紙の本
沖縄の光と影
2022/05/01 17:47
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
明るく開放感のあるイメージの沖縄と、アメリカンナイズされた感覚と、余所者を真に受け入れない古い感覚、そういった沖縄のさまざまな面が描かれ、そんな人たちに振り回されながらも一生懸命向き合おうとするヒロちゃんの姿が清々しく痛々しく描かれています。
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・沖縄のホテルを部隊にした連作。「シンデレラ・ティース」とリンクしているので、セットで読むとお得かもしれません。・見事でしたー。ほのぼのした雰囲気がとても好きです。オーナー代理がかっこよかった…。・。「越境者」がぐっときました。あと方言がとても良い。沖縄いきたい。
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夏休みのアルバイトに沖縄の安ホテルにバイトをしにきた主人公が、さまざまな宿泊客のまわりで起こる事件や謎を解いていく短編集。鳥井と坂木シリーズの坂木司の作品です。男前な主人公と風変わりなオーナー代理や、個性的なほかの従業員とのやり取りがすごくおもしろいです。まちがいなく沖縄に行きたくなる&沖縄料理が食べたくなります。姉妹作品があるみたいなんで、そっちもぜひ読もうと思います。
この人の文章は、さわやかですごく読みやすいので好きです。
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主人公の女子大生は、夏休みの間だけ沖縄のホテル「ホテルジュージー」で住み込みのアルバイトをすることになる。そこでの沖縄の人たち、観光客との話を描いた短編集。この子の正確がまっすぐすぎて、時にはイタイなと思うこともあるけれど、「正しいことが時に正しいとは限らなくても、でも正しいことは救われることを信じたい」のような言葉にははっとさせられました。(2007/11/18読了)
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楽しいだけじゃない沖縄のカオが見れて、勉強になりましたー。
私もタクシー・遺跡・駐車場集合には気をつけなくっちゃ!
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2007.11.20。姉妹作にあたる「シンデレラ・ティース」はいまいちだったので、どうしようかなーと迷いつつ読んだらこっちは結構面白かったです。ただ後半はちょっと主人公の私がやらなきゃ!精神が鼻につきました。まぁ、オーナー代理が諭してくれましたが。私はヒデさんみたいなちょっと黒い堅実なキャラ好きです。やりすぎなところもあったけど、現実的な考え方は決して間違ってない。
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ようやく読み終えました。11月から読んでいて、読書に急ブレーキがかかったので、この本もほぼ1カ月以上手にしていたことになります。
決して合わない作品ではないのですけど、読書する側とのタイミングの問題でしょうか?読み進めなくなると、なんだか、よかった作品もそれほどでなくなると言うことで、ますます、ペースダウンでした。
この本は、もう1冊の「シンデレラティース」という叶咲子が夏休みに歯医者でアルバイトしていた話と対をなします。その話で咲子の友達である柿生浩美が沖縄のホテルでアルバイトしていてお互いに連絡を取っていましたが、その沖縄のホテルの話です。
この主人公も思い入れできるタイプでしたが、ちょっと極端すぎるかな。シンデレラティーンズで想像された大人の出来るヒロのイメージから言うと、どうも、固すぎると言う感じです。その成長を見る本と言えばそうかもしれないけど、短編で読むと少しパターンがくどくって。それに、どうも読書タイミングが悪かったですねえ。私も人間ですから(笑)、その時その時で合う合わないがあるのでしょう。
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あまりにも頑なすぎる主人公に最初は感情移入が難しかったんですが、主人公の心がほぐれていくにしたがって少しずつ物語に入っていけるようになりました。「越境者」は秀逸なんですが、結局は「青空の卵」路線なわけで、もうちょっとバリエーションが欲しいと思いました。
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『シンデレラティース』と対になる作品。読みやすい語り口の中に、上辺だけでは判らない人間関係とか、結構重い話が詰まっていて考えさせられる話でした。
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前々から何かと気になる坂木さんです。
「シンデレラティース」と対になる本と作者自身もおっしゃってましたが、まったく、節目節目にサキちゃんが現れ出でて・・・あちらを先に読んだからいいようなものの読んでない人は気になるんじゃないかな?
沖縄のお料理とかそそられました。
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昨年から目を付けていた1冊。やっと読めたー。思ったより、軽い読み物という感じ。でも、キャラクタ達がさらっと喋るセリフにぐっとくるものがあったり、はたまたくすっと笑えるシーンもあり。飽きないなー。続編も読みたいです。オーナー代理が気になります。
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2008.01.23. 嫌いな感じだ。面白くないことはないんだけど、主人公の正義感や1人ツッコミがやたら鼻についた。もちろん正義感は立派でピカピカで、正しいことこの上ないんだけど、こんなんじゃ疲れるよ。「!」がつきまくる他者や自分への多すぎるツッコミもね、わからないこともないんだけど、おもしろくないし。沖縄料理の描写はうまくて、おいしそうでした。
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「青空の卵」シリーズの坂木司さん著作。
「青空・・・」よりはテンポよく
大家族の長女というひろちゃんの奮闘振りがよく描かれている。
ポークはじめ、オキナワのお料理がたくさんでてきて
初めてのものを食べると下しちゃうという私にはオキナワ旅行は無理そう。。。と思ってしまった
クメばあとセンばあが台風の中おそろいの水玉(だったけ?)のカッパ着てるところ、見てみたい
話としては正義感の強いひろちゃんが個性的なお客様相手に孤軍奮闘しながら一つずつ乗り越え、成長する姿を描いていて、ライトな感覚で読めて楽しかったです
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小説としては好きですね〜、軽くって読みやすくて心に残らない感じが。説教くさくて、おせっかいで、ダメな女。実際に居たら本当嫌いになると思います。
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相変わらずごはんの描写が美味しそぅvv
一気に読んじゃいました!
『シンデレラ・ティース』と対を成す話で、メールのやり取りなんかがリンクしていました。
この話単品だったら、う〜ん(-”-)な感じなんだけど、『シンデレラ・ティース』とリンクさせて読むとすごく面白かったです。特に最後の、夏休み後に二人がお互いの夏休みの間のことを話すトコ。お互いとも、自分の思っている自分と相手に思われてる自分がすれ違ってるところが、上手いなぁと思いました。