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同じ世代を生きて 水上勉・不破哲三往復書簡 みんなのレビュー

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紙の本

人間の心の奥底からのふれあい

2007/09/23 19:30

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:未来自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 水上勉と不破哲三、一見不思議な取り合わせに見えながら、二人の交友はこれまでにも語られてきた。その二人の往復書簡がこの度発行された。
 読んでいて、人と人との心のふれあいの素晴らしさを感じた。一方は政治家、それも日本共産党の委員長という職責にありながら、不破さんの書簡にはそんな立場を感じさせない人間の温かみが伝わってくる。
 水上さんも、小説の大家という立場から付き合ってはいない。人と人として、お互いを尊重しあう心にあふれている。もっとも、そんなこととは関係なしに心を通わせた人間が先にあり、だからこそお互いのことを思う合う人間関係が築かれたのだろう。

 本書の最後には、水上勉さんの長男で「無言館」館主の窪島誠一郎さんが「地下茎でむすばれる、ということ」という寄稿が載せられている。
 書簡全体を読み通した素晴らしい寄稿で、水上・不破両氏の心の交流の根っこをしっかりと押さえたものになっている。ほとんど同様の感想をもったから、それほど水上・不破両氏の心の交流の深さがそうさせずにはいられないものをもっているのだと思った。

 本書は二人の心の交流を知るだけではなく、水上文学の世界も知ることができる。水上ファンにも必読の書であろう。

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