紙の本
こんな話、待ってねぇよ、おいら!と思わず言いたくなる、なんにもない巻。でも、この巻で諦めちゃあいけない、実はこの後の6巻以降で持ち直す。ま、その前のご愛嬌、ってか?
2007/08/20 19:55
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
はっきり言って、この巻は今までの中でもっとも弱いでしょう。まず人間が一人としてイキイキとしていません。七花も奇策士とがめも、勿論、相手の校倉必も。一応、及第点は真庭鳳凰ただ一人。でもって、この巻ならではの笑える会話がない。「ちぇりお」ではもうダーレも笑わない。「おれが守る」って叫んだところで、よくあるアニメじゃん、ちっとも格好よくないし。第一、とがめ、ますます魅力ないし、で終ります。
ま、維新にとってアニメ、って言ったところで、それで?で終っちゃうんだろうけれど、読者としてはこの巻みたいに、華もなけりゃ実もないような話を読まされるのは、あまりに辛い。我が家の次女に言わせれば「維新、最近、手抜き気味なんだよね」でバッサリなんだけれど、このレベルの話じゃ、お金を溝に捨てるような気分になってしまう。本当にこのまま、進むんでしょうか。
こんな話、待ってねぇよ、おいら!
ちなみに、講談社はwebで
西尾維新×竹が放つ、待ってました!の時代活劇絵巻!
甲冑 vs.無刀
「おれはとがめに惚れてるんだからよ――裏切るわけがねえだろうが」
薩摩の港町を一手に仕切り、賊刀『鎧』を所有する鎧海賊団船長・校倉必(あぜくらかなら)。“日本最強”を襲名した無刀の剣士・鑢七花と、変体刀を蒐集する美貌の奇策士・とがめは、“あるもの”を賭けての勝負を校倉から挑まれる――! “愛”に戸惑い、苦悩し鈍る七花の剣先――!? 刀語、第5話の対戦相手は、絶対の防御力を誇る鎧海賊団船長、校倉必!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第5弾!
西尾維新が挑む時代活劇! こんな物語を待っていた!!」
と書いてはいるんですが、ホント、こんなスカスカ話、おいらたちは待ってないって。『化物語』書いた人は同名異人ですか?もう、無理矢理六巻に期待して、とりあえず目次。
序章
一章 鎧海賊団
二章 校倉必
三章 真庭鳳凰
四章 柳緑花紅
終章
以下は目次には書いてないけど
登場人物紹介
アトガタリ
ここはいつも同じデータ
画:竹
筆:平田弘史
本及ビ箱装幀:ヴェイア
版面校正:紺野慎一(凸版印刷)
本文使用書体:FOT-筑紫明朝 Pro L
とりあえず、登場人物紹介でお茶を濁せば、校倉必は年齢38歳(そうは思えないけど)、職業は海賊、所属は鎧海賊団、身分は船長、所有する刀は賊刀『鎧』。身長7尺5寸、ていうことは2.3mくらい?。趣味は釣り、そんな場面あったかしら。得意技は六つらしいけれど、要するに守るんです、攻めながら。
で、仕方ないから書いちゃえば、次回は凍空(いてぞら)こなゆき、っていう人が対戦相手で、その人の持っている刀は、双刀・鎚。舞台は蝦夷・踊山だそうです。こんな場所、本当にあるんでしょうか。そして、何より、話はもっと面白くなるんでしょうか。だって、これなら5巻全部合わせたって、山田風太郎の忍法帖一冊にも及ばないんだもの、維新、危うし!
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相変わらずのファンノベル5冊目。今回のはまだ読めるほうやったか。ラノベなのにベタなのが大嫌いだ。wそれ以前にラノベだめだw あとがたりの一言が気になるが、よもやこないだあんな話かいといてまたベタなことはしないよな。。 ちゃんばらは相変わらずダメとして、維新は12冊で一話ずつお話というもののアーキタイプをならうつもりなのか? んーしかしチェリオネタあんなに引っ張ったくせにあんな〆方か。。。あ、いまさらだけど刀語の竹氏の絵微妙じゃね?(爆笑
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西尾維新の12ヶ月連続刊行シリーズ第五弾!
新キャラや新伏線も登場した今回は、主要キャラクターの描写を重視した展開をメインとした作りになっている。
賊刀の持ち主と決闘で争うことになった七花ととがめ、賭けるのは刀と、とがめ―!?
つかみどころのない七花に芽生えた新しい感情や二人のどきどき(しない)混浴温泉、マッサージなどコメディ要素に特化した今回。精神的にも戦闘経験的にも少し成長することができた七花でした。
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「おれはとがめに惚れてるんだからよ−−−裏切るわけがねえだろうが」
薩摩の港町を一手に仕切り、
賊刀『鎧』を所有する鎧海賊団船長・校倉必。
“日本最強”を襲名した無刀の剣士・鑢七花と、変体刀を蒐集する美貌の奇策士・とがめは、
“あるもの”を賭けての勝負を
校倉から挑まれる−−−!
“愛”に戸惑い、苦悩し鈍る七花の剣先−−−!?
刀語、第五話の対戦相手は、絶対の防御力を誇る鎧海賊団船長、校倉必!
衝撃の12ヶ月連続刊行企画
“大河ノベル”第5弾!
西尾維新が挑む時代活劇!こんな物語を待っていた!!
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薩摩にて海賊団の頭領・校倉の持つ「鎧」をかけての決闘!しかし、校倉は取引を持ちかけてきた。校倉が勝ったら、七花の代わりにとがめの刀集めに協力したいと言う。負けるわけにはいかない七花だが、「今回は相手を殺すな」ととがめに言われ、さらに相手は全身鎧の大男!!
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鎧が刀というのがすごい。実際にあったらきっとものすごい迫力だろうなあ。銃弾も効かなそうだし、かなりの虐殺兵器になるんじゃないだろうか。水責めと火責めには弱いだろうけど。せっかく海賊団が出てきたのに、話は全然海賊っぽくなくて残念。ちょっとマンネリ気味かも?
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取り立て言うことはないが、既巻と同じくらいおもしろかった。
このまま全巻読むのに苦痛を感じさせない作品であるが、ただちょっとマンネリ化気味?
とがめの間違い発覚シーンが期待していたほど面白くなかったのが残念。
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戦闘シーンは倒し方の予想がついてしまったのがちょいと・・・。
そのせいかそこまで目立たせたかったのかちぇりお話とか夫婦(でもないけど)漫才の方が印象強いですね。
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<内容>
「日本最強」を襲名した無刀の剣士・鑢七花と、変体刀を蒐集する美貌の奇策士・とがめは、「あるもの」を賭けての勝負を挑まれる。対戦相手は、賊刀「鎧」を所有し絶対の防御力を誇る鎧海賊団船長・校倉必!
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「日本最強」を襲名した無刀の剣士・鑢七花と、変体刀を蒐集する美貌の
奇策士・とがめは、「あるもの」を賭けての勝負を挑まれる。対戦相手は、
賊刀「鎧」を所有し絶対の防御力を誇る鎧海賊団船長・校倉必!
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第4話、賊刀・鎧。舞台は薩摩の港町。鎧海賊団船長からの提案を受け勝負をすることに。
七花が嫉妬してる様子が自覚がないだけにちょっと面白かったです。真庭鳳凰はなかなか強そうでした。『ちぇりお』が遂につっこまれた巻でもありました。これから否定姫がどう動くのか気になります。
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2007/10/31
今回が一番面白い。
やっと七花が人間らしくなってきた。とがめも。
やっぱり人じゃないと。
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どうしてそれが刀になるのか、という鎧。相変わらずの二人のボケと突っ込みに、お約束の横恋慕役登場。物好きだな。
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鎧って…そのままなんだ…
まにわにの鳳凰さんが気になる
えーとあと…
とがめが面白かったなぁ…ちぇりおー!
08'4'9
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一気買いしていなければ読まなかった虞さえあるこの巻。
まぁ、今回はちゃんと書かれてるみたいですね。
賊刀・鎧、ちょっと予想外でしたね。
ここからは刀の形状を成してないのもありなのか。
良いですよ、そもそも私が刀語に求めているのは如何に奇怪な刀を出すかが全てです。
西尾維新さんの本は化物語も合わせて一気買いでしたので、文章の方は知りませんでしたからね。
次回の双刀・鎚も期待出来るか?
もう期待はずれは御免ですよ。