紙の本
法治社会
2016/11/17 18:09
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読むと法治国家とは何なのかと考えさせられる。民主主義化の法治社会にも問題があり日本社会独特の掟も感じ、どのような社会を目指すのか模索する必要性にかられる。
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現在の司法制度、そして今後迎える裁判員制度を踏まえて、問題点が書かれている。ただ、著者自身の思い込みや個人的な意見があまりにも強く反映されている部分も少なくない。
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http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50831229.html
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横浜地裁を昨年退官した元判事が?告発?しているそうだが、アマゾンの書評では、主張が支離滅裂で、個人的な恨みをぶつけたような気がするという感想が寄せられていた。裁判官制度発足も近く、裁判ものが続々と出版されているが、読むのに結構時間がかかるし、正しい知識を身につける必要があるので、怪しい情報はフィルタリングしたいものだ。果たしてこの本の評価はどうなるんだろう。もう少し様子を見たい。
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裁判官は自分の出世のために軽い判決を書いたりするという。
また、裁判員制度はやめるべきだという。なぜなら法律の知識のない人に正しい判断ができるはずがなく、法律のプロである裁判官こそが正しい判断ができるからという。
この二つの主張が矛盾する事は火を見るより明らかである。
著者の主張は疑問に感じるところが多い。問題意識の共有のために読むのにはいいかも。あと専門用語がちらほら出てくるので、法律を学んだことない人には違和感のある文章かもしれない。
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『裁判官の爆笑お言葉集』という本も同じ出版社でしたっけ。いたずらに挑発的なタイトルをつけるレーベルなのかと思いましたが、本文の論調を読む限り、著者が自分でつけたようですね。「裁判官」が狂っているというより、制度の限界という気がします……裁判官の独立という理念を支える制度が出来ていない中で個々の裁判官をいたずらに責めてもしょうがないのでは。というわけで、読んでいて筆調がやたら攻撃的なのがマイナスかな。
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裁判官の裏事情がわかるという点ではおもしろいのですが、
話も主張もあちらこちらにいってしまっていて、
結局何が言いたいのかよく分かりませんでした。
感情にまかせて書きすぎた感が。
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検察側から起訴されれば99%有罪になるという。
世間一般に被告人が悪い目で見られるのはこのせい。
しかしそれは検察が組織としてあり、内部事情をもつからである。
すべては自分の出世のため。もし起訴した検察側の主張が1%の確率で覆されたならその検察の評価は下がる。
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99%有罪裁判官がいかに束縛されているか、また官僚システムに犯されているかよくわかった。
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[ 内容 ]
法廷が開かれる前に、有罪の判決文をあらかじめ作成している裁判官。
内心「無罪」ではないかと思える被告人に対して、自らの保身のために「有罪」を言い渡す裁判官。
判決起案という煩雑な仕事を避けるために、脅してでも当事者に和解を強要する裁判官-。
日本の司法システムがこうした「狂った」裁判官を生み続けてきたのはなぜか?
司法改革を主張し、退官を余儀なくされた元裁判官が、「99%有罪」のからくりを解き明かす衝撃の一冊。
[ 目次 ]
第1章 裁判官の自己保身
第2章 裁判官の脅し
第3章 裁判官のサービス業化
第4章 間違いを犯し続ける裁判官
第5章 裁判官の人権
第6章 裁判官の独立
第7章 裁判員制度の嘘
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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裁判所に批判的な内部を知ってる人の書いたものということで興味があり,読んでみた。
辞めさせられたような形だけに感情的なところは否めないものの,処理件数が成績評価対象となり,人事異動に影響するのは裁判官の独立に反する!とかいうところは,まぁその通りかなという感じ。
蛇足判決はダメだとか,和解を勧めるのは裁判官がラクしたいからだとか,減点を恐れて無罪が書けない人がほとんどだとかは,一面的すぎる気はする。
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裁判所についての暴露本。
判決文が短い,とかいう理由の再任拒否で物議を醸した,叛骨の元裁判官が書いた本。自身の再任拒否についても触れる。
東大理化を出て,司法試験に合格し判事になったという経歴をみればわかるように,大変頭が切れる。在職中から裁判所批判の発言をしていて,当局にとってみれば,再任拒否は当然だろう。逆に十年の任期満了まではクビにできずに判事経験を与え,彼の思想を実践させ続けてしまったところが皮肉である。
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特に先入観なしでフツーに読み終えたので、
レビュー見たらあまりに評価が低いんで軽くびびった。
法以外何者にもしばられないはずの裁判官も
所詮サラリーマンに毛が生えた程度のものであり、
組織や社会の呪縛からは逃れられないのだなあと。
実体験からくる上記の話しはそれなりに説得力もあるが、
たぶん興味がない人が読んだらすんごくつまんないだろう。
個人的に司法ブームが来ているオトキタは
引き続き陪審員制度と死刑制度についての
書に手を出していきたいと思います。
この夏、陪審員制度が熱いっ!
そんな夏はイヤー
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「狂った」という表現はややいただけないのでは、と思いつつレビュー。
検察官が起訴した事件は99%有罪になるという、よく知られた慣習の説明から始まり、「裁判官には独立の原則があるにも関わらず、人事を気にするあまりに有罪判決を出す恐れがある」「裁判官という職業は激務であるため負担を減らすために和解を勧める可能性がある」「判決文の理由欄には本来必要ない記述がされている事がある(と、筆者は考えている)」「間違った判例によって判決が下される恐れがある」といった内容が書かれている。
本書では裁判官を退官した理由が記されていますが、この点は相手(筆者の上司)の言い分が分からないので不問としました。
疑問に思われた事に、第四章で小泉首相靖国神社参拝違憲訴訟の判決が長くなっていると批判していますが、両者の気持ちを慮る事はそれほど悪いことなのだろうか、と感じたことです(もし何かこの点について説明している本があれば教えて頂きたい)。
以前に『つぶせ!裁判員制度』を読んだ際にも感じたことですが、ところどころに感情的な表現が見られて、そのことが本の評価を下げる事になっているのでは、と邪推をしてしまいました。
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感情的で読んでて疲れる。批判したいポイントはそれぞれ何を批判したいかはわかるけど、「赤字気にしてさっさと事件を終わらそうとする」「最初から結論見えてる事件でもうるさい当事者だと証拠調べ付き合って長引かせる」とか…何が「最初から結論見えてて早く終わらせるべき事件」で何がそうでないかの見極めってそんなに出来るものなのか、すべきものなのか。多くの人がそうだと思う事件はあるかもしれないけれども、こんなに感情的に「すべからく裁判官は~」っていうような主張はどうかと思う。