紙の本
サラっと
2020/10/10 17:29
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
全部が全部、不自然な設定なのに自然体というものすごい作品集。
力みなくハイレベル。
あの人がサラっと総理になっていたりとても楽しかった。
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フフまたパパばっかツッコまれてる
父はボケてなど マジメが取り得のつまらん男だ
んーん 最高のお父さん!
すずめ
幸せになるんだよ
(ぴよぴよ③)
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再読です。
水上悟志作品を読んでいつも思うのは、
「あぁ、この作者は漫画を描くことがものすごく好きなんだな」
ということ。
その情熱が伝わってくる。
特にこの本では表題作の『ぴよぴよ』が特に好き。
心が温まります。
どうも僕は『無骨な父と娘の話』に弱いらしい。『響子と父さん』とかね。
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「げこげこ」同様「ぴよぴよ」もまたシュール。しかしそのシュールさも家族というテーマの元で心温まる話になっている。突出した面白さは無いがふと読みたくなる作品。まぁ短編集だからかも知れないが。
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日常の世界の中にさらっとまぎれている異な物たち。そんな変なものたちを見て楽しめればいいかと。あまり深くは考えずに。
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ぴよぴよは日常コメディなのにどこか哀愁が漂っていた作品でした。えらぶみちを読んでいて水上先生は上から下とか下から上の構図よく描く人だなぁと思いました。階段とかジャンプは盛り上がりますよねぇ
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短編集。
げこげこに比べてしっかりしすぎているくらい出来がいい。
基本変な生物が出て来る。
『えらぶみち』はビューティフルドリーマーのオマージュかな。
『がんばってちゃんとやめよーぜ』『ぴよぴよ』が良い。
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かなり設定が不条理なんだけども、
作者のキャラ設定がしっかりしているから
ちゃんとヒューマンドラマ。けどギャグも忘れない。
すごいわこの人。
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短篇集。短篇集ってよっぽど作者が好きじゃないと手を出さないだろうから、埋もれる作品となりやすいのが良くないなぁとたまに思う。
本作品はとてーも良かったです。
選ぶとしたら「ぴよぴよ」と「えらぶみち」、かな。
まぁ、感動的な作品はどうしても印象が強くなるので。
ぴよぴよは月日の流れが怒涛で、きちんと最後はほんわかさせてくれてよかったです。安易に寂しさを残されると、読んでいる方は辛いので。。。
えらぶみちは、構成が神がかってるなと。ありきたりな時間ループものとか作者は言ってますが、そうかな?
主人公もそうだけど、こーこも結構辛い選択をしてるように思う。蹴り飛ばす描写で多少救われるものはあるけれど。
そして墓参りをする主人公の人間性。良いですね。なかなかデキないと思う。
サンダーガールは主人公が魅力的だった。
風穴頭は黒天女のキャラデザにヤラれました。今まで気づいてなかったけど、ヘアピンキャラ好きなのかな、そうかも。