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みんなのレビュー617件

みんなの評価3.7

評価内訳

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紙の本

わたしにはさっぱり分からない。

2007/12/27 17:24

16人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:仙道秀雄 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書の主人公の男女に特徴的なことは、反省する心が欠如し、同じことだが、精神の働きが皆無で、欲望と情動(怒りや悲しみ)だけで、つまり人の顔をした動物として生きていることである。精神の働きのないひとの欲望充足行動には当然のことながら反省がない。迷いもない。情動がいくら激しくても底が浅く、本人自身ですらすぐに忘れる。

もしも身近にこうした人たちがいると、たぶん印象が薄い人だなぁ、挨拶だけの関係だなぁ、という会話の進まない関係となるだろう。そういう人が異常な性行動をとり、ごく普通になんということもなく人を殺す。

もしもこうした人物を描くとしたら、このような人物が現れざるをえない現代日本の社会の構造的な退廃が描かれなければならないはずだ。そうであれば、酷薄な人物像が社会批判に先鋭さを生むことになったかもしれない。しかし、本書にそのような視点は皆無である。

登場人物が魅力的でない、作者に批評性もない、なのに、どうして多くの人が「本書の迫力に圧倒された」、「何度も読み返した」、など、あたかも本作品が優れたものであるかのような書評を書き、日経新聞では北上次郎という文芸批評家が「禁じられた恋がかくて鮮やかに、我々の前に現出する。(作者)桜庭一樹が大きく見える一冊だ。装画も造本も帯の惹句も、すべてが素晴らしい。」とほざき最高評価五ツ星(これを読まなくて損をする)の献上する。

 わたしにはさっぱり分からない。

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