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芸術人類学、学問として学問然としていないのかなって印象もあるんですが、そこに惹かれてしまいます。芸術人類学…そこにいたいなって思う学問なんです、僕にとって。
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爆笑問題の太田はいろいろな事をよく考えている。たけしとの違いは、極普通の中流家庭で育ったという点だろう。世代も一回り以上下なのだから、今のタレントとしては当然と言えば当然なのだが、そこに決定的な何かが欠けている(ものにできていない)ような気がする。たけしも純粋な面は持ち合わせているのだが、そこには一度荒波に揉まれた強さも感じられる。太田のそれには簡単に壊れてしまう脆さが感じられるのだ。
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さらっと読める中沢新一。とっつきやすいく、新たな視野が得られる。芸術人類学、もっと知りたいと思った。私も自分の世界を一度破壊して、別の補助線を引いた世界を見てみたい。
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TV番組「爆笑問題のニッポンの教養」の内容を書籍化したもの。芸術人類学という、人間の知性(芸術、思想など)に共通したよりよい方法を追求する学問を研究している研究者を取材した本です。登場する研究者と爆笑問題は以前から面識があるようで対談形式に近い形で話が進んできます。(2008.1.28)
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[ 内容 ]
無限の「流動する心」が、私たちの心の奥底で動いている。
魂の住処、多摩丘陵のオレンジ色の研究所で、神話、絵画、地形、音楽などを横断し、「はじまりの知性」を探しもとめる。
[ 目次 ]
プロローグ 芸術人類学研究所へ
第1章 はじまりの芸術にもどって
第2章 芸術をとおして幸福を考える
第3章 縄文地図を片手にアースダイバー
第4章 心の中にある野生の領域
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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知識はかならず身体性をとおさないと本物にならない
世界との接触の通路が非常に貧困になっている。言葉と映像、この二つが中心になっている
エレマンブレザというダウン症の方のアトリエ
頭の回転がシャープじゃなくなってきら心が自由に
人間の心の能力と外形、環境のつながり
人間のこころの動きはリニアではない
直観的なアドリブがあって言葉や理屈が追いかけっこ
努力して無垢に近づこうとする
人間が成長するに従って無垢に近づいていける
テクニックは体にしみ込んだ境地だからこそ捨てられる
偉大な人は表現がどんどん平易になる。若い時は複雑に精緻を極めていたのに
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まずは「芸術人類学?」ってところから入るでしょうね。
まぁ、結局読み終わってもなんでそんな名前?ってことになりますけどこの中沢教授の話は面白かったです
とくに後半のダウンズタウン・プロジェクトやアースダイバーなどは特に興味を受けましたね。
まぁ、帯にもありましたが
「人類の心は10万年以上なにもかわってない」ってことに限りますかね。
芸術人類学はチンプンカンプンでも爆笑と中沢さんの話は面白かったですよ
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現世人類は誕生以来心の構造は変わってないのでは?今は複雑になっただけで原初で既に完成してるのでは?息苦しいときや迷ったら無垢な心に立ち返ったら?というのが今回のテーマ。
文章でも芸術でも若いときは複雑に精緻を極めて構成に拘るんだけど、つまらなくなって、思いつきを断片的に思考するようになって、やがて人に説明するために単純な表現になる、という件が印象に残りました。
あと、特徴のひとつとして「温厚な」ダウン症は、人類の進化かもという件も印象的でした。
「知恵の遥かな頂」ラマ・ケツン・サンボ著、森のバロック(南方熊楠)中沢新一著も読んでみたくなりました。
在学時、チャンスあったのに中沢新一氏の講義受けときゃ良かったと軽く後悔してます。
このシリーズは会話形式で文字も少なく1時間程度で読めるので昼休みに持って来いです。