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「忍者」のイメージが変わった。
忍術の巧妙さ、忍の人生の深さ。
忍びについてもっと知りたくなる、短編五編を収録。
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司馬遼太郎のテーマ別作品集の第二段で、忍者を主人公とした短編集。どの短編も人間臭さが伝わってくる、味のある作品です。
2009.1.26読了
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戦国時代がいかに情報戦だったかを認識させられる。その中で、重要な役割を担った忍びの存在。現代のマーケティングの重要性を考えさせられる。
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・5/6 武田信玄を読んでいて乱派の活躍なんかを気にしていたからか、つい司馬遼太郎というだけで目に付いて買ってしまっていた.何しろPHP文庫なんてマイナーなところでこういう短篇集が出てるなんてなかなかだと思う.
・5/8 読了.これもあっという間だった.同じような忍者ものばっかりだが、さすが司馬遼太郎、面白かった.
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司馬遼太郎の忍者関連の短編集。5編のうち、4編を読んだことがあって、新鮮味も読みごたえもなし。司馬さんの思いなのか、出版者の考えなのか分からないけど、こういう読者にとってもうれしくないし、面白くもない短編集を出すのは止めてほしい。そもそも、司馬さんの忍者者って、小説専業の初期のものが多くて、戦国モノ・幕末モノ・紀行モノを想定しているだろう読者を満足できるものなのだろうか。
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最近短編集を読んでると、読んだことがあるぞと。
そう、他の短編集に収録されているものがある。
ダブりを考えると、全集を読むべきかと。
ただ、電車なんかで読むことは難しいので、ダブりのない短編集を寄せ集めた人いないかなと。
収録題目
1.下請忍者
2.忍者四貫目の死
3.伊賀者
4.伊賀の四鬼
5.最後の伊賀者
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司馬遼太郎の忍者小説短編集。どの小説も味わい深い。伊賀忍者の下忍の悲哀、伝奇小説的な展開など、それぞれ非常に面白い!
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「忍者」の短編集。知っている忍者の名前もちらほら出てくるし、いかに史実に絡んでいるかだから、読んでいて楽しい。
ただ、「伊賀者はその時の享楽と殺戮を望む」という、あと「上からの指令を従うように骨の随まで育てられている」この時代から変わっていないな、と。
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司馬遼太郎は、やっぱある程度の分量が無いとなあ。
「え?終わり?なんちゅう展開や」
というものが多い。
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司馬遼太郎といえば、幕末志士や戦国大名を描く作家…といったイメージがどうしても先行してしまうのですが、本書のような忍者小説も実は結構おもしろいのです(といいつつ、「梟の城」は未読だが…)。
本書は、そんな著者の忍者小説五篇を収録した短編集です。
このうち、武田信玄が織田信長のもとに送り込んだ忍者・知道軒道人に、伊賀忍者の蚊羅刹喜平次が立ち向かう「忍者四貫目の死」は再読ながら、やっぱりおもしろかった。そのほか、魅力ある作品が立ち並び、著者の忍者小説の魅力を感じられる一冊です。
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戦国武将がしのぎを削った乱世の裏側で、非情な世界に生きた忍びの者たちを描いた五編の忍者小説短編集。 諸国の武将が、忍者の必要に迫られると伊賀の里に人を派遣し、郷士に金を渡し、必要な人数や用の種類を打ち合わせる。城取りや広報攪乱なら多人数が必要だし、探索密偵の用なら、その特技に長じた者を指定する必要があった。伊賀土着の郷士で百地三太夫は<上忍>であり、猿飛佐助や霧隠才蔵などは<上忍>に仕える<下忍>として、密命を果たさんがため僅かな路銀を与えられ、死力を尽くして臨む惨めな運命を背負った者たちの物語。