紙の本
人気講師が普段の講座でまずこんなことを話すだろう
2008/12/09 21:12
9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきはじめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
歳の所為なのか気持ちの所為なのかはわかりませんが、最近本を読んでも内容をすぐに忘れてしまいます。そのため少し見直したりする訳ですが、改めてこの本が言いたいことは何だったのだろうかと考えると、18歳までにいろいろな能力を鍛えておきなさいということでしょうか。
7人の人気講師が普段の講座でまずこんなことを話すだろうという内容を同じ口調で綴っているようです。
二十歳を過ぎたら職に就いて働くということには生活費を稼ぐというはっきりした目的がありますが、逆にそれまでの時間には自立心が育つ前から義務的教育としての学校生活が与えられている所為か、何をしておくべきか、何のためにしておくべきかを自覚できないまま過ごしてしまう若者が多いのだろうと思います。そしてよくわからないけれど学生だから何となく勉強しておかないといけなさそうだ、と思って私自身も過ごしました。
今更ですが、あの時期は充実した人生を過ごすために自分の能力を鍛えたり特性を見つけたりするための時期だった、そのためにいろいろな勉強をしておくことは大事なことだったんだとこの本を読んで自覚しました。
今だから思えるという事でもあるのでしょうが、中高生には素直に読んで欲しいものですし、教える側にも参考になると思います。
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「16歳の」とうたっているが大人はもちろんほかの年代でも読んで楽しめる本。
16歳の時にこの本に会いたかった。
でも大人になった今だからこそ面白く感じるのかも。
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英語、国語、数学、社会、理科。何で学ぶんじゃろ。いったい何の役に立つんじゃろ。」なんて、勉強せん為の言い訳を誰でも一度は言ったことがあると思う。当時はそんなことを考えず、大きな目的意識もなく取り組んどった。もし、この本を読んでから勉強に取り組めば、また少し違う視点で勉強できたと思う。24歳の今読んでも、とても新鮮な本。できれば、16歳で読んでおきたかったw
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ウォーリー所有。まだ途中までしか読んでないけど、なかなか興味深いです。教育関連の著名人から16歳への
メッセージ。
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[○2008/11/03完読]ドラマ版ドラゴン桜で涙したので読んでみました(本屋で目にとまった)。私の好きな大西先生(ハートで感じる英文法の先生)も登場しているし。受験時代をとっくに過ぎた30歳半ばの私も、ふんふんと思いながら読めました。こういった勉強に対する価値観を少しはもった程度の学生であれば、本書の内容は有益でしょう。もし子供が周りとの競争に勝つことのみにやっきになっていたり、点を稼ぐことだけが目的化しているようならば、学ぶ姿勢としては悲惨です。この副題にもある事を真剣に考えながら学んできた人が少ない気がします。受験競争で息苦しさを感じている中高生にはこの本を読ませてあげ、勉強に対するもっと広い考え方を見せてあげるのもいいかな、と思いました。周りの大人がこういうことについて真剣に話してくれることは稀でしょうからたまにはこういう本でも読まないとやってられないでしょう。大きな意味でとらえるとこの本の教師陣が言っていることには納得です。平易な文章で書かれていますので時間のない社会人の自己啓発としても簡単に読めて良いです。ただ、残念ながら精神構造が成長してしまった感のある私たち大人としては、行動原理を変え、自己を省みるほどの内容ではないかもしれません。16歳の頃の気持ちを思い出しながら読むと、初心忘れべからずはなかなか難しいなぁ、と思いました。
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学校で学んだことが社会で役に立ってない。誰しもが抱くジレンマである。そんな心の穴を埋めるべく、この本を手にした。案の定、やや飛躍した例えや予想通りの内容も多かったように思う。だが、社会科の講義内容は私の心の穴を少なからず埋めてくれた。知識の習得に重点を置く学校と、付加価値の創出を求める実社会。よのなか科は、この両者をつなぐ架け橋になるものである。学校での授業は一体何だったのか?実社会と関連づけて考えられる社会人こそ、読むべき本なのかもしれない。
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既に自分が合格しているイメージを持つことが大切、受かるのが当たり前と思う、というように、理想のイメージを既にもって、それに基づき行動することが大切。そうすれば必ず合格する。達成する。信じていることが大切。
あと、部分は全体を包括し、全体は部分を構成する、というように、狭い分野からきわめていくといい。
例えば、Pの単語のプロということ。なるほど!
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おもしろい!
各教科のスペシャリストが、「なぜ勉強しないといけないのか」という高校生が抱える永遠のテーマに答える本。
藤原さんの「よのなか科」は是非受けてみたい。
大西さんの「単語1万語覚えれば、違う正解が見える。ごちゃごちゃ言わずにやってみろ」というメッセージもよかった。
個人的には、物理の竹内さんの放った「客観的な意見なんてない。個々の主観があるだけ」というのが突き刺さった。
勉強したくなる一冊。
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p78
●詰める力:論理的な思考能力と最後までやり遂げる意思や気迫
・論理力:論理的整合性に敏感でひとつも破綻のない考え方ができること・要約力: ・精読力: ・意志力:
詰める力を伸ばすには
・間違った問題についての復習システムを身につける
・勉強のポイント:「できなかったことをできるようにする」こと
・「できなかったこと」を徹底してやる。できるようになるまでやりつくす
p118
●教科書を飛び出せ
・英語を将来に生かすために
・英語で読書をする
・「ネイティブがネイティブに向けて書いたもの」を読む
・受験時代は好悪を問わず、いろんな分野に触れることができる
・どの分野も先人達が営々と築き上げてきた知識のエッセンスが詰まっている
・教養がグリグリと広がる、そんな経験はこの時期を除いてほかにできない
・大切なのはその世界にどっぷりと浸かること 積極的に飛び込んでいく
p182
・何のために働いていくのか?
・「クレジットを高めるため」 クレジット:他人からもらえる信頼や共感、信任の総量
p184
●テレビと携帯を切る勇気を
・戦略性 「やることを絞ろう・時間も能力も限られている」から
・集中力が必要
・テレビの時間を制限すること、ケータイの使用を徹底的に制限すること
・「自分の意思で制限する」ことができれば、人生のライフマネジメントに大きな影響を及ぼす、人生をマネジメントする力になる
・タイムマネジメント能力 時間管理、自己管理能力につながる
p205
・合格するのが当たり前と思っていれば、勉強は楽しくなる。絶対に無理だと思っていれば、苦しくない。不安定な場所にいるからこそ苦しい
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中学受験って、あたしの周りでは普通だった。
希望の中学に上がって、希望がなくなった私は、
それと同時にまっすぐじゃなくなって、
進路の滑走路に立たされているけど、目指す空がわからない。
そんな機材もない。
「あの頃が一番勉強してた」
中受した人らが口を揃えて言う言葉です。
京大入った人も例外じゃないです。
まっすぐですから、
言われたことやりますから
そんな楽しいこと知りませんから
さぼること知りませんから
あなたはなんのために学びますか?
もっと勉強しなきゃです。
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特に、理科・社会・心理の講義の章がスムーズに読み進められた。
読み終えた後、理科の章に登場した竹内薫先生の「99.9%は仮説」購入。
購20081004
了20081028
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国語、数学、理科、社会etc…
それぞれの先生がその教科の面白さについて語る。
学校で教えられる教科がどんなふうに現実社会や人生に結びついているかが語られていて面白い。
また勉強してみたくなった。
学生時代にこんな事を言ってくれる先生たちが居たら、もっと勉強も楽しいものになってたんだろうな〜。と思う。
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価値が多様化している現代、勉強することの意義を見出すことって難しいことだと思うんです。べつに勉強ができなくても生きていく手段はいくらでもありますよね。いい大学をでたからといって将来が保障されるわけでもありません。はたして勉強が何の役に立つのか。この本のテーマはずばり「なぜ学び、なにを学ぶのか」です。その問いに国語、数学、英語、理科、社会、心理のスペシャリストの先生方が答えています。どの先生方も深い視点で、勉強することは役に立つことなのだと教えてくださります。(平岡)
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それぞれエキスパートが語る、学ぶ事の本音や本質。
国語 金田一秀穂先生
耐え移設なのは「情緒より論理」という原則
日本語は「人間関係を表現する」のが得意
日本語は「細かく分析的に言うこと」苦手
言葉は数学的なモノ「覚えるモノではなく、考えるもの」
算数
数学力とは真実を見抜く力
数学が苦手な人は姿勢が悪い
子供の頃に外で遊ぶ空間把握力をつける
「できなかったこと」の復習ノート
ノートは一気に写す習慣
現実の厳しさを知る
続く
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16歳の当事者向けというより、その親が読む本なのでしょう。図書館では人気ですね。なぜ学ぶのかと問われれば、おもしろいから、でよいのでは。図書館予約数は84(09/01/25現在)です。