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たった数ページの手紙、真面目なものあり、不真面目なものあり、メリハリがあって良かった。どういうシチュエーションかもタイトルにあるので分かりやすい。
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それぞれの作家の選んだシュチュエーションによる、手紙というキモチ。
有栖川氏のは・・ホントこの先生イイ性格してるよね(笑)
・・手紙かこうかな。
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現代の作家が、それぞれテーマに則った手紙を書いた作品集。実際に使われた手紙もあれば、まったく空想的なテーマで書かれたものもある。自分が手紙を書く時、参考になるような表現方法もあり、読み物としても十分楽しめる。
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いろんな作家さんの手紙を読める。
手紙って基本的に送られた人しか読めないもの、それを読めるのが覗き見感覚で面白い。
短い文章のなかにもストーリーがあって、入りやすかった。
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手紙。もちろん、いろんな手紙があるっていうのはわかってるけれど。うん。
枡野浩一さんの手紙は本物なんでしょうか?読んでいて切なく、哀しくなってしまいました。
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短いからさくっと読める。いろいろな状況を想定して作家が書いている手紙。個人的には一番最初の、「去って行った恋人に送る手紙」と、一番最後の、「十三歳になった未来の孫へ、日記とともに託す手紙」が好き。なんかほのぼのしてる。
「隣家の庭から張り出した小枝の苦情をいう手紙」「マンション管理人が住民に騒音を注意する手紙」という苦情の手紙をいやみっぽくなくて面白かった。
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誰かに宛てた架空の手紙をテーマに、36人の作家が書いています。気軽にすらすら読める。そしてやっぱり、作家は手紙を書くのがうまい!『エイリアンさまへ』と『亡き兄を送る手紙』が印象的だった。笑えるのも、しんみりするものもあってなかなか面白い◎
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有栖川先生のしたたかさに苦笑し、エイリアンに向ける純粋な気持ちに笑い、北方先生の男の友情溢れる手紙に涙する。ショート・ショートと言っていいようなストーリー性に溢れるものばかりで、スパッと読めるし得した気分です。(兄に当てた手紙と、工事現場で働く人に当てた手紙のどんでん返しが好きです。)
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2007.09. やっぱり、作家さんは文章が上手だ(当たり前だ)。こんな風な手紙を書けたら、なにかが違うんだろうな。と思いながらも、普通の文通が身の丈にあってると再確認したり。
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結構面白いです。
お金を返して欲しい場合の、催促の手紙の書き方、とか、笑えます。
さすが、作家と思う手紙が盛りだくさん。
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いろんなパターンで書かれた作家の手紙。巧いなぁと思いつつ、笑ってしまったりも。面白く愉しめる1冊でした。
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様々なシュチュエーションの手紙が36通載っています。
真面目なものからありえない設定のものまで実にさまざまです。
個人的に気に入ったものは以下の通り。
中村うさぎ氏の「タイプだと思った相手に交際を申し込む手紙」。
気遣いたっぷりでうまく、実際に使えそうな気もしました。
奥田英朗氏の「一方的な自作小説を送りつけてきたファンへの手紙」。
面白いです(笑)。
しかも、さり気なく責任を別の人に押し付けてるのがすごいです。
有栖川有栖氏の「友人に貸した一万円を返してもらうための手紙」。
さりげなく、しかも嫌味なく催促してるのがすごいです。
実際に使えそうだなと思いました。
歌野晶午氏の「亡き兄を送る手紙」。
すごいです。
手紙なのに掌編作品を読んだような気分になりました。
満足度は★★★☆☆。
作家さんの書いた手紙は短いながらも物語のように感じました。
こんな手紙が書けたら素敵だろうなと思いました。
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たくさんの作家さんがいろいろな場面や状況に対する手紙がずらりと載っています。
最初はあんまり期待していませんでした。
でも状況などを読んでいるだけでも面白いし、特にマイナスの気持ちを伝える場合の文章がとても面白くて、これなら読んだ方も気分悪くならないかなと思ったり、余りにも丁寧過ぎて笑うしかないかなと言うものもあったり。
余り考えずに読めるとても面白い本です。これ実際に送った手紙なのかな?そうならすごいなぁ。
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作家が様々なシュチュエーションで手紙を書いている本。
リアルな話もあれば、小説のようなものもあります。
*有栖川有栖*池上永一*伊藤たかみ*歌野唱午*江上剛*逢坂剛*大島真寿美*奥田英郎*角田光代*川端裕人*菊池秀行*北方謙三*小池真理子*五条瑛*古処誠二*小林紀晴*近藤史恵*酒井順子*佐藤正午*豊島ミホ*中村うさぎ*中村航*新津きよみ*西田俊也*楡周平*野中柊*蜂飼耳*日向蓬*姫野カオルコ*星野智幸*枡野浩一*又吉栄喜*松久淳*素樹文生*森絵都*盛田隆二
の豪華ラインナップ。
が、…
文庫でかった方がよかったな。一つ一つは面白いし、はずれはなかったので、よい本なんだが…。なんか読んだという達成感にかけるのだ。
うむむ。
昔、何かの本で、出そうと思ったけど出さなかったレストランへのクレームというのを村上春樹の本で読んだ。なんか、あれほどの密度があるものがなかったのが、敗因か。
結論、手紙って難しいww
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36人の作家の手紙。
ほんの数ページで、ひとつの世界を作る。
意表をつく「エイリアンさまへの手紙」(五條瑛)
あははと笑える「デビュー前夜への自分へ送る手紙」(伊藤たかみ)&「卒園する息子へ」(松久淳)
『シャングリラ』のモモコさん登場、「性転換手術を受けたいあなたへ」(池上永一)
女の子として共感する「十三歳になった未来の孫へ、日記とともに託す手紙」(豊島ミホ)&「遠い日に逝った祖父へ」(野中柊)
ラストでひんやり「亡き兄を送る手紙」(歌野晶午)
評論家の倉本四郎氏にあてて書かれた「亡き友への手紙」(北方謙三)
が好みでした。
あ、普通に使えそうな文面もたくさんありましたよ!
手紙の書き方Howto本としてもいけます☆