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紙の本
何に魅入られたのか
2017/02/06 23:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
このラストはキツいなあ。最終的にどうなったかわからないというのが一番怖いから。人が行ってはならない領域、触れてはならない存在は確かにあるのだろう。
電子書籍
怖い。触らぬ神に、祟りなし。
2016/08/20 23:26
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気に読んだ。
どこまでが事実で、どのくらいがフィクションなのかは分からないのだが、
自分は大筋ではまあ事実に近い話なのではないかな、と思いながら読んだので、
興味深かった。
話として残されていないだけで、似たような事案はもしかしたら結構、あるのかもしれない。
この件も、たまたま作家の知り合いが関わったので、話になったが。
人間はやはり、弱いもんなんだなと思った。と同時に、
肝試しに行った中で一人だけマトモさを失わなかった登場人物もいて、
それも印象に残った。
まずは、触らぬ神に祟りなしが教訓。
電子書籍
自分にもあるかも‥という現実感
2016/06/17 13:45
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:coyuri - この投稿者のレビュー一覧を見る
ものすごくこなれた文章というよりは、作者の体験談をそのまま聞いているようなちょっと荒っぽさもある文章です。
それがかえって現実感があり、どこまでがフィクションでどこまでが現実にあったことなのかという怖さがあります。
現実感があることで、自分も似たようなことにうっかり関わることがあるかもしれないという恐怖につながるのだと思います。
この話も、ちょっとした無知や好奇心から広がっていく話です。
気が緩んだり、人から強く誘われたりしたら、自分だってやってしまうかも。
タイトルの意味がわかると、タイトルそのものにぞっとするとともに、意外に身近にも似たようなことがあるのかも‥という不安をかきたてる本です。
紙の本
怖い本
2015/08/14 15:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みとみと - この投稿者のレビュー一覧を見る
「本当に怖かった」「今まで読んだ中で最恐かも」なんていう周囲のススメ(?)もあって手に取った本。
怖くて読み進められないという種類の怖さではない。
むしろ、文章が自分にあっていたためか、あっという間に読み終わってしまった。
ただし、読んでいる間はずーっとなんとも言えない感じがまとわりついていた。
読み終わって思うのは、この世界には「触れてはいけないもの」「侵してはいけない場所」というものが確かにあるのだろうということ。
なのに、そういったものに対して、なんて自分は鈍感なんだろう。昔の人々があたりまえに持っていただろう皮膚感覚というか、畏れという感覚が、少しずつ失われてきているのかも。
だからこそ、この本に書かれる恐怖は身近なものとなる。
鈍感であるがゆえに、気付かぬうちに「触れてはいけないもの」に触れ「侵してはいけない場所」に踏み込んでしまうかもしれない。
そして、その何ものかは「知らなかった」というこちら側の言い訳なんか聞いてはくれない。無知は言い訳にならないのだ。
そんなに怖くはないな~、と思いながら読み進んだのに、読み終えた後に、そんなことをつらつらと考えていたら、急に周りの空気が重くて冷たいものに変わった気がして、部屋の電気を消して寝るのが怖くなってしまった。