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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
産業医を勤める著者による一冊。タイトルに興味を引かれ読んでみましたが「??」という感じ。論旨が掴めません。私の理解力不足でしょうか。
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職場を去る者たちの様子を産業医という立場からレポートした本。ちょっと息苦しくなる感じです。図書館予約数は4(07/11/19現在)です。
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最近の若者たちの離職率の高さや非正規社員が増えている問題について、構造的に問題があるのではないかと、現場をよく取材して書かれている。
若者の志向と社会の構造がいかにずれているかを浮かびだしている。
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著者が産業医であり、なるほどと思わせる部分も多い。
若者を中心にとりあげてはいるが、そこにとどまらず「世代」という言葉について、深く考えさせられた。今まで、自分も安易に使用してこなかっただろうか。
ステレオタイプに括ることはできないのだが、時代の影響はやはりあるのだろう。「したいこと」「教えること」様々な解釈がある。
自分自身はどうか?ただ思いつめずに、思考を停止することで逃げてきたのかもしれない。
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うーん・・・結局何が言いたいのか・・・文章自体があまり上手でない気もするし・・・最後の医者としての元患者さんへのメッセージだけはとても温かみがあって、きっと患者さんの気持ちをよく考えられるお医者さんなんだろうなと思いました。
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[ 内容 ]
今の若者は焦っている。
そして、「絶望に打ちひしがれた」と言って職場を去っていく。
“就職氷河期組”と呼ばれる、現在25~35歳の彼らは、安定を強く望み、見かけの人生設計に精を出す。
だが、それを実現する実力も経験もない。
そんな現実を直視できず、自分自身にイラつき、自滅していく。
彼らが上司に伝えた建前の退職理由、そして著者にだけ語った本音とは何か。
多くの職場で起きている、深刻な現象を徹底分析した一冊。
[ 目次 ]
第1章 若い人たちの離職理由と「世代」(若い人たちに何が起きている? 離職理由とジェネレーション・ギャップ 「世代」をめぐって)
第2章 バブルに翻弄された世代(ロストジェネレーションといわれて 勝ち負けは、三〇歳前後で決まる? シンプルで堅実さを求める世代)
第3章 働くことと人材育成教育(現代の職場で「育成教育」は可能か? 三〇代の職場で起きていたこと)
第4章 未来を夢想するより、現在の直視を(現代の職場で、何が起きている? 行く先を見失った若い人たち 中堅となってから職業を去ってゆく若い人たち 結詞)
付章 産業医からのメッセージ(完成度の高い、モノに囲まれた社会で ときの運と、事実の痕跡 三四歳の○○さんへ 三一歳の○○さんへ 三二歳の○○さんへ 三〇歳の○○さんへ 三三歳の○○さんへ)
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[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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あとがきにあるとおり、30代前後の労働について書かれているが、最も伝えたいことはどう生きるかという「生」だったと感じた。
前に進めない自分に少し勇気を持たせる一冊。
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● OJTにPDCAをブレンドしたSTDCPAという概念は大変面白い。やってみせ,言って聞かせて,させてみて…+計画→行動の循環。
● 人件費(労働力)削減を中心とした徹底的な合理化の結果,気が付いたら若い人を育てることに時間とエネルギーを費やす余力がなくなるほどスリムになり過ぎた組織が多いのではないか。かかる組織に卒後間もなく就職する若者たちの苦労はいかばかりか。
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この就職氷河期に、若者はなぜ新卒で就職してもすぐに辞めてしまうのだろうか? それをバブル期入社組・団塊ジュニアなどと比較し、世代間の違いから明らかにしようとする。 また世代の意義について一章を割いて説明している。 さらには産業医の立場から、多忙のためにうつになる会社員へのメッセージが贈られている。 さおだけ屋以来、やたらとタイトルが一人歩きするビジネス新書が多い気がするのだが。
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良い意味でタイトルに裏切られた。著者は産業医という事で、評論家よりも頷ける事が多い。特にOJTの評価は、成る程。最後の章は必要か?
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「見せかけの人生設計に精を出す」
この言葉を無視できるはずがありません。
共感できるこの本の中での『若者像』
仕事におけるいろいろな問題は、
若者だけのせいではなく、誰のせいでもないはず。
日本が戦後から必死に成長してきて、ここに行きついたのでしょう。
若者だけが困っているわけではない、会社の上の方の人たちも、
困っているんだということがちょっとわかってよかった。
自分の考えを変え、自分が周りを変えていく。
そんなエネルギーを持ち続けたいと思わせてくれる本です。
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「勝手に絶望する若者たち」4
著者 荒井千暁
出版 幻冬舎新書
p124より引用
“やや離れたところから成果主義を眺めてみれば、
社会主義や共産主義とにていることに気づく。
設計図があり、
それを成就すればすべてがうまくいくといったビジョンだ。”
産業医である著者による、
就職して直ぐに仕事をやめてしまう若者たちについて、
書かれた一冊。
世代と離職理由についてから、
著者が診察した個人へのメッセージまで、
厳しい時代に生きる若者などを調査して書かれています。
上記の引用は、
成果主義についての著者の意見。
一見いい仕事の評価方法に思われる成果主義ですが、
使い方が悪ければ結局成果は上がらないようです。
世代ごとにそれぞれ苦労はあるかも知れませんが、
別の世代の事を悪く言うよりも、
共に協力して生きて行けるように、
良い話し合いの場があればいいなと思います。
大学生の方たちに限らず今極めて厳しい就職状況のようですが、
体に気をつけて就職活動をして欲しいと思います。
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若者達は今後どうしていくべきか?
→若者が焦るのは、ビジョンが明確でそれに対して最短距離で完遂しようとする思いが先走りしている
チームで働く上で必要な後工程の視点が不足
ひとまず過去のこだわりを捨てて、社会に飛び込んでみる
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≪目次≫
第1章 若い人たちの離職理由と「世代」
1、若い人たちに何が起きている?
2、離職理由とジェネレーションギャップ
3、「世代」をめぐって
第2章 バブルに翻弄された世代
1、ロスとジェネレーションといわれて
2、勝ち負けは、三十歳前後で決まる?
3、シンプルで堅実さを求める世代
第3章 働くことと人材育成教育
1、現代の職場で「育成教育」は可能か?
2、30代の職場で起きていたこと
第4章 未来を無想するより、現代の直視を
1、現代の職場で、何が起きている?
2、行く先を見失った若い人たち
3、中堅になってから職場を去っていく若い人たち
4、結詞
付章 産業医からのメッセージ
≪内容≫
ちょっと読むのがかったるかった。言いたいことは分かる気がするが、結論は
やはり上の世代からの発言のように見えた。若い世代の本当の意見に歩み寄れて
いないというか…
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キラキラ輝いている人と、自分を見いだせないままでいる人との差があまりに歴然としています。学歴の高低とは一切関係なく、正規雇用歴の有無とも関係しないようです。両群の差がどこで付くかと言えば、打ち砕かれたのちに立ちあがったという経験の違いではないでしょうか。
自分のやりたいことは何となくわかるようでいて、実はやってみるまで分からないと言うのが自然だろう。
人より秀でていると自分も他人も思っていることが三つあったとします。しかしそれを同時に育てることは難しいはずです。生業であっても趣味であっても、そのうちのどれか一つを選択して生活の中に取りこんでいる。それが精いっぱいなのです。取りこめていれば、まだましなのかもしれません。
若いうちからやりたいこと規定してしまうこと程つまらなく、またもったいないことはないのではないでしょうか。やりたいと思っていることを大切に温め、それに近づいていくような生き方をしながら、徐々に絞り込んでゆけばよいのだろうと私は思います。
「必要とされていることの中から、興味が持てるものを探しなさい」