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途中で、展開が読めた…様な気がしたけれど、そんなに単純なお話ではありませんでした。
心理学を勉強したくなります。
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精神病院の一室でヴィクトールは、手足をベルトで縛られベットに拘束されていた。
数年前、彼は著名な精神科医で精神病院を持っていた。
四年前、彼の愛娘ヨゼフィーネは不可解な病気にかかっていた。
前触れも無く突然に痙攣しだす。
ヴィクトールは、病院を手放し娘の為にあらゆる病院に行き見てもらうのだが原因は解らなかった。
そして、ある病院に行って診察の順番を待ってる時にトイレに行って帰ってくると娘がいなかった。
娘は忽然と消えてしまった。
大々的に捜査が行われたが娘は見つからない。
娘が行方不明になってから、四年。
パルムク島の別荘でヴィクトールは、引きこもっていた。
いまだに娘の事を忘れられなく彼はその事だけを考えている日々だった。
そんな時、アンナと名乗る自称作家の女性が彼の元に訪ねてくる。
自らを統合失調症だと言い、本の中の登場人物が現実に現れると言う。
妄想を語り始めた彼女だったのだが、その話の中に娘によく似た少女が出てきたのだった。
島の人は、その女性は危険だと言っていたのだが、ヴィクトールは話の誘惑に負けて彼女を治療を始めるのだった。
迫り来る嵐の中、アンナを治療し始めた。
ヴィクトールは、徐々に体調を崩していくのだが、アンナに会うことを望む。
それは娘の失踪の事件を知る事になるのか?
そして、全ての真実とは?
ドイツの作家が書いた、ネオ・サイコスリラーです。
ストーリーは、よかったと思います。
しかし、文に緊迫感・躍動感が無い。
どこか淡々と書かれてます。
ん〜テレビ・ラジオのディレクターだった人なので、文字で心を伝えると言う事がちょっと足りないのでしょうか?
でも、ストーリーがいいので、映像にしたら面白そうです。
ラストも驚愕でした。
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精神の病気である統合失調症と代理型ミュンヒハウゼン症候群にかかっている精神科医の娘が誘拐される話。
最近日本でもこの病気による事件が新聞紙上をにぎわしていた。妄想を基にしているらしいことが分かり始めるとちょっと……。
映像化した方が面白いかも。
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2009.09.17. 読む前から、嫌な感じはしてた。タイトル、表紙、あらすじ…嫌な感じだアザトイ感じだ。私の嫌いな感じだ。精神病を使ったミステリって、すごく嫌だ。話がどんでんどんでんとジェットコースターのように進むから、ページも進むので、確かに映画向き(ドイツで映画化されたらしい)。派手ばでしいドッキリ系の映画のよう。序盤で、なんとなく展開が読めてしまった。★こっからネタバレ★"シュピーゲル"という言葉にピンときて、ああ…と。それと、"代理型ミュンヒハウン病"が、日本でも話題になったのでそんなに驚かされなかった。
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……やっぱり翻訳モノは苦手だ。
失踪した娘の鍵を握っているらしい女のカウンセリングを行ってゆくうちに、衝撃の事実が、という話。結局夢オチ?のような。
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なんでだか、図書館で気になって
そのまんま、とり憑かれたように読んだ。
内容が気になって 気になって
すごく眠いのに、それでも一ページだけでも・・・
と思いつつ、10ページ以上読んでしまった。
ホラー、サスペンス、
う~ん、一体何のジャンルなんだろう??
ビジュアルが次々とめくるめく。
次が読みたい!と思わせたので星は4つ。
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サスペンスとミステリーで、これまでに読んだものとは、雰囲気がチョット違う。
話が分かりにくくなる寸前まで練られているのは、ドイツの国民性かな?
これがデビュー作とは、驚き。
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読んでいくうちに何となく展開(ラスト)が読めるような話しだと思いましたが最後はちょっとどんでん返しがありました。
精神科のお話しに多いラストではありましたが(笑)
謳われているようにスピード感やドキドキ感は十分にあったとも思います。
読んでいても先が気になり一気に読んでしまった作品でした。
『何が』『誰が』現実なのか妄想なのか。
『自分』がおかしいのか『相手』がおかしいのか。
果てして、どこまでが本当のことだったのか
読んでいるとそのあたりの気味悪さは伝わってきます。
ベストセラーで映画化も決まっているようですが映像化するとけっこう怖いかもしれません。
でもこの本よりも私的には『彼女は存在しない』の方がオススメですね(苦笑)
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処女作にしてこのスピード感!あっぱれ。
ストーリーの転がし方も絶妙で、とにかくページをめくる手が止まらない。
何かを思いっきり読みたい、とか、一気読みしたいならば絶っっ対にお勧め。
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友人にお勧めされて読んだ本。
確かに面白いけれどサイコスリラーというジャンルを小説で読んだのはこれが初めてなので、いろいろと慣れてないからか読みにくい部分がありました。ストーリーはすごく面白かったです。
私には思いもよらぬ衝撃的なラストでした。
ところで、映画化!とありましたがもう公開されたのでしょうか?
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....うーん、読み手をいい意味でだますならいいけれど、これはちょっと....。情景描写はとてもいいのに。
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好きな人と嫌いな人に分かれると思いますが
私はこのような 不思議な非日常に
惑わされ翻弄される人に
なりきって読み進める事も好きなので
最後に
『ほう〜なるほど』
と 感心させられると満足です。
満足させられました。
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心の病。特に以前精神分裂症と呼ばれていた統合失調症の症状が
ドラマチックに描かれている作品。
幻聴・幻覚が錯綜する中、主人公が見ている世界も、筆者が見ている
世界も、どこに真実が隠されているのか分からない。
頭の中で起こるサスペンスがスリリングである。
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何何何何!
ドキドキ。
読み進めるたびに目が離せなくなる。
人は精神に異常をきたすと
とんでもない事を起こす。
しかも、それを正当化する為に
考えられない様な思考に至る。
見えない病気は
すごく治療が難しいと思う。
この本は一気に読んでしまった。
ドキドキしながら目が離せない状態。
その感覚が中毒をおこしそうだ。
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本格ミステリ好きには到底納得できない。
これでもかと伏線を張っておいて
その全てが結局は精神病による錯誤。
つまり勘違い。
というのはオチとしてどうかと。