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若者向けですが、テレビ好きで、ついついテレビにのせられまくりなけっこうな大人の私にはちょうどいい本でした。若い人むけにけっこう丁寧にかみくだいて書いてあるとこが、いつもの著者の文章とちがっててそこがまたおもしろいです。
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報道カメラマンの宮嶋茂樹著。
現場を見ている人間だけが真実を知っている、自分は一流だ、いかに報道写真がすばらしくて他のメディアがだめか、という主張ばかりで、気持ち悪い本だった。
自分にも誰にでも、必ず盲点があるということに対して無自覚なんだろうか。
批判的に読む練習には使える本かも。
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この本はホントに宮嶋さんが書かれた本なのだろうか?インターネットやってる人はだいたい知っているようなことが書かれている。ネットをやらない人間が信じているのではないかと思う。
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僕が不肖・宮嶋を好きなのは、彼が何でも実際に経験している、からだ。
通俗的な倫理観を踏みにじるような極論も、彼が実際に現場に行き、実際に見ていることについて述べている限り、それは尊重すべき意見だと思うし、少なからず共感することができた。
でも本書はそうじゃない。
特にネットについての言説は、単にパソコン嫌いのオヤジがよく言う通説をなぞっただけで、不肖・宮嶋が語る必要性はまったくない。
同じことを言うのでも、宮嶋らしさを発揮してほしかったなあ。
後半にやや盛り返す感はあるけれど、全体として決して良書とは思えなかった。
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14歳のための、メディア・リテラシーの本。
若いうちから情報を批判的にみる訓練は必要なんだろうなと思う。
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中学生向けのシリーズ。よくも宮嶋茂樹氏に依頼したもんですね。現地で取材しているカメラマンによるニュースキャスターやコメンテーターへの批判はもっともですね。
ニュースキャスターやコメンテーターはテレビで偉そうなこと言っていますがジャーナリストではなくて雇われ広報なんですかね
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不肖と自分のことを言う割には、ものすごく上から目線で、自分に対して自信に満ち溢れた人のように思います。
その自信のせいでしょうか、ものすごく感情論が多いです。
インターネットに対しての批判がもの凄いのですが、その理由は、「インターネットには不正確な情報が多い」ということ、これは同意です。でもそれはインターネットに限りません。それはメディアのウソがテーマのこの本でも繰り返し述べられていること。
そしてもう一つの理由は「インターネットで調べては感動がない」という、完全な感情論。パパッと答えがわかって何が面白い。というのです。時間をかけて自ら調べることでこそ感動が生まれると。
それは否定しません。否定しませんが、パパッと調べてできた時間で、また違う感動を味わうことができるのではないでしょうか。インターネットで物事を調べることに感動を求めるのではなく、その結果としての行動に感動が生まれるのではないでしょうか。
調べる行為自体に感動がないから意味がないというのは、なんとも本末転倒な理論なように思います。何のために調べているのかを完全に忘れてる。
災害時のインターネットの無力さについても書かれていますが、その状況が今や大きく変わっているのは、東日本大震災や、熊本地震を経験した現代では、日本中の誰もが知っていることでしょう。
つまりこの本が古くなってしまったということかもしれません。
その他の部分でも、とても参考にになることもあるのですが、非常に決めつけが多く、また偏見もかなりあるように思います。
この本にも書いてあることではありますが、この本の情報もまた鵜呑みにせず、客観的な目で見ることが大切だと思います。
私自身は、読んでいてとても怖かったし、気持ち悪かったです。
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宮嶋さん、いつもの文体はどこへ行ったのか、お行儀よく書いてます。「孤独にどれだけ耐えられるかで勝負は決まる」と宮嶋さんは言い切ります。ほんと、そうだと思います。でも、気づいている人はすくないだろうなぁとも思う。