紙の本
幼稚園選びの参考に
2017/03/30 16:19
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投稿者:りな - この投稿者のレビュー一覧を見る
近所のモンテッソーリ教育の幼稚園を受けようと思った際に、読みました。もしモンテッソーリ幼稚園を考えている親御さんは一度教育理念などが分かるので読まれるといいと思います。結局我が家はモンテッソーリの幼稚園には入園しませんでしたが。
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育児をする中で、親として様々なことに気づかされる本です。
子ども動きは時として大人から見たら不明なことが沢山あります。
でもそれには子どもにとって1つずつ重要な意味があって、
その理解できない子どもの心を、行動を、解説して下さってます。
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モンテソーリ教育について学んだのは初めて。子供には子供の、独自の世界があるということを、再確認させられた。子供はヘンなことにこだわったり、妙に動きまわったり、思いがけないことを言ったりするもので、わかっていても矯めようとするのが大人というものだと思うけど、モンテソーリの考え方は、これらをまず肯定し、大事な敏感期なのですよ、と諭してくれる。ピーターパンをピーターパンのまま育てるような考え方かと思った。
子供が自分で何かをやり遂げようとする、それを筆者は知性のエネルギーと呼び、自分の頭で考え、自分の体を思い通りに動かすことこそ、自立への重要な道筋と指摘する。具体的には、生活の中でお手伝いをさせたり、手の動きを促すおもちゃを用意したり、三歳以降は折る、切る、貼る、縫うの創作活動をさせたり・・・ということらしい。
子供の世界を認め、自分でできたという満足感を味わわせる、そんなわかってる筈の原則を再確認させられた。具体的にはいくつか試してみたい。
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自立と自律、子供に何を学んで欲しいか。日本では自律、フランスでは自律が大切と言う。私は、自律を求めたい。彼が何を欲し、どうしたいのか。それをもう少し考える機会をくれた本でした。
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ずっと読んでみたくて、たまたま図書館に行ったら見つけたので借りてきた。
モンテッソーリ教育っていうと大変そうだけど、家庭の中で、ちょっとした心構えで出来るんだよ、未熟なお母さんは、いわば母としての敏感期にいるんだから、子どもの見方をちょっと変えるだけで、子どもは生き生き、お母さんも子育てが楽しくなるんだよ、というのがだいたいの中身で、とってもよかったと思う。
最後にある、「子育てに大事な五つの鉄則-イラストによるまとめ」がとってもよかった。
1.大人と子どもは違う:大人の目的は結果、子どもの目的は過程
2.子どもの動きをよく見よう:なんでそうするの?何に困っているの?
3.子どもは見ている
4.不言実行:一つのことだけ伝える、ゆっくり見せる
5.熟成:やり始めは下手。熟成したとき、はじめて次のステップへ進もうという意欲が湧く。
家庭で作れる教具もいろいろ載っていて、文庫版でお手軽だし、買って手元においておきたいなーと思った。
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人間であれば、一生を通じてなにかに夢中になって集中する時期がある。
それは能力獲得のために必要なことで、とくに成長期にある子供の場合にはその集中するものが、次から次へと連続して訪れるし、そのどれもが重要になってくる。
大人からみてとるにたらない単純なひとつの作業にくりかえしくりかえし集中し、確実に自分の能力としてとりこんでいる。
だが、そうした集中の時期の重要性を知らず、親が好ましくない行動として抑え込んでしまうことは、その能力を獲得したい子供にとっては、苦痛以外のなにものでもなく、せっかくの能力獲得の時期を奪ってしまうことになるのだということを知った。
これまでの育児のなかで、お行儀が悪いからなどのしつけの観点から抑え込んできたことがどれだけあったことか。
子供は十分に経験して納得すれば、次のステップに進むことで、自然とその好ましくはみえない行動をしなくなってしまうのだということを親が知っていれば、「どうしてうちの子は、こうなのかしら・・・」と悩むこともなくなってくるだろう。
子供が6歳を迎えてこの本を読む私としては、もっと早くに出会っていればよかったと思う内容だった。
これまでいかに子供の抵抗にあってバトルをし、そして、どれだけ力づくで行動を抑え込んでしまったことか・・・を考えると、せめて今後は、よく子供を観察しながら、納得いくまでやらせるという姿勢をとりたいと考えるようになりました。
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モンテッソーリ教育とはどんなものか、というのが簡単に理解できる本。
子どもを育てるうえで、あたりまえだけどつい忘れてしまいがちなこと、とは何でしょうか。
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ふむふむ、ちょっと古い本だけれど、モンテッソーリについてちょっとだけ知識がついたような気がする。
専門書もななめよみしてみたいけれど。
ちょっと、わかりにくい書き方のところもあった気がする。
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大人の都合でつい遊んでいる体温計やペンなどを取り上げてしまうけれど、なぜその作業に夢中になるのか、子どもをよく観察することが大事。子どもが自分でしようとすることを手伝うようにする。
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教具やおもちゃなどは
取り入れていないけれども、
子どもに対する態度や考え方
という面では、
モンテッソーリ教育の考え方に共感しています。
もちろん、100%ではないけれど。
でもかなりの部分で
「いいな」「わたしもそう思う」という考え方です。
モンテッソーリ教育ってどういうの?
どういう考え方の教育?という方にお勧め。
また、子どもにイライラしたり
叱ってばかりいる自分が悲しかったりする人にも。
何度も読み返したい一冊です。
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八ヶ月の子どもを持つ母親ですが、子どもがまだ小さいうちにこの本を読んで良かったと心から思いました。
モンテッソーリ教育関係の本は初めて読んだのですが、この本をきっかけにもっと勉強したいと思います。
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読むまでは少し抵抗があったけれど、わかりやすくて、シンプル。
手作りおもちゃの提案などもあり、持っていたい一冊。
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http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167717452
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モンテッソーリの教育論を少しだけかじってみたくて読んでみました。
しかし、本書を読むことでは
モンテッソーリ教育というものがスッキリ理解できませんでした。
この本自体がちょっと内容が散漫でまとまりきっていなくて
求めていた内容と違った感じでした。
選択失敗。
ただ、小さいお子さんをもつママにはとってもピッタリくる一冊だと思います!
この本ではモンテッソーリ教育の方針を根底として
「敏感期」というテーマに沿い展開してありました。
モンテッソーリ教育とは過去アメリカで2度のブームを起こしたり、
日本でもこの教育を実施する幼稚園・保育園などがある
一定の評価を受けている教育法です。
ちなみにモンテッソーリとは人名で、この教育法を確立した20世紀初頭のイタリアの女性医学博士マリア・モンテッソーリのことです。
さて、「敏感期」についてですが。
敏感期とは本来は生物学で使用される言葉で、
生物の幼少期に一定のことに対し感受性が特に敏感になる短い時期のことです。
この時期は、将来に必要なことを獲得するために非常に重要な時期であり、そのあることを獲得すると再び鈍感に戻ります。
同じように幼い子供にも敏感期があり、
強烈に環境に対し何かを求めておりしようとする時期があります。
例えば、電車で赤ちゃんがだっこをものすごく嫌がっている。
お母さんがどれだけなだめてもむずかっていてどうしようもない。
あきらめて床に赤ちゃんを置くと、立ち上がって、揺れに体を同調させ始め
とっても満足そうな様子になった。
このとき、赤ちゃんは電車の揺れに合わせるという行為を獲得するための
非常に重要な時期を迎えており、揺れに対し敏感になっていたのだ。
こういったことが敏感期なのです。
極論を言えば、「敏感期」が時期が子供に存在することを知っているかで
子育てが楽しいかつまらないかまでを決定すると述べていました。
この本では、こういった敏感期について具体例を展開しつつ
様々な敏感期について説明がなされています。
子供を育てていくうえで、ゆっくりその子を観察し、「want」を汲み、
それを手助けするというスタイルで育てていくこと。
それが大事なのかなぁと感じた一冊でした。
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モンテッソーリの考え方を理解するための入門書。
たくさんの例が出ていて、わかりやすい。
家でもできる手作り教材の章は、とても参考になりました。