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面白かったです。堪能できました。思っていたよりは普通のお話でした。「小夜子」や「理瀬」ほどのインパクトはなかったけどそれはそれでよかったと思います。
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読むのは2回目だったかな?新書版で3冊組→単行本化→文庫本化なので何となく印象に残ってる。中高生の女の子特有の思い込みの激しさ、脆さなどを描いていて、非常に好き。私も香澄と芳野の繋がりの強さに憧れたりしたものです。というか、こういう魂の繋がり的なものは好き。ただ、今読めば結局この話は香澄がメインであって芳野も引き立て役でしかなく、2人が余りに強く孤高として描かれているのも、女の子特集の思い込みでしかない。毬子がとても純粋なように描かれているけど、それはその2人も変わりない。何だか、昔に読んだ時とは少し違う視点を持てた。(2007.11.09)
もう5年も前に読んだのか!
実家から返してもらったら読みたくなって再読。
この作品で描かれる少女達は皆違って、その個性の違いがすごく魅力的。香澄のようなカリスマも、芳野のようなしたたかさも、毬子のような純粋さも、真魚子のような聡明さも。
恩田さんも少女を書かせるとピカイチで、あたしはいつまでも、恩田さん作品を読むたびに、あの頃に戻ったようなデジャヴを感じるのです。。
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2時間半で読んだ。どんどん深みに入っていってる様がとても読んでいて、恐怖まじりの好奇心が掻き立てられる。高校生が主人公なのに、「夜のピクニック」でも思ったけど、
幼いと感じる部分はなく、その目線で物事が進んでいっていた。すごいなー。
結局死んでしまったけど、死ぬことで終わったような始まったような。
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2008.1.20〜1.25
あこがれていた先輩に夏休みを利用して3人(みんな女の子)で合宿をしないかと誘われた主人公。楽しいはずの夏休が・・・って話です。
この話は別にそんなに悪くはないと思うけど個人的にはそんなに面白くなかったです。
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少女時代の美しさとか儚さが鮮やかな文体で表現されてます。香澄の最後の台詞は今でも心に残ってます。この人の本は人物の名前のつけかたから隙を感じさせないな、と感じます。
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美しき少女たちによる物語。で、あるが内容は決して明るくは無い。
「黒と茶の幻想」と同じように章毎に主人公(一人称の対象となる人物)が変わるのだが2章目の終りで流れが急転し3章目の主人公は物語の核となる事件とは全く無関係と思われた意外な人物でした。ですが、核心にかなり迫るこの章にぴったりの人選だと読後に感じました。
恩田作品は結末が多少消化不良な感のするものが多く感じるのですがこの作品は実にうまくまとまっており読了後にモヤモヤした感じはまったく残りませんでした。
個人的にはいまのところ一番好きな恩田作品です。
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新書サイズのを高校のときに図書館で見つけてからすっかりとりこになってしまった思い出の本。
恩田陸が書く美少女の詰め合わせみたいな作品。
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わたしが今持っている本のなかでも、トップ3に入るかもしれないくらい大好き。
この少女だけがもつ永遠性とか、そのはかなさ、美しさをこれでもかと描ききった作品。
宝物みたいな一冊。
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正しい少女とはなんなのか。誰の語る真実が正しいのか。過去を暴き、彼女たちはどうするのか。そんな感じです。読んで良かったと思います。
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一緒の秘密があるってだけで、これだけ仲良しになれるのが心底うらやましいです。
ましてや、こんな事件があっては、とても仲良しになるのも無理はありません。
少女の時間とは言うけれど、少年の時間もこんなもんかなぁ、とも思ったり。
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恩田さんの書く『少女』像は大好きです!!
これもよかった!
三人の少女の様子が描かれつつ話が核心に迫っていくので
どんどん読めました。
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ある夏の日、舞台背景の絵を仕上げるために毬子は憧れの先輩、香澄の家で合宿することになりました。
少女たちはこの美しい川の岸辺の家で起こった10年前の過去に引き戻されていきます。
恩田陸独特の美しい夏の情景が織り込まれて映画を見ているような錯覚を起こします。
ミステリーではありますが、少女たちの揺れる細やかな心情と移ろいでいく夏がマッチしており、彼女たちの変化のほうをゆっくりと読み解いてほしいです。4章それぞれ語り手が違い、なぞが解き明かされていきますが、彼女たちにかかわる少年たちからの語りも読んでみたかったです。
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芳野の言うような正しい少女時代。それは誰もが過ごしたはずの時代。たぶん私も。恩田陸の描く歪みながらも美しい少女達はどの子も魅力的でゾクッとしました。芳野と香澄の近いようで近くない距離感などがうまいなぁと感じます。
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誰でも自分は平凡な人生を送っていると思っているし、それなりに善人であると思っている。
夏休み、憧れの先輩である香澄と芳野から、演劇部の合宿に誘われた毬子もそう思っていた。
川のほとりにある、香澄の家に滞在するまでは・・・。
香澄、芳野それに毬子にとって忘れていた、忘れなくてはならなかった忌みじき思い出が
蘇り・・。
少女の残酷さや美しさを表現しているミステリー。「ネバーランド」の少女版という感じの作品だ。
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登場人物と名前がおんなじでした笑
恩田さんの書く高校生とてもすきー。でも、なんか、ひとりひとりのキャラをもっと知りたかったような。