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アリスのミドルスクール卒業、そしてアリスの操舵によるアテナとのピクニック。灯里の時に一度あったので、展開は察しはつくものの、その後の予想外の展開に、皆さんビックリすると思いますよ。それから、これまで描かれてきた灯里と猫妖精とのエピソードもラスト。別れのシーンは感動モノでした。
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あまりに私の期待が高くなりすぎたのでしょう。正直微妙でした。
1話目の「クローバー」が良かっただけに、10巻のように良い巻かなぁと思ったんですが、次の「海との結婚」は私の苦手な恋愛がらみの話ですし、「ケット・シー」「休日」も今までの話と比べると微妙です。最後の「黄昏時」ですが、いくら才能があるからってシングル昇格試験と同じ試験内容でいっきにプリマ昇格はないでしょう。灯里達はシングルにするのが早すぎましたが、アリスはシングルにするタイミング逃しちゃったんですかねぇ。
不満ばっかり書きましたが、以下良かった点
「クローバー」
藍華は晃のことを本当に大切に思ってるんですね。こんな風に他人が自分のことを思ってくれたら幸せだろうなぁ。
「黄昏時」
不満も大きかった話ですが、感動も大きかったのも事実です。何より感動したのはP146の笑顔だなぁ。心からお客のことを思って出ているのが伝わってくる。私がアリスが好きなのは、人付き合いが苦手で、周りから少し変人扱いされている所に共感しているからなんですよね。そのアリスが今回、こんなに成長した姿を見て、うれしく思う反面、「置いて行かれた」と思ったのが、こんなにも不満に思う原因かもしれません。
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『真紅の薔薇』の由来
海との結婚
猫妖精(ケット・シー)との最後の出会い
灯里の休日
アリスの卒業と試験
休日の灯里ちゃんがカワイイ。
そしてアリスちゃんの試験をきっかけに最終巻へ向けて物語が大きく動きだしました。
各々のキャラクタが最終巻でどうなっていくか、楽しみです。
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ケット・シーが灯里ちゃんの胸を指差すところのおてての描き方がとっても好きだ……。街の七不思議全制覇できる人間はある種選ばれた人間であろうから、地球出身なのに火星のネオ・ヴェネツィアの不思議を巡れた灯里ちゃんは、この水の街を愛し、街(ケット・シー)に愛された人間なんだろうな。
アリスちゃんのミドルスクール卒業を、会社が待っていたということは、それ以前からとびぬけた操舵の技術を持っていることは誰の目にも明らかだったんだな、と。おもえばアリスちゃんとであった日も、ゴンドラを漕ぐのが上手だという描写がされていたっけ。おめでとうアリスちゃん。