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ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ ニーチェは見抜いていた みんなのレビュー
- ベンジャミン・フルフォード (著), 適菜 収 (著)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:徳間書店
- 発行年月:2007.2
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紙の本
私たち、みんな、地球人
2007/04/16 21:21
15人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「2001年の9・11テロというのが、まったくの捏造である」と気づいてからガンガンのベンジャミン・フルフォードさん。この本ではアメリカで権力を握っている人たちが、キリスト教原理主義者たちで、イスラエルを支持して、中東の人たちをたくさん殺しているから、ユダヤ教とキリスト教の教えは危ないと言いたかったのかしら?でもちょっと混乱気味の感じ。
「ニーチェは「ユダヤの発想」を非難したのであって、ユダヤ人を非難したわけではありませんでした。…イエスの教えは、弟子たちによって歪められ、キリスト教がローマの国教になった時には、その正反対のものになってしまいました」というニーチェ研究家の適菜収氏との対談本です。
ところどころにスーフィー(イスラム神秘主義)の教えも載っています。
「イエスの本当の教えとは、イエスの言葉にあるのではなく、その行動そのもののことである」「イエスは問いかける人々全員に『あなた方はすべて神そのものである』と言っていた」
ニーチェの“超人”って、このスーフィーと同様に“ひとりひとり意思を持って、生きよ”と言うことらしい。
今の日本の状況を見ていると、戦争をさせられる国になる方向にどんどん流されていて、フルフォードさんが「人間牧場」ではないかと心配しているのは良く分かるよ。でも反論が3つ。
私は宗教曲が好き。特に“Credo”。生きる喜びに満ちている。もちろん、宗教は都合よく人々を支配する目的で使われることが多いから、信じる人はご用心いただきたいけれど、一方で、ひとりひとりが宗教を利用して、今を生きる元気さを得ているのではないかしら?人間って、もともとは、たいした能力はないけれど、何でもできる可能性だけは他の動物よりすぐれていると思う。つまり、やれば、できちゃう。努力は必要だけど、それも楽しみながらできちゃう種族だと・・・
リンカーンの「人民の人民による人民のための」の“人民”には、先住民や黒人が入っていない。でも、今のアメリカ人のほとんどはそうは思っていないんじゃぁないかな?たくさんの犠牲付ではあるけれど、歴史の歩みを計算に入れて欲しい。
日本国憲法の根本理念が主権在民であり、それが西欧人であれば神の意思によるものかもしれないけれど、今現在、この理念は、いいものであり、9条も、世界平和のために有効だと、日本人も、キリスト教国でない国々の人も認めているんだよ。
もちろん「人類の転換期! 羊たちよ、人間牧場から目覚めよ!!」には同感よ。
「人類は大きな転換期に向かっていると思う。人間同士、みんな同じ仲間なんだという共通の意識が世界の政治家たちにまで浸透しつつある。みんな同じ集団なんだと気づけば、戦争もいらない、同じ仲間の餓死を放っておくわけにはいかない。みんなの環境を守らなければならないとなる。・・・戦いではなくて話し合いが時の流れなんです」
私たち、みんな、地球人。だね。
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