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なんてこたない恋愛小説。むしろ若干苛々する程単調な話…だけど久々に大ヒット!!
こりゃ面白いよ。最後、思い出を振り返るあたりで「???」となっていって、仕掛けに気付いた時はぞっとした。興奮して寝付けなかったくらい!ミステリーをあまり読まない私にとってはとっても新鮮でした。
それに色んなトリックも、88年生まれの私には気付かないコトばかり。国鉄の件とかね。
多分恋愛小説として読み進めるのがいいんだと思う。後半やけに感じる違和感が爆発する瞬間、たまんなかった(笑)
昭和ってすげ−!!
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静岡出身で、静岡が舞台のミステリ。それだけで買った。地元人としては、面白いくらい知っている地名や店名が出てきて何だか異常にテンションが上がった(笑)しかし、ミステリのはずなのに待てど暮らせどその要素が現れない。何だこれ、ただのよくありがちな恋愛ものじゃん。しかもハピエンじゃないのか〜切ないな。と思っていたら、最後の二行。驚いた。全然気づかなかった。読み終えた後暫く意味がわからなく、解説を読んで色々回想したら「あぁー!」と気づいた(遅い……)凄い。とにかく凄い。こんなミステリ初めてだ。完全に引っ掛かった。おかしいなぁ、矛盾してるなぁとは読みながら思っていたけれど、あまり深く考えなかった。そうさせる筆者の実力が凄いってことなのか。帯にあったあおり文句どおり「必ず二回読みたくなる」は本当。全部を読み返すのではなく、気になる部分だけチラチラを読み返す。静岡が舞台なだけあって、余計に盛り上がってしまったが、静岡関係なく、色んな人に読んでもらいたい。
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背表紙に「必ず二回読みたくなると絶賛された傑作ミステリー」とコメントが書かれていて、ミステリーと思って読み進めるけれど、なかなかミステリーにならない。
sideAとsideBに分かれているのに、そこで切り替える意味がわからない。
…と読み進めていくと、あ! 伏線はかなり張られているので、早い人はすぐ気づくんだろうなぁ…
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つまらなかった。
「2回読み返す」云々に惹かれて買ったけど
どこが?っていう感じでただの甘ったるい
青春恋愛小説にしか思えなかった。文章も
拙い感じだ。
で、ブクログに追加するにあたって他の皆さんのコメントを見てみたらちゃんと読んでなかったようです、僕。トリックなんて
あったんですね。読み返してみます。
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はるか過去になった気がしなくもないんやけど、やっぱり腐ってもミステリ読みの血が騒いで、文庫になった瞬間に買った。帯であからさまなまでに「叙述トリックやよぉ!」とばらすんはいい加減にやめるべき、という気もするんやけど、この小説は「叙述トリック、すなわち最後まで読んだらきっと何かがあるよ!」と思わなければ耐えられないくらいにつまらんから、正解といえば正解。
ひとむかし前の恋愛小説を下手糞な文章で、いやなキャラと気持ち悪いキャラを主軸にまわしている、というだけの内容がずらずら続く。どこに伏線があるかわからないから気を張ってないとあかんっていう意識がないと、半目でタラタラ読むこと間違いなし。
そして、残念ながらそういう風に読んでしまえばトリックには途中で気づく。ただまぁ、その後に「うわ、女ってこわい〜」という感慨が沸くかどうかで評価は変わるんやないかな。あと、ものすごく不遜なことを言えば、これは最後まで読んでも気づかない人がいるかもしれない。
読んでいて気持ちのいい小説ではない。昨今むやみやたらと氾濫している叙述トリックもののなかでは、なかなかに精緻に作られていてアイロニーがあっておもしろいけど、もうそろそろ食傷かな、っていうんが素直な感想でした。
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あえてカテゴリは選びませんでした。
最後の1行で、物語全体が180度がらりと変わります!これは読まないと味わえません。私は鳥肌が立ちました。
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ぼんやり本を読むくせがあるけれど、これは久々に「んん?」と真剣に考えてしまいました。
やっぱり、最後から二行目。頭が固すぎるせいかすぐには理解できず、理解できたとしても年表が頭に入らず、帯のとおりに二回読んでしまいました。…ちょっとくやしい。
はじまりはどこから見ても青春恋愛もの、中盤ですこし翳りを見せたもののやっぱり恋愛ものには変わりない。それなのに、カバー裏の「ミステリー」の文字はなんだろう?とどきどきしながら読んでいくと面白い。この女性の行動は疑った方がいいのか?それとも信じていれば男のほうがなにか行動を起こすのか?なにか起こるのよね?だって、ミステリーなんでしょう?と無駄にはらはらします。…結局、女はたくましいということですね。ミステリーでした。
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2007.9.24:
恋愛の小説を読みたいと思って読んだ本です。購入したきっかけは、この本の帯にありました。「必ず2度読みたくなる本」というようなことが書かれていて、「二度読みたくなるような本ってどんな本なんやろ?」という興味から読もうと思いました。この本はsideAとsideBの2つの構成から成り立っており、中でも最後の最後でこの話の内容がかなり変わってしまいます!そのおかげで私もこの本をもう一度読んでしまいました。ホントに2度読んでしまう本です!内容も僕は好きだったので、恋愛小説を読みたい方にはオススメです!
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自称ミステリー推理モノ好きだけに、この程度のトリックに楽しませられないとか思っていたが、やっぱり面白い。そんで何度も読んでしまう。考えてしまう。妄想してしまう。
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普通の恋愛小説かと思いきや…いや恋愛小説でしたけど…うまいこと出来てるなーと感心するしかないですよね。男は咄嗟の切り替えが下手すぎる。もっと女を見習わないと。
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オビの「必ず2回読みたくなる小説などそうそうあるもんじゃない」にひかれて買った小説。ほんまやろうな!?!?!とかなり挑戦的に読んだけど、見事読み直すはめに…。
でもうちの読みが正しかったらただたんに女って怖いなぁってだけの話??
ただひとついえるんはサイドAとサイドBのたっくんが別人でよかった。人間不信になるわ。
遠距離恋愛ってほんま難しいんかな…とちょっとうつにもなった。
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全然おもしろくない。それが最初の感想。
何度も読むのを止めようかと思った。
ただ、随所に散りばめられた仕掛けを楽しむ本だとすれば、間違いなくおもしろい。再読はせず、ネタバレサイトを見て納得したけども。
トリックを見破ろうと構えて読めば楽しめそうではある。
謎解きとして読まなければ、ただの意味の分からない陳腐な恋愛小説。
誰も彼も人生ヒトのせいにしすぎ。読んでるうちにイライラしてきたw
謎解きだと思っても、それでも私はあまり好きじゃなかったなぁ。他の作品の方がおもしろそう。
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びっくりした。
電車の空き時間のネタにと適当に選んだ本で、普通のまじめな学生のウブな恋愛の話しかとおもって読み進めた。
途中、あら?なんか変だな、という違和感に駆られながらも、先を急いだので、最後の一行には本当に驚いた。
思い返せばいろんなところに仕掛けはあった。伏線も張られていた。それでも私が迷うことなく読み進んでしまったのはマユと「たっちゃん」の恋愛が妙にリアルで、友人の恋愛を覗いているかのようだったからのように思う。文章的には小説家として達者とはいえないが、「友人の日記をのぞき見てる」感覚としては、なまなましいものが残った。この本は、間違いなく二度、読み返す。
その意味が解ったとき、読者は著者のもくろみに気づくのである。キヒヒ。
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「恋愛ミステリ」というよく分からないジャンル分けをされてたけど、最後まで読むと・・・。確かにっ。
女の子には騙されないゾッ。
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2007/10/25.
短いし、文章自体癖もなく一気に読める。けれど、実は仕掛けがある。というなかなか新しい小説。確かに、読み返したくなる。けど、あたしは仕掛けがあるということを聞いていたので、疑いながら読み進めていっちゃったので、うー★3つ止まり。みなさんは、何も考えずに読んで行ってください。