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キカイダー02 7 (角川コミックス・エース) みんなのレビュー
- 石ノ森 章太郎 (原作), MEIMU (漫画)
- 税込価格:594円(5pt)
- 出版社:角川書店
- 発行年月:2006.12
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コミック
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紙の本
不満足な終わり方なので、敢えて星3つ
2007/01/04 00:10
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
石森マンガがいくつかリメイクされていて私も読んでみたこともあるのだけれど、途中で投げ出したくなってしまうものがあった。ストーリーの違いは当然あるにしても、一番気になるのが絵のタッチである。昔ながらの少年マンガを意識しながら描かれていた石森の時代と、少年だろうが青年だろうが女性だろうがたいした違いもなく描くことが可能になっている現代を単純に比べることはできないとは思うが、やはり石森のタッチは美しいのだ。昔のマンガの線を残しながらもっと洗練されたタッチで描かれているところが、私たちを惹きつけずにはいられないのだと思う。
そんな石森リメイクものの中で、石森タッチとは全然異なるのに同じように美しく思えるのがこのMEIMUによる『キカイダ—02』だ。ストーリーはかなりオリジナルを踏まえて進んでいくので目新しさや驚きがあるわけではないが、30年後に描かれるキカイダーはこんな風かと思わせるものがあるので、ついつい読み続けてしまった。そして、掲載雑誌がいくつも休刊になってしまったために最後までなかなか読めなかったのだけれども、ついに最終巻を向かえた。だが、???
オリジナルのラストが非常に印象的なのでどのような終わり方をするのか気になってはいたのだけれど、正直よくわからないところだらけだ。ネタバレになってはいけないので多くを語ることができないが、ジローとイチロー、サブロウと揃い、プロフェッサー・ギルの野望と光明寺博士の願いが交錯する果てにそれぞれのロボットの顛末を迎えることになるという、やや壮大な話があっという間に終わってしまう。これはないでしょう。掲載雑誌がいくつも移っていくうちに描く気力が失せてしまったのかどうかわからないけれども、これではちょっと物足りない。
もっともオリジナルも途中で大きくストーリー仕立てが変わってしまって、どんどん活劇ものになってしまって唐突にラストを迎えるので、これはこれでオリジナルに忠実なリメイクだったということなのかもしれない。それに、キカイダーの完全体を見ることが出来ただけでも、長年の疑問のうち少しは解決したことになるかもしれない。
紙の本
☆無理やり最終巻のストーリー☆
2006/12/01 00:54
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真琴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
6巻から2年半近くが経ち・・・。
最終巻ということで、どうやったら終わらせられるのか?と疑問でしたが、無理だったようです。
この巻はこの巻として、楽しめる内容なのですが、最終として納得いくか?といえばNO!です。
これ以上の執筆が無理になったのでしょう。
内容は、ハカイダーに誘拐されたジロー、改造によって青1色の完全体となる。
ハカイダーの意識が本来のハカイダーのものではなく、記憶の戻ったイチローの脳に支配されていることに気づいたドクターギルがハカイダー型ロボットを戦わせるが、倒されドクターギルも一度、命を落とすことになる。
ダークシャドウがゼロワンとミツコを襲うが、こちらは完全体ジロー・キカイダーに倒される。
ここからはほぼ、キカイダーとハカイダーがタッグを組んで戦うことになります。
むしろ不安要素は、自らギルの元にいた光明寺博士と、意思を持たぬキカイダー01。
DARKを裏切ったことで、脳の血液交換が出来なくなったハカイダーとキカイダーが、ナノマシンによる街・生物など全てを破壊する、最終兵器を相手に戦うことになる。
5巻のビジンダーの出番はなし。唯一のセクシーキャラ、見たかったなあ。
街に一応の平穏は戻るが、結局DARKともシャドウとも決着ついたとは言えない状態。
結局、自分の意識を持ちつづけた、ハカイダー物語で終わったなあ・・・と。
まあキカイダーで1番好きなキャラは、ハカイダーなので主で動いてくれたことに文句は無いのですが。
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