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★やまもと★
【ダイジェスト】
1章 パラダイムシフトはなぜ起こるのか
2章 口コミ形成が勝負の分かれ目
3章 ニーズに答えオンリーワン商品をつくる (事例として、EM石鹸)
4章 カスタマー・エクスペリエンスを提供する
5章 集合知が成功への切り札
6章 従業員のモチベーションが企業の根幹を変える
7章 21世紀の経営スタイルは「共進化」
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■【AISAS】とは (AIDMAからAISASへ)■
Attention (認知段階) Attention (認知段階)
Interest (認知段階) Interest (認知段階)
Desire (感情段階) → Search (行動段階)
Memory (感情段階) Action (行動段階)
Action (行動段階) Share (感情段階)
行動プロセスにインターネットの登場によって変化している。
■口コミが広まる4つの心的要因■
○ギャップ
○連帯感
○好奇心
○共感
■企業が提供するwebページ3つの神器■
○情報サービス
○コミュニティ
○ショッピング
■カスタマー・エクスペリエンス■
購買活動におけるものを買ったことによる経験、快適であること、5感で感じることが重要視されている。マーケットインでファン作りをする際に重要である。
事例として、ipodと@コスメ
現状のチームで必要な情報は以上です。
以下、他の内容について補足。
口コミからなぜか、組織のマネージメント論になっており、モチベーションの重要性及びその活用方法について言及してある。さらに、組織にとって大切なことは共進化であると定義しており、組織内でも口コミのように、情報のオープン化・組織のフラット化・ソーシャルキャピタルの蓄積・コンセンサス重視・徹底した権限委譲等していく必要があると述べている。
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2006年に出た本だから、ちと古い。
最後は、「結局大事なのは『人』である」
みたいな良い話で終わってしまって、非常に残念。
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実例や架空のストーリーで説明してあって読みやすいのだが、終盤の解説で少し話が煩雑で読みにくくなるのが残念です。
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口コミだけに限らず、会社運営の考え方まで描かれている感じがしました。
簡単そうな文章に思えたけど、内容は結構込み入っており、少々読み辛い感じもしたけど、読み応えがありました。
私は「口コミ」というものをぼんやりとしか考えていなかったけど、企業がこんなに命がけなこと、魅力的な仕組みやシステムを使っていることに驚きました!偉大な企業が偉大な訳だ…。
何となく、未来の自分の理想の仕事が何となくイメージできたような。
【やってみる】「驚き、好奇心、共感」を生むための土台になるなにかを探す…?業界でオンリーワンになる仕事にするため、捨てる&減らす・追加&増やす ものをイメージ
【変わりそうな事】的を外れた行動、仕事が減る気がする。
自分にとってのツボ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
"AIDMAからAISASへ。
口コミの心理要因のひとつはギャップ。先入観と体験の差が大きいほど黙っていられず、聴いてくれる相手を探す。
サイト訪問者を「情報サービス/ショッピング/コミュニティ」へと、いかにスマートに誘導できるか。この3つを充実することで、消費者の第一印象を良くすることが可能。
捨てる機能と追加する機能、減らす機能と増やす機能を考え、従来商品を検討。(ウォークマンやiPodはスピーカーを削った)
購入前:注意・関心を引くために、新鮮な話題で口コミを誘い、検索からの人にはWEBサイトで驚きのおもてなし
購入時:販売員全員で感謝と真心のこもった接客
購入後:仲間との語らいの場を提供(購入前・購入後はメールやWebサイトを利用したコミュニケーションが中心だが、購入はリアル店舗で店員との心の交流が一番良い)
【カスタマーエクスペリエンス例】リッツカールトン、ナイキタウン
●knowledge management(ナレッジマネジメント)する
【集合知のパワー】トップの決意、プロジェクト関係者全員のモチベーション、意識の方向性、プロとしての対応、権限委譲による現場でのサプライズ演出、トラブル発生から対応までの流れ etc...→オペレーション全体の高度化が必要になる。
→【オペレーション全体の高度化】「全情報のオープン化」&「ノウハウ共有による集合知」を作る。wiki等を利用した情報の集積。…サウスウエスト航空、はてな
●「共進化」を促すアプローチ2
従業員をプロとして尊重…モチベーションと自主性を引き出す。自信を持ち、いきいき魅力的な人材に変身する。例)開発からマーケットの代表として参加し、企画の最終決定まで営業が関わる
①社員第一主義(従業員>顧客>利益)実行は難しいが、採用する会社は大きな成果を上げている(ローゼンブース、リッツ、Google、ディズニーランド等)
②民主主義経営(セムコ、樹研工業)"
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[ 内容 ]
この革命は一般企業にとって対岸の火事なのか?
ネット上に出現した膨大な「口コミ」の輪は、消費者と企業の力関係を逆転させた。
ブログや掲示板で検索してはじめて商品を購入し、そこに新たな情報を書き込んでいく「体験共有」の終わりなき連鎖に、もはや二番せんじは通用しない。
口コミを味方にできるか、はたまた敵にまわすか。
成功すれば業界ナンバー1、失敗すれば即退場。
働くだれもに襲いかかる破壊的影響力の正体とはいったい。
ビジネス小説風なモデルケースに沿って、生き残るために必要な発想の転換を説く。
[ 目次 ]
第1章 パラダイムシフトはなぜ起きるのか
第2章 口コミの形成が勝敗の分かれ目
第3章 ニーズに応えオンリーワン商品をつくる
第4章 カスタマー・エクスペリエンスを提供する
第5章 集合知が成功の切り札
第6章 従業員のモチベーションが企業の根幹を変える
第7章 二十一世紀の経営スタイルは「共進化」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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どうも後半は大きく話が広がって、口コミ戦略から会社運営の話になっていて、少しピントがずれている。
口コミが絶対的なマーケティング手法という前提で書かれている印象を受けるが、少し極端だなという気がした。
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2006年の本にしては未来を予想出来ていると思った。
WEB2.0やロングテールがキーワードの時代の本。
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口コミの強さは、ギャップ×連体感×好奇心×共感
ターゲットになりきって利用シーン、ベネフィット、現状とあるべき姿のギャップを描き切る
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Web2.0時代とは何で、ビジネスはどう展開したらいいか。けっこう、まとまりのよい入門書かも。
なんとなく旧来のマーケティング啓蒙書の語り口があってわかりやすい反面、旧来の企業にとっては「どうやって実現するんだそんなもん」的に夢物語っぽいけど…。
ではビジネスの要件とは何か。
コンセンサス(情報や資源をオープン化・共有化し、見える化を図るとともに集合知を形成させること)、モチベーション(「社員」に責任(情報と決裁権)と意欲を持たせ、人間力を惹起すること)、スピード(意思決定と実行の速さを最大化すること)…という風に挙げていくんだけど、これってもともとビジネスの基本だよね。スケールと程度が違うということか。