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紙の本
手塚治虫のSF冒険活劇
2007/04/10 21:51
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:石曽根康一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「0マン」(ゼロマン)が登場するマンガです
もちろん、「0マン」は架空の人物です。
この物語には、様々な手塚治虫の考えが詰め込まれています。
色々な現実にはない機械だったり、
人間の欲深さだったり、
人間のずるさだったり。
そういうものが、ぎゅっと詰め込まれています。
マンガを一応書いたことのある人間としてみると、
「よくもまあ、こんな大人数を登場させて、話をうまくもっていったな」と物語の進め方に、感嘆するばかりです。
やはり、マンガの神様だなと思わずにはいられません。
このマンガは、『週刊少年サンデー』に連載されたものだそうで、やはり、少し子ども向きというか、少年漫画っぽい側面を備えています。
あと、漫画のテンポが速くて、次から次へと場面転換が行われ、少し、めまぐるしいと感じるくらいです。
また、少し、都合がよすぎると見えないところもないではありません。
しかし、最後まで読めば、手塚治虫の他の作品とも響きあうテーマが提示され、年少者でなくても、それなりの満足感を得られると思います。
「SF冒険活劇」のようなものを読みたい方には、ぜひ、おすすめします。
ちなみに、これは、第2巻で、完結編なので、第1巻から読んでみてください。
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