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読了した直後なのでうまくレビュー出来ませんが、とにかく切ないようなもやもやな感じです。しかし、東野さんは世の中の流れを本当によくわかってます。あっぱれ
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本屋で衝動買い。
不倫の話あんまり好きじゃないんですが主人公が不倫を否定しながらもズブズブとはまっていく様子が面白すぎ。
次の日を省みずタイトル通り夜明けまで読んでしまう物語でした。
ある意味ありきたりな時効にひっかけたカウントダウンなんですがすごくどきどきしてしまいました。
みんなに勧めたいけど不倫を煽ってると思われたら嫌なのでひっそりと自分だけで楽しみます。
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ミステリではなく恋愛小説。中途半端で成熟してない男女二人の日常が繰り返し書いてある。「ここから動き出すのは遅いだろう」というタイミングで、やっと事件の詳細が語られる。ここまできたら不倫劇の結末の方を楽しみにしたい読者もいるだろうが、私としては時効寸前の事件をもっと突っ込んで書いてほしかった。だらだらと続く不倫に平行して、肝心の事件もいまひとつぴりっとしない。呆気なく終わったことに拍子抜けするとともに、作者に対して一抹の不安を覚えてしまった。量産のし過ぎで手詰まりになったわけではなかろうが、微妙に質が落ちたように思う。
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2007/7 立ち読みで全部読んだ。始まりの一文はなかなか良いと思ったが、途中までひきずる展開を帯でねたばらしするのはどうか。主題も「男はずるい、小さい」に過ぎないとすると、つまらない。こういうのなら小池真理子のほうがうまい。ミステリーを期待するのはよくない。
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最新作ということですが、野生時代への連載は2004年くらいから始まっていたようで、書き下ろし作品ではないみたいです。最近、直木賞を取ってから新作が少ないように感じていますが・・・
やっぱり東野さんの作品ですから、楽しめましたし、読みやすいうえに次の展開が気になり。1日で一気読みしました。しかし、もともと、このあたりは東野圭吾さんの真骨頂でしょう。でも、帯にある「東野圭吾の新境地にして最高傑作」って言うのは、ちょっと誇大広告かも(^^;東野さんの最高傑作は他にあるんじゃないかな。
渡部の会社に派遣社員の秋葉がやってきて、ふとしたことから急速に接近した二人は、妻子持ちであるにもかかわらず、ついには越えてはいけない一線を越えてしまいます。しかし、その秋葉には複雑な家庭事情があり、15年前の父親の愛人の殺人事件の容疑者でもあったのです。
こうした謎のサスペンスよりも、不倫をする渡部が妻に嘘をつき続けながら女性との会うと言うあたりの描き方やアイディは感心するばかりで、参考文献がないのなら東野さんの体験から来るものかと想像しちゃうほどです。このあたりは文章がうまいのか、地なのか・・・(笑)。
ラストシーンは、そういうことだったのかって私は単純に感心しましたが、本当に終幕間際に提示される結末に十分に検討もできないまま受入ました。でも、よく考えるとそこまで警察の判断は甘いのかな?死亡解剖などによってわかっちゃうんじゃないかなって思いなおしました。
とは言え、土曜サスペンス劇場的な話になかなか面白かったので、個人的には◎!
しかし、主人公たちは40歳くらいで「もう男でなくなったんだ。亭主とかオヤジとかおっさんとか、そういうものになってしまったんだ」(正確な表現じゃないけどこういう意味のことを言っていた)っていうような会話をしていましたが、さらに10歳も年を取った私は・・・まあ、「天命を知る」年ですから、男である必要もなくなかったのかも(^^;。男でなくてもいいけど魅力的な人間ではいたいけどねえ(^^;<それも危ない!
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渡部の働く会社に、派遣社員の仲西秋葉がやって来たのは、去年のお盆休み明けだった。僕の目には若く見えたが、彼女は31歳だった。その後、僕らの距離は急速に縮まり、ついに越えてはならない境界線を越えてしまう。しかし、秋葉の家庭は複雑な事情を抱えていた。両親は離婚し、母親は自殺。彼女の横浜の実家では、15年前、父の愛人が殺されるという事件まで起こっていた。殺人現場に倒れていた秋葉は真犯人の容疑をかけられながらも、沈黙を貫いてきた。犯罪者かもしれない女性と不倫の恋に堕ちた渡部の心境は揺れ動く。果たして秋葉は罪を犯したのか。まもなく、事件は時効を迎えようとしていた・・・。 (amazonより抜粋)
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東野さんの作品は安定してて読みやすく、色々考えさせられるので結構定期的に読んでいて今年は4冊目です。
直木賞受賞の『容疑者xの献身』の対極を描くということでとても期待しながら手に取りました。が何かパッとしないと言いますか。浮気の話で、で?それで何?って感じでした。読みやすく、スラスラページが進むのはいつも通りでしたが、ちょっと今までの東野さんの中では下のほうかな;無理に単行本で読む必要は無かったなといった感じです。
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僕自身久々にハードカバーの本を買いました。
それも最初の一行に衝撃を受けて。。。
既婚男の心情をかなり克明に描写してあります。
そして誰もが陥りうる感情。
かなり入りこみました。。。
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東野圭吾の作品としては、ちょっと期待はずれ。不倫にいたる心情が細やかに描かれていますが、最後がやっつけ仕事っぽいですね。いつもの大どんでん返しを求めなかったら、それなりに楽しめます。
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本作で中心となるテーマは、「不倫」です。家庭を持ちながら、会社で出会った女性と恋に落ちてしまう主人公。しかし、その女性にはある秘密があって・・・家族がいながら、不倫にのめり込んでしまう心理状況を巧みに表現しており、最後まで飽きさせない、読みごたえのある作品でした(2007.7.8)
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既婚者側にとっては、うれしい結末だった。
ただ、秋葉には惹かれてしまう・・・
この作品を読んでいるとき、気持ちは男になってしまっていた!
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東野圭吾にしては珍しい恋愛物。少しミステリー?軽く読めました。ただ、ミステリーの部分、必要だったかなー?何も殺人事件を絡めなくてもよかったのでは?と思っちゃいました。東野さんはこの手の軽い小説はちょっと中途半端な感じが否めないなー。
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「不倫」というテーマ自体に生理的嫌悪を覚えるため評価は辛口。不倫を不倫のまま終わらせなければもっと評価したんだけど。ミステリ的なオチも、東野にしては底が浅い。東野に対する読者の期待は、もっともっと高いところにあるはず。
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面白かった。読みやすいし、引き込まれるものがある。やはり赤い糸なんかなくて、それは信頼で成り立つものだって思った。不倫は最初から最後まで不倫であるべき。だいたい、はじめからストーリーは読めるんだけど、最後の展開はまあまあ意外だった。読んで損はない本です。
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不倫のお話。東野圭吾の作品の中ではあまり面白いほうではないなというのが読み終わった後の正直な感想でした。ミステリーなのか恋愛なのかどっちつかずでラストもなんとなく想像出来てしまうし、読解力が無いからかもしれませんが主人公の男性が不倫相手の女性に何故あそこまで心惹かれたのかが描かれきれてない気がします。最高傑作は過大評価だと思いました。