば。すっきりしました。実は、伊坂作品系と同じくらい好きなジャンル。ゾンビズやらなんやら青春ものだーいすき!
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ところどころ「ふふっ」と笑みをうかべつつ、サクッと読了。解説にもあったが、この奥田さん、一言でジャンルを特定できないくらい幅広な手数をお持ちで…。御見それ致しました!
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なかなか入り込めなかったけど、本題入ったらさすが奥田英朗、一気に引き込まれるスピード感でした。でもどうして登場人物みんな(特に男性)どうしようもないキャラなんでしょう。。。この人たちは小説の中だから許されるし面白い。是非、実際には存在しないで下さいw
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本当にこの作者は話に引き込ませるのが上手い。
キャラクターがちょっと安い感じはしたけど、ストーリーの転がし方が楽しくて、あっという間に読み終えた。
もう少しエロティックな場面があってもいいと思うけど、それはそれで作品の雰囲気を壊すかもしれない。