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チェンジメーカー、片仮名にしてしまうとなんだかありきたりだが、この人は社会起業家として自身の仕事をしているだけでなく、社会に次世代への「航路」をつくっている。
人としてどういう風に生きるべきか。
今の若者はこんなに自由な世の中になったにもかかわらず、生き方は不自由だ。社会の実体ないシステムに飼い殺されている。
無関心のくせに依存する、そんな生き方で本当に感動や幸せは掴めるのか。
私達の身の回りは問題だらけで、もはや公共機関には限界が来ている。
全てのセクターが融合し、市民主体で行動する社会の時代は確実に日本にも来つつある。若者から行動を起こさなければ、大切なものはグローバル資本主義にどんどん埋もれていくだろうと思う。
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若い!起業家の方の本。
病児保育という分野に興味を持って読みました。
NPOと地域社会(行政)の関係など、ストーリー形式で知らない事がたくさんありました。
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タイトルの通り、社会起業家である駒崎さんの自伝的著作。
駒崎さんはフローレンスというNPOを立ち上げ、病児保育の問題解決に携わっています。
学生時代にITベンチャーの社長を務めたこと。
自分の目指す方向性、価値観について考え、葛藤したこと。
「社会の役に立ちたい」という自分自身の価値観の底にたどり着いたこと。
病児保育という問題への気づき。
仲間を見つけ、問題解決の仕組みを考える。
がむしゃらに取り組み、失敗したこと。
それでも諦めず、挑戦したこと。
そうしてやっと問題が注目され、解決の仕組みが徐々に広がっていること。
すごい!熱い!
かっこいいです。
行動し続ける駒崎さんの姿は本当にすごい。そこは見習うべきところだと思うけど、それよりも先に大切なのは、自分の価値観の底を突き止める、っていう作業。
自分が好きなことは何なのか、自分が本当にやりたいことはなんなのか。
駒崎さん自身も壁に突き当たるたびにそこに立ち返って、自分の軸を確かめて、それでまた行動していく。
僕も考えてみよう。
ノート一冊持って、一晩自分と向き合おう。
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社会を変えるって、すでにできあがっちゃってるものを変えるって、簡単なことではない。
でも、社会は一人一人の人で成り立っている。
社会の有り様のために困っている人がいるのなら、社会が少しずつ変化していくのは、自然な社会のあり方なのだろう。
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お金を稼ぐ+社会貢献
お金を稼ぐことが目的となってしまったビジネスマンは多々存在する。
私は少なくともそうはなりたくない。
かと言いつつ、ボランティアでは食っていけないし、
大きなNPO団体に入るのもやだ。
リーダーになりたいから。
だったら社会企業家になるしかない。
今、ざっくり思っている自分の考えを実践し、
成功させている人の自伝的な本です。
ソーシャルビジネスが日本社会を
更には、日本人がソーシャルビジネスで世界を変える
そんな日が来るのを待ちつつ、
更にはそれを仕掛けられる人間になりたいと思う私には大変興味深い本でした。
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学生向きの編集になっている(?)
適度に軽い文体。
これからは、仕事に就くのではなく仕事を作るという時代になっていくのかもしれない。
内沼晋太郎の「本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本」に通じるものを感じる。
大学生に読んでほしい本。
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勉強になった!!!
慶応通いながらITベンチャーとか凄すぎで、
しかもさらに稼ぎよりも自分の心に正直に生きている人
”あなたが見たいと思う変革に、あなた自身がなりなさい”
マハトマ・ガンジー
この言葉を忘れないでいたい
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読者の方からのコメントが寄せられているのでご紹介します。
▼人生において明確な答えが出せない疑問の一つである、「なぜ自分は仕事をしているのか」ということを再考させられた。そして、わくわくしながら夢を持っていた幼いころの感覚を思い出すような、「自分が変わる」1冊だと感じた。(33歳 男性)
▼人と違うことをやることの恐れ、挑戦をしようとしない。駒崎さんはたくさんのすばらしい人に出会えていますが、それは駒崎さんが常に自分のやりたいことにコミットし、挑戦し続けたからこそなんですね。世の中腐ってる、ではなく、自分が動くことが大切だと確信しました。自分のような社会人もですが、ぜひとも、漠然と勉強している学生さんに読んでいただきたいと思います。(32歳 男性)
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軽くて読みやすい。
闇の部分はそこまで感じられなかった。
しかしNPOがそんなに華やかなものではないことを実感。
駒崎さんのように能力のある人が刺激を受けると思う。
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「社会起業家」とは耳慣れない言葉だが、こういうビジネスもあるのかと気付かせてくれる一冊。
波乱万丈のストーリーは読んでいて面白いし、文体も読みやすい。
また、社会問題、起業、生き方等について考えるタネを与えてくれるという点では、良書かと。
著者は留学、学生起業、ITベンチャー経営者と所謂「凄い経歴」の持ち主だが、「普通の」人だってアクションを起こせば、きっと自分も周りも変えることができるはず。
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去年の春、この本を買って読もう読もうと思いながらも
読まずにいた。
それがふと、目についたので読んでみた。
私は子供を持ち、仕事をしながら働くという立場から読んだ。
病児保育や保育園の制度など、
調べれば調べるほど憂鬱になる現状だったので、
この本を読んで励まされる。
そして一方で、
選挙が近いからよけい、ということもあるけれど
社会を変えるのは、選挙に出ている誰か、ではなくて
この社会で暮らす人一人一人の意識や行動だということが
頭でわかっているだけでなくて具体的な例によって
もう少し明確になったとおもう。
読み物としては、
著者は同じ年の東京育ち。
地下鉄サリン事件や、そのほかにもいろいろな昔の大きな事件や事故を
同じ時に体験しているのでなんだか親近感がわく。
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印象に残ったページを記録しとこ。
P.85~P.86
■おばちゃんからキレられる日々と「コップのなかの嵐」
病児保育事業を始めたい。
僕たちがまず行ったのは、事業の構想を関係者に話して助言や協力を仰ぐことだった。
(略)
おばちゃんたちは露骨に嫌な顔をする。
「あんた、私が三十年保育園長をやってて、それでもできないことを、
なんであんたができるのよ」
(略)
この国では何か新しいことをやろうとすること自体が罪とみなされる。
たとえそれが社会のためになろうとも。
(略)
「コップの中の嵐」という言葉がある。限られた人たちの限られた世界の
中だけの議論や動きのことだ。限られた人間だけしか入れないから、一般大衆にとっては他人事になってしまうのだ。
(略)
同じ価値観の人間が集うばかりで自分たちと違うアイデアを許容しないから、新しい動きも起こらない。
................
ほか、共感できる点多し。
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病児保育に取り組むNPO法人「フローレンス」の駒崎さんの本。
同じく社会企業家の元マイクロソフトのジョン・ウッドさんの「マイクロソフトでは出会えなかった天職」が充分に仕事の経験を積んだ上で、さらなる充足を求めた転身ならば
こちらは、まだ社会経験も少ない学生でありながら、社会の欺瞞にたいする憤りや、熱情や、焦りや、そんな目一杯の若々しさの中、何かを求めて道を進んでいきます。
この若々しさに感動しました。
そして著者は最後に「溺れる赤ん坊のメタファー」にたどり着きます。
それはこんな話です。
あなたは旅人だ。旅の途中、川に通りかかると、赤ん坊が溺れているのを発見する。あなたは急いで川に飛び込み、必死の思いで赤ん坊を助け出し、岸に戻る。
安心して後ろを振り返ると、なんと、赤ん坊がもう一人、川で溺れている。急いでその赤ん坊も助け出すと、さらに川の向こうで赤ん坊が溺れている。
そのうちあなたは、目の前で溺れている赤ん坊を助けることに忙しくなり、実は川の上流で、一人の男が赤ん坊を次々と川に投げ込んでいることには、まったく気づかない。
この寓話から筆者は病児保育を生み出す、「構造」に思い至り、ワークライフバランスのさまざまな問題を解決すべくあらたな提言活動を始めます。
これからまだまだ発展しそうな著者から目が離せません。
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心が揺さぶらるフレーズが沢山。
「人生で一度もリスクをとったことがないやつが、たまたま大企業にいて、たまたま金を出せる、しかも自分の金じゃない金を出せるってだけで、偉そうに言うな!」
とかね
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駒崎さんの話を直接聞いたことがあるだけに身近に感じることができた。
NPOの日本での現状や、これから経験しそうな心の葛藤など参考になった。
これからどうなっていくのか見守っていきたい。